【テーマ】「変わる世界と変えてはいけないもの-フクシマの未来を想いながら-」
【日 時】2023年3月11日(土)
15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
会場参加の方は直接会場にお越しください。
オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
Zoomミーティングに参加する
https://us05web.zoom.us/j/85315495734?pwd=Z0VFWHdrT0p4VSswUUQybmhKbVBmZz09
ミーティングID: 853 1549 5734
パスコード: 5cjNJq
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
【特別編世話人】相原博、石井貴幸、大森一三、小野原雅夫、齋藤元紀、杉岡伸也

2022年に政府の原発政策は大きく転換しました。
原発の処理水の海洋放出が原子力規制委員会によって認められ、
年末には岸田政権が、原発の運転期間の延長や建て替えを決定しました。
思い返せば、コロナ禍が私たちの日常生活を変え、ロシアのウクライナ侵攻が国際情勢を変えたさ中の、あまりにも突然の決定だったように感じます。
このように、私たちの世界は大きく変わりつつあります。
しかし、変わる世界にあっても、変えてはいけないもの(たとえば、安全安心な生活や、原発に依存しない地域生活、福島の漁業、原子力政策にかかわる民主主義など)もあるのではないかと思います。
もちろん、中期的には、2011年の福島原発事故が、私たちの日常を決定的に変えてしまい、
以前とは異なる日常を、私たちはこの10年間に生き続けてきたとも言えます。
さらに、長期的に見れば、20世紀以降、科学技術が発展し、人類が自然を作り変えてきたことも事実であり、
その典型が、人工的な核分裂によってエネルギーを取り出す原子力発電と言えるでしょう。
中期的にも長期的にも、私たちの世界は変わってしまった、あるいは私たちが世界を変えてきたのです。
ですが、この場合でも、変えてはいけないものがあったのではないでしょうか。
以上のように、今回の特別編では、
フクシマ(福島原発事故で被災し苦悩し、影響を受けたすべての人々、すべての存在)の未来を想いながら、
今私たちが守るべきもの、変えてはいけないものを確認する機会としてみたいと思います。
「てつがくカフェ@ふくしま」は、
日常の中にある「当たり前」なことを掘り下げて、
みんなが自由に発言しながら考えを深めていく対話型のイベントです。
発言を強要することもありませんので、
他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えているだけでもかまいません。
当日集まった参加者の皆様と一緒に
じっくりと「変わる世界と変えてはいけないもの」について考えていきたいと思います。
なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、
【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、
マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。
第八波なのかまた感染者が増えてきているようです。
当日ぎりぎりの判断で全面 Zoom 開催に変更することもありえますので、
当日お出かけ前にこのブログで開催方法変更が告知されていないかお確かめの上ご来場ください。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、
上記の「Zoomミーティングに参加する」の下のURLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。
「てつがくカフェ@ふくしま」は
誰でも気軽に対等に、安心して何でも話し合える場です。
初めての方でもお気軽にご参加ください。