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尼信博物館と世界の貯金箱

2005年12月10日 09時54分49秒 | 独り言・社会・ニュース

昨日は、尼崎信用金庫の博物館に行ってきました。
このあたりは、尼崎とは思われない寺町界隈で、歴史を感じるところです。


12月24日まで、当博物館で「第72回尼崎美術協会展」が開催されています。
尼崎市の美術関係の指導者が一同に会しての展覧会で、絵画、工芸部門からの出展がされています。

同博物館には、常設の展示もあり、展示物は尼崎藩主の松平(桜井)家ゆかりの尼崎指定文化財である歴史的に貴重な資料を多く展示されていました。

尼崎藩は、1617年に戸田氏鉄が五万石の大名として入り、尼崎城を築城して、後は遠州掛川から青山氏が入城したが信濃飯山に転封、又1711年に同じく遠州掛川から桜井氏が4万石で入り、その後七代に亘り襲封され、明治維新を向かえます。

桜井氏は、松平姓を名乗る譜代大名で、大阪の西を守る要所として、又京都と西国を中継する港湾都市として栄えました。

尼崎城の模型

展示資料は、当時の鎧、刀、鉄砲、や図面、巻物、藩札等があり、現在の工業都市の面影はなく、のどかな港湾都市で、海の近くのお城を想像することが出来ます。

又、その近くに世界の貯金箱博物館もあり、よくこれだけ集められたものと感心してしまいます。 日本は勿論、欧米、中近東、アジアの世界60カ国の古今東西の貯金箱が約11000個収蔵されています。

数の多さに圧倒されると同時に、懐かしい昔のものや、遊び心を起こさせるような絶品もあり、ここは是非、必見です。



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