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開幕、対G 3連戦を振り返って

2014年03月30日 20時58分38秒 | 野球・タイガース

巨人のすさましい勢いに圧倒された3連戦でした。
成績は1勝2敗でしたが、すべて於いて、巨人が1枚も2枚も上手であるのを目のあたりにしました。

この3連戦、正直 1勝でもして欲しいと思っていたので、その思いは達成したのですが、内容は3連敗に匹敵するものでした。

 

第1戦は、能見の出来がすべてでした。

開幕の重圧なのか、緊張感から、能見ののびのびした投球が見られませんでした。
考えすぎ過ぎかも知れませんが、3回に4点を先制したのが、能見を余計に勝たなくてはという思いを強くして、投球に余裕がなくなったのではないでしょうか?

あの4点が1点か2点の方が、良い意味において緊張感が出てきたのかも知れません。
その方が、余計な気持ちがなく、守りに入りにくかったのでは・・・・もちろん1点でも2点でも守りに入れば別ですが・・・・

初回から、四球が多く、コントロールに苦しんでいたようです。
2死からの失点が多く、気持ちのコントロールもうまく出来なかったようです。

あたっている大和にバンドをさせたり、エースに任せたと言いながら、なぜ4回の途中で能見を替えたのか、理解に苦しむ采配は、選手の不信感を得るだけです。

 

2戦目は、相手がこけて勝たせてもらったようなものです。

負けていたのを、マートンのホームランで同点になり、あとは、西岡の一ゴロを阿部がミスしてもらったものです。
大和の攻守にわたる活躍が、この試合の勝ちを、ミスで勝ったという思い以上に、より大きな勝ちを得たようです。

 

第3戦には、巨人の、というより原監督のすごく勝利に対する執念を感じました。

オーダーをコロッと変え、昨日4タコの坂本を7番に下げ、長野を1番に据えました。
ミスした阿部の打順を下げ、アンダーソン、ロペスをあげました。

坂本は、下げられても腐るような選手ではない、そして活躍した外人を優遇することで、やる気を引き出したと考えられます。
このようなことが、和田監督は出来るでしょうか?

  
 当初は、首から地面にたたきつけられたと思い、これは大変なことになったと思ったのですが・・・    今は意識もあるようですが、この際、十分完治するまで養生をしてほしいものです。


そして、この試合の勝負は、西岡と福留の衝突で、明暗を分けました。

このアクシデントを、好転させるには、西岡の代わりに守備に入る上本や坂の活躍はもちろん、このような守備の不手際を絶対起こさないように選手一同が肝に銘じて、この悲劇の再来を避け、チーム一丸となるようにまとまることです。
それを導くのが監督初めコーチ陣なのですが・・・・

あの衝突の際、ボールはしっかりと西岡のグローブに収まっており、補給は完全に行われていたのですが・・・・
そうなれば、チエンジとなっており、あの回は、1点だけにすみ、榎田の続投も、試合の展開もどうなっていたのかわかりません。
(読者より指摘があり、一部公認野球規則に沿わない内容となっていましたので、削除させていただきました。 )

4月1日、関西での初戦が、中日を迎えて京セラで、3連戦が行われます。
さて、そこで、どのようなオーダーを組んで中日戦を戦うのでしょうか?
和田監督には、原監督の裁量に劣らぬ、采配ぶりを見せてほしいものです。