一縷の望みが断たれたのが、藤川が浴びたウッズの2ランだったことはあまりにも皮肉な結末でした。
岡田監督は、「打たれたのがお前でよかった」と藤川にいったそうです。
それだけ藤川への信頼が厚かったのでしょう。
涙の別れ(なにかのドラマの一場面?)悲しき胴上げ(別れ?やけくそ?どっち)
(いずれもサンケイスポーツから)
昨日は外出してTVを見ることはできませんでしたが、いいカッコを言わせてみれば、トラの負けざまを見たくなかったということなのです。
済んだことをあれこれと言うのは潔いことではありませんが、前半を快調に飛ばし、誰もが優勝間違いなしと思っていた13ゲーム差をひっくり返されたのは事実であり、このきっかけになったのが8月の広島とヤクルトにそれぞれ3連敗した時であり、確定的になったのが9月の巨人戦3連敗ではないでしょうか。
決定的になったのが9月27日の巨人に負け、つまり下位球団の取りこぼしと当面の敵の巨人に負け越し、後半に7連敗したことです。
その反面、巨人は下位球団に大きく勝ち越したことで、あきらめなかったことが、後半競り勝った勝因となったことです。
技術的云々というより、精神力の差と言われてもしかたがないことです。
それと、巨人は4番バッターを金に物を言わせて取ったと非難されていますが、これが北京後に機能し、フロントの勝利とも言えるのではないでしょうか?
追われる身と追う身の違いといわれますが、では昨年はどうだったのでしょうか?
追いかけるトラが最後に息切れしたのと大きな違いです。
次期監督は、真弓でほぼ決まりのようですが、新監督には1年間を通して戦える集団を作って欲しいと切に祈っています。