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てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

てつがくカフェ@ふくしま3.11特別編2023「変わる世界と変えてはいけないもの-フクシマの未来を想いながら-」

2023年02月20日 14時48分56秒 | 開催予定
てつがくカフェ@ふくしま2023.3.11.
【テーマ】「変わる世界と変えてはいけないもの-フクシマの未来を想いながら-」
【日 時】2023年3月11日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
        https://us05web.zoom.us/j/85315495734?pwd=Z0VFWHdrT0p4VSswUUQybmhKbVBmZz09
        ミーティングID: 853 1549 5734
        パスコード: 5cjNJq

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp

【特別編世話人】相原博、石井貴幸、大森一三、小野原雅夫、齋藤元紀、杉岡伸也




2022年に政府の原発政策は大きく転換しました。

原発の処理水の海洋放出が原子力規制委員会によって認められ、

年末には岸田政権が、原発の運転期間の延長や建て替えを決定しました。

思い返せば、コロナ禍が私たちの日常生活を変え、ロシアのウクライナ侵攻が国際情勢を変えたさ中の、あまりにも突然の決定だったように感じます。

このように、私たちの世界は大きく変わりつつあります。

しかし、変わる世界にあっても、変えてはいけないもの(たとえば、安全安心な生活や、原発に依存しない地域生活、福島の漁業、原子力政策にかかわる民主主義など)もあるのではないかと思います。

もちろん、中期的には、2011年の福島原発事故が、私たちの日常を決定的に変えてしまい、

以前とは異なる日常を、私たちはこの10年間に生き続けてきたとも言えます。

さらに、長期的に見れば、20世紀以降、科学技術が発展し、人類が自然を作り変えてきたことも事実であり、

その典型が、人工的な核分裂によってエネルギーを取り出す原子力発電と言えるでしょう。

中期的にも長期的にも、私たちの世界は変わってしまった、あるいは私たちが世界を変えてきたのです。

ですが、この場合でも、変えてはいけないものがあったのではないでしょうか。

以上のように、今回の特別編では、

フクシマ(福島原発事故で被災し苦悩し、影響を受けたすべての人々、すべての存在)の未来を想いながら、

今私たちが守るべきもの、変えてはいけないものを確認する機会としてみたいと思います。




「てつがくカフェ@ふくしま」は、

日常の中にある「当たり前」なことを掘り下げて、

みんなが自由に発言しながら考えを深めていく対話型のイベントです。

発言を強要することもありませんので、

他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えているだけでもかまいません。

当日集まった参加者の皆様と一緒に

じっくりと「変わる世界と変えてはいけないもの」について考えていきたいと思います。



なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

第八波なのかまた感染者が増えてきているようです。

当日ぎりぎりの判断で全面 Zoom 開催に変更することもありえますので、

当日お出かけ前にこのブログで開催方法変更が告知されていないかお確かめの上ご来場ください。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」の下のURLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。



「てつがくカフェ@ふくしま」は

誰でも気軽に対等に、安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2023.2.18.「        」

2023年02月03日 15時00分56秒 | 開催予定
2月のてつがくカフェは去年と同様にテーマを決めずに開催します。
何について話し合うかも、当日の参加者同士で話し合って決定します。

てつがくカフェ@ふくしま2023.2.18.
【テーマ】「        」
【日 時】2023年2月18日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
        https://us05web.zoom.us/j/85273192519?pwd=YlU5ZkwzcGovc0J3akhrb21oaG81Zz09

        ミーティングID: 852 7319 2519
        パスコード: X3z2PF

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp





今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加をご希望の方は、お申し込みは不要となりますので、直接会場にお越しください。

また【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)

の記事をお読みいただき、マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただければ幸いです。

まだまだ予断を許さない状況ですので、

当日ぎりぎりの判断で全面 Zoom 開催に変更することもありえますので、

当日お出かけ前にこのブログで開催方法変更が告知されていないかお確かめの上ご来場ください。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、上記のURLからご参加ください。



さて、前述したように2月はテーマを決めずに当日集まった皆様と一緒に考えたいと思います。

最近気になっていること、話したいことなどお持ちより下さい。



テーマをあらかじめ決めている場合、

事前に自分の考えを整理してきたり、本を読んだり

ネットで調べてくることが可能となりますが、

当日テーマを決める場合は、事前にそれらの準備をすることができない代わりに、

協議の上で参加者の話したいテーマ設定にすることができる利点があります。



なお、今回採用されなかったテーマでも、

今後てつがくカフェで取り上げていきたいと考えております。

ユニークなテーマ、日常で気になったこと、

話題になったあの作品について話したいというご意見・ご要望をお持ちの方は是非ご参加ください。



かつて、テーマを何にするか世話人が毎月考えて、

ようやく決まった時には開催まで1週間を切っていたという時代もありましたが、

この2月にやって欲しいテーマを募集する形となってからは

年間のテーマを年度初め(4月)にはスケジュールとともに

ブログで告知できるようになりました。



世話人も問いを立てることに毎回頭を悩ませずに済むようになり、

参加者の皆様も話したいテーマで議論でき、

年間の予定も立てやすくなったかと思います。



皆様のご意見やご要望を反映したテーマで開催する取り組みは

非常に民主的だと思っておりますので、

今後も2月はテーマを決めずに、

話したいテーマを持ち寄る回にしていきたいと考えております。



「てつがくカフェ@ふくしま」は

誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方もお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2023.1.21.「日本人とは何か?」

2023年01月08日 11時24分00秒 | 開催予定
「日本人はみんな親切で正直だ。何をやるにつけ、信用ができる。そのため自然と日本人が好きになった。こんな人たちを作り出している日本という国は、一体どんな国だろう?一度行ってみたいものだと思い始めた」チャールズ・チャップリン

てつがくカフェ@ふくしま2023.1.21.
【テーマ】「日本人とは何か?」
【日 時】2023年1月21日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
        https://us05web.zoom.us/j/87603914629?pwd=U0h2M1NTYVl5aHlSTmZJWnBNZTlRdz09

        ミーティングID: 876 0391 4629
        パスコード: vSa4KA
        
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp






今回も参加者の方からリクエストいただいたテーマとなります。

奇しくもテーマと同じタイトルの本※もございますが、
※山本七平著『日本人とは何か。』PHP文庫、1991年。

その本のことについての話ではなく、

日本人とは誰のことを指しているのか?

私たちのルーツはどこにあるのか?

一体何者なのか?という問いになります。


精選版日本国語大辞典で「日本人」と引くと下記のように解説されております。

1.日本国の人。にっぽんじん。

2. 日本の国籍をもつ人。現行の国籍法では「日本国民」という。
  ※国籍法(明治三二年)(1899)一条「子は出生の時其父が日本人なるときは日本人とす」

3.アジア系黄色人種(モンゴロイド)の一つ。皮膚は黄色。毛髪は黒色の直毛。目には蒙古皺があるものが多く、虹彩の色は黒褐色。幼児には蒙古斑(児斑)がある。言語は、多くの方言を持つが単一で、日本語。日本の土地での人間の居住は数十万年前にさかのぼると考えられている(明石原人)が、石器時代人骨の研究から縄文人はいまの日本人につながる要素を持っているとする。日本人の構成には、北方、南方の要素がみられ、広く東洋各地からの渡来混合が考えられる。人類学的に、アイヌ説、コロポックル説などの先住民族説があったが、最近では石器時代から継続するとの説が強い。



上記の通り、大和民族やアイヌ民族、琉球民族といった

日本列島に居住する民族を血統に持つ人や

日本国の国籍(日本国籍)を持つ人といった

定義や分類がされております。


2022年2月に総務省統計局が発表した人口推計のデータでは

1億2283万4275人の方が日本に住む日本人であり、

また日本国外に居住する日本人(日本国籍)の方の数は、

2021年の調査では135万7724人と記載されております。



言語、宗教、身体的特徴、民族の形成、系統、認識、歴史など

あらゆる角度から語れるテーマだと思いますので、

ご興味のある方はぜひご参加いただければ幸いです。



「てつがくカフェ@ふくしま」とは、

日常の中にある「当たり前」なことを掘り下げて、

みんなが自由に発言しながら考えを深めていく対話型のイベントです。

発言を強要することもありませんので、

他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えるといった参加の仕方もあります。

当日集まった参加者の皆様と一緒に

じっくりと「日本人」について考えていきたいと思います。



なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

第八波なのかまた感染者が増えてきているようです。

当日ぎりぎりの判断で全面 Zoom 開催に変更することもありえますので、

当日お出かけ前にこのブログで開催方法変更が告知されていないかお確かめの上ご来場ください。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」の下のURLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。



「てつがくカフェ@ふくしま」は

国籍が日本の方でも外国の方でも

誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.12.17.「人に迷惑をかけてはいけないのか?」

2022年12月08日 11時24分30秒 | 開催予定
「心の安らぎを得ている者は、自分自身に対しても他人にも迷惑をかけない」エピクロス

てつがくカフェ@ふくしま2022.12.17.
【テーマ】「人に迷惑をかけてはいけないのか?」
【日 時】2022年12月17日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
https://us05web.zoom.us/j/87544232056?pwd=VUs5MklQNjh0bmhSK21PemtxYlUxUT09

        ミーティングID: 875 4423 2056
        パスコード: rDC5n7
        
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp






今回も参加者の方からリクエストいただいたテーマとなります。


11月のてつがくカフェ「反省と謝罪はできるのか?」と似たテーマではありますが、

違うカテゴリー(ジャンル)に属していると思います。



「迷惑」を辞書で引くと、下記の二つの解説が記載されております。

1.ある行為がもとで、他の人が不利益を受けたり、不快を感じたりすること。また、そのさま。「人に―をかける」「―な話」「一人のために全員が―する」

2.どうしてよいか迷うこと。とまどうこと。

また、「迷惑」の類語辞典には四つの意義素(それぞれの言語単位に一定して結びついている意義)がありました。

(1)心配を引き起こす困難/はた迷惑、難儀さ、煩わしさ、厄介、面倒臭さ

(2)面倒な努力/お手数、不都合、ご迷惑、妨害、波瀾、もめ事、いざこざ

(3)苛立ち、または不快感を引き起こすさま/苛立たしい、いまいましい、うざったい、五月蠅い、うるさい、小にくらしい、焦れったい、辛気臭い、胸糞が悪い

(4)不便で不快なこと/不都合、不自由さ、さし支え、支障、不自由、差しさわり、不都合さ、不便



生きていれば誰かに迷惑をかけられた経験はあるかと思います。

ここで自身の体験を語らせていただきます。

昔、映画館に行った際に、チケットに書かれた席を探していると

自分の座席に二人組の男性が座っていたことがありました。

チケットをもう一度確認してから、声をかけ自分の座席であることを伝えると、

その二人組は席を離れ、別の席に座られました。

数分後、今度は男女三人が二人組の男性に近づき、

その席は自分たちの席であることを伝えると、

二人組はまたも別の席に移動していきました。

その後も映画が始まるまでの間、その二人組は自分の見た限り、

都合、三度席を移動されていました。

映画館はチケットごとに座席が割り振られている「完全座席指定」であるため、

指定席なのに違う席に座って

余計ないざこざを引き起こすこの二人組の男性を

自分は「迷惑」だと思った次第です。



他にも、交差点に進入した救急車の前を横切る高齢者の自転車に遭遇したこともありました。

救急車が交差点の真ん中でサイレンを鳴らしながら停止して、

自転車が通り過ぎるの待つ光景を「迷惑」だと思う一方で、異様にも感じました。



マンションの出入り口に車を駐車する。

電車の中で荷物を広げて座席を占領する。電車内で携帯電話で話し始める。

分別なしにゴミを捨てる、指定時間外にゴミ出しをする、回収できないものを出すなど

これらの行為は「迷惑」であると同時に、トラブルのもとになるかと思います。



自分にとって都合がいいから。自分の利益にかなうから。自分が気持ちいいから。

車の駐車や電車における座り方、ゴミの出し方も

楽だから、自分にとって都合がいいから……ということでそうしているのかと思います。



また、良かれと思っても相手にとって迷惑であることもあります。

引っ越しをした場合、昔は近所に挨拶をするのが当たり前でしたが、

近年では引っ越しの挨拶を迷惑な行為と捉える方もいます。

「わざわざ挨拶に来るな!」と理不尽に怒られたケースや、

「こんな遅い時間に来るなんて!」など時間帯に文句をつけてくるケースもあります。



他にも良かれと思って

未婚の方にお見合いを薦めたり、

仕事場の机を勝手に清掃したり、

ダイエット中と知らずにスイーツを差し入れたり、

勝手に料理を取り分ける行為が

実は迷惑だったということがあります。



人に迷惑をかけなければいいのか?

人に迷惑をかけない生き方が正しいのか?

人に迷惑をかけることがそんなに悪いことなのか?

お互い様の範疇を超える行為が「迷惑」に当たるのか?など

人生観や価値観、それぞれの持つ認識の違いや心理や信条、精神といった

様々な角度から語れるテーマだと思いますので、

ご興味のある方はぜひご参加いただければ幸いです。

また発言を強要することもありませんので、

他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えるといった参加の仕方もあります。

当日集まった参加者の皆様と一緒に

じっくりゆっくり「迷惑」について考えていきたいと思います。



なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

第八波なのかまた感染者が増えてきているようです。

当日ぎりぎりの判断で全面 Zoom 開催に変更することもありえますので、

当日お出かけ前にこのブログで開催方法変更が告知されていないかお確かめの上ご来場ください。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」の下のURLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。



「てつがくカフェ@ふくしま」は

人に迷惑をかけたことがある方でも、ない方でも

誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.11.23.「反省と謝罪はできるのか?」

2022年11月01日 19時20分25秒 | 開催予定
「もし自分が間違っていたと素直に認める勇気があるなら、災いを転じて福となすことができる」デール・カーネギー

てつがくカフェ@ふくしま2022.11.23.
【テーマ】「反省と謝罪はできるのか?」
【日 時】2022年11月23日(水)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター B会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
        https://us05web.zoom.us/j/83261497533?pwd=bEc1WW1QMTQ1RXUyejhlNmNBOEIzUT09
        ミーティングID: 832 6149 7533
        パスコード: 4UpH8q

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp






今回も参加者の方からリクエストいただいたテーマとなります。


反省と謝罪と聞くと、謝罪会見について思い起こす方もいるかと思います。

最近では、特に不倫や不祥事を起こした芸能人が会見を開き、

謝罪の弁を述べ、深々と頭を下げる光景を

目にする機会が増えたように感じます。



しかし、文字通り世間に「謝罪」するために開かれる会見で、

さらに失言してしまったり、

納得できる説明を得られなかったり、責任を認めなかったり、

表面的には謝ってはいるものの誠意のない謝罪と感じたり、

見ている側がストレスを感じてしまう謝罪会見を

これまで何度も目にしてきました。



また謝罪会見で話した内容に嘘や隠蔽があり、

その情報がネット上に流出して拡散したことで炎上してしまい、

世間の怒りを鎮めるどころか、火に油を注ぐ結果となってしまったこともあります。



最近の話題で言うと、

2022年には秀岳館高校サッカー部のコーチが

部員に暴力を振るう動画がSNSで拡散した際に

同部の前監督が騒動の鎮静化を図るため

テレビ番組で一連の騒動について謝罪したものの

後に学校側がおこなった会見の内容と、

監督が番組で語った内容が、大きく食い違ったことで

さらに非難の集中砲火を浴びてしまいました。



また同年4月に起きた知床観光船事故について

運航会社社長が記者会見を行った際、

謝罪会見にも関わらず「赤いネクタイ」を締めてきたことや

冒頭に「このたびはお騒がせして、大変申し訳ございませんでした」と

謝罪した発言に違和感を抱いている人が多く

まずは「お亡くなりになった方やご遺族、又現在捜索中の人達の皆様に深くお詫び申し上げます」と述べるのが先という意見もありました。


さらに運航したのは「客が出してと言ったから」「船長の判断だった」と人のせいした発言や

報道陣からの質問に対しての答えが噛み合っていない点、

「安全管理規定」を守っていたかどうか聞かれた際は「はい」と答えていたが

その後乗客のご家族に向けて安全管理規定に違反していた旨の文書を配布するなど

結果的に国民から強烈な怒りを買うことになってしまいました。



ほかにも謝罪会見ではありませんが、

2019年に起きた池袋暴走事故では

事故を起こした高齢者の男性の言動に注目が集まりました。

中でもテレビ取材で

安全な車を開発するようにメーカーの方に心がけていただき、私たち高齢者が安心して運転できるような外出できるような世の中になってほしいと願っています

と発言した動画が瞬く間に拡散され、炎上しました。



このように被害者の神経を逆なでするだけではなく、

見ている人たちをも不快にさせるような「炎上謝罪」が世間を賑わせておりますが、

一方で、浮気や不倫など第三者である直接関係のない世間一般の人々に対して

謝罪することは「正しい」のでしょうか?



また怒りを鎮めることが目的となってしまうと、

問題の本質が改善されず、

同じことを何度も繰り返すといったケースもあるかと思います。



「テレビのやらせ」「学校のいじめ」「政治家の不祥事」など

発覚する度、当事者や関係者が謝罪するも

しばらくすると同じような出来事が報道され、

また謝罪するといったことが繰り返されています。



謝ったら負けなのか?

本当に反省しているのか?

反省を活かして改善されるのか?

謝罪会見に正解はあるのか?

反省や謝罪をされてもなぜ納得できないのか?許せないのか?などなど

ほかにも、謝罪する側と謝罪される側の心情の問題など

様々な角度から考えていきたいと思います。



なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」をの下のURLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。



「てつがくカフェ@ふくしま」は

誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.10.22.「人間はどういう存在か?」

2022年09月21日 18時30分17秒 | 開催予定
『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』 ポール・ゴーギャン


てつがくカフェ@ふくしま2022.10.22.
【テーマ】「人間はどういう存在か?」
【日 時】2022年10月22日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンターA会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
        https://us05web.zoom.us/j/88472935881?pwd=a2tLazZCWTdnb2ZkQTIrd1VidERZZz09
        ミーティングID: 884 7293 5881
        パスコード: FQG1VV

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp






今回は2月に募ったテーマの中から選ばせていただきました。

まず「人間(ヒト)はどのような存在か?」という問いは

現代では人類学※(英: anthropology)を中心として探究されているテーマですが、

もともとは哲学や宗教学などで問われてきたテーマでもあります。

人類学・・・人類とその文化を研究する学問。生物としての観点から人類の起原・形質・進化などを研究する形質人類学(自然人類学)と、文化の観点から研究する文化人類学とに大別される。【精選版 日本国語大辞典】




人間という存在の起源について提唱したダーウィンの『種の起源』から

人間の存在と時間について考察したハイデッガーの『存在と時間』まで

古今東西、様々な学問で多種多様な意見や考えが述べられてきました。



これを機に人間の存在について本を読んだり

大学や図書館に設置してあるPCから「CiNii」(サイニー)などの論文検索で

無料で研究論文を読んだりするのも面白いかと思います。



しかし、てつがくカフェは知識に上下を付けず

お互い対等に何でも自由に語れる場であるため、

本や論文を読んで自身の考えをまとめた上で発表して頂いても結構ですし、

自身の経験や独自の考察から「人間はどういう存在か?」を語っていただいても構いません。

当日参加した皆様と一緒に考えていきたいと思います。



なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」の下のURLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。



「てつがくカフェ@ふくしま」は

誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.9.17.「自由とは何か?」

2022年09月03日 19時03分37秒 | 開催予定
てつがくカフェ@ふくしま2022.9.17.
【テーマ】「自由とは何か?」
【日 時】2022年9月17日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
        https://us05web.zoom.us/j/82473855932?pwd=cXBVTWhKQlpPUGt5aE9jRTB0a3Fvdz09
        ミーティングID: 824 7385 5932
        パスコード: K3qV0N

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp





今回のテーマは「自由」です。
哲学・倫理学の由緒正しい伝統的な問題です。
しかし、「てつがくカフェ@ふくしま」ではこれまで自由を、
テーマとして取り上げたことはほとんどありませんでした。
「対話のルール」の第1条で、
「『てつがくカフェ@ふくしま』は自由な対話の場です」と謳っているわりに、
「自由」について正面切って論じたことはなかったのです。
あまりにも自明なものだったからでしょうか。
それとも、あまりにも難しすぎたからでしょうか。
今回は参加者の方からの声を承けて、満を持してこの難問に挑戦します。

「自由」というのはいろいろなレベルで問題化可能な概念です。
もともと哲学の世界においては、
人間は自由なのか?、自由意志は存在するのか?、という問いは、
神(=宗教)との関連において長いあいだ大問題であり、
ほとんどの場合、否定的に考えられていました。
全知全能なる神が宇宙を、世界を、そして人類を創造したのであり、
その創造の時点で一切は決定されているという運命論(=決定論)が主流であり、
したがって人間の自由(自由意志)など存在しない、
唯一自由と呼べるのは神のみである、と考えられていたのです。

実はこの手の決定論は、神の存在や神の創造が自明視されなくなり、
宗教の影響力が失われてきた近代以降、現代においても、
別の形で根強く残っています。
自然科学は一切の自然現象を自然法則による因果関係によって説明しようとします。
すべての出来事には、それに先行する原因があると考えるのです。
私たち人間の選択や意思決定にも、同様に何らかの原因が先行し、
それによって決められているとするなら、
いくら私たちが主観的には「自由に選択した、意思決定した」と思っていたとしても、
それは幻想にすぎず、客観的には自由など存在しないということになります。
1980年代に行われた神経生理学者のベンジャミン・リベットによる実験は、
指や手首を動かそうとする意識よりも先に、
指や手首を動かすための電気信号が脳内で発生していることを明らかにし、
自由意志が存在しないことが実証されたのではないかと、世界に大きな衝撃を与えました。
(この実験結果をどう解釈すべきかに関してはまだ最終結論が出たわけではありませんが…)

さて、私たちがふだん使う「自由」という概念は、
上記のような哲学的、自然科学的レベルでの自由ではなく、
もう少し常識的な、近代政治哲学の文脈における自由になります。
つまり、自分の行動を他者(特に絶対君主や専制的政治権力等)によって
制限されたり、強制されたりしないこと、という意味での自由です。
世界人権宣言や各国の憲法によって保障されている、
生命・身体・財産の自由や、信教の自由、思想信条の自由、表現の自由、結社の自由など、
一般に「政治的自由」と呼ばれている諸自由や、
幸福追求の自由、職業選択の自由といった「経済的自由」などが、
その具体的な内容となります。
私たち「てつがくカフェ@ふくしま」が拠って立つ「対話の自由」もまた、
こうした近代政治哲学の産物としての自由にほかならないでしょう。
現代の私たちの生活はこうした自由ぬきにはありえませんので、
これらはあって当たり前のように考えがちですが、
ほんの70~80年前にはほとんど認められていなかったものですし、
憲法や政治体制をちょっと変えれば、
今後もいともたやすく失われてしまうかもしれないものです。
これらの自由については自明視せず、繰り返し繰り返し、
その意義と具体的な保障方法に関して考え、議論していくべきでしょう。

ところが、日本人の多くは「自由」というと、
他人や外から一切の制限を受けずに、すべてを自分の思い通りにできること、
というふうに理解しています。
福島大学の「哲学カフェ」の授業では、
例年必ず「自由とは何か?」がテーマに選ばれますが、
そこでもほとんどの学生が、自由とは一切が自分の思い通りになることと捉えており、
したがって法律やルールは自由を束縛するものにほかならず、
ゆえに、本当の自由などこの世に存在しない、とか、
自由を認めたら世界は無秩序になってしまう、などと考えています。
このような稚拙な自由観を抱いているのは、
世界でも日本人くらいのものではないかと私(小野原)は思っていますが、
自由をこのようなものと捉えているかぎり、
前の段落で述べたような近代的な自由の意義が理解されることはなく、
早晩、日本ではあるべき自由が国民自らの手によって放棄されてしまうのではないか、
と恐れています。

さて、今回の「てつがくカフェ@ふくしま」では、
どのレベルの自由に焦点が当てられて話が進んでいくのでしょうか。
「自由とは何か?」について、
「自由な思考」と「自由な対話」をお楽しみいただければと思います。


なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、
「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、
マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、
上記の「Zoomミーティングに参加する」の下のURLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。


「てつがくカフェ@ふくしま」は誰でも気軽に対等に、
「自由に」安心して何でも話し合える場です。
初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.8.20. 「お墓は必要か?」

2022年08月08日 18時18分46秒 | 開催予定
8月は「お墓」について問い、考え、語り合います。

てつがくカフェ@ふくしま2022.8.20.
【テーマ】「お墓は必要か?」
【日 時】2022年8月20日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/92680210865?pwd=cVdsT3VtcTdCUmpwaDE5ekxiUUV6QT09

ミーティングID: 926 8021 0865
パスコード: Wrz6qA

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp





お盆やお彼岸などの節目に

家族や親族が集まってお墓参りに行くことが

日本の伝統的な文化/当たり前の慣習としてありました。

ですが、最近では日常が多忙であったり、お墓が遠方にあることやコロナ禍を理由に

お墓参りに行けない(行かない)という方も増えているようです。



全国石製品共同組合が調査した

コロナ禍におけるお墓参りの現状についてのアンケート調査概要」では、

2016年は89.3%の人がお墓参りに行っているのに対し、

2021年では63.9%とお墓参りに行く人の割合が減少傾向にあります。



まずそもそも「お墓」とは一体何か?言葉の意味やその定義について調べてみると辞書には

…遺体や遺骨を葬ってある所。つか。おくつき。墳墓。また、その上に立てた墓碑(ぼひ)の類もいう。墓標。墓石」とあります。【出典:精選版 日本国語大辞典

また、法律上の「墳墓」の定義は「死体を埋葬し、又は焼骨を埋蔵する施設」とあります。【引用元:墓地、埋葬等に関する法律



お墓に関連したニュースとして、2020年に「遺骨遺棄で男を逮捕、自宅に持ち帰らず東京駅のトイレに放置」と

遺骨を放置したことにより死体遺棄容疑で逮捕されたケースもありました。【参考:刑法第190条 死体損壊等



上記のように遺骨の放置は犯罪となりますが、

故人の意志に基づき遺骨を散布する「散骨※」であればお墓は必要なく、

また「散骨」を取り締まる法律もないため現状逮捕されることはありませんが、

推奨されているわけではなく、黙認されている状態のようです。

(※散骨…死後は自然に還りたいとする故人の意思に基づき、遺骨を山や海などに散布すること。また、その葬礼の方法)
【出典:精選版 日本国語大辞典



つまりは「Q.お墓は必要か?」という問いに対し

「A.散骨しない限り、法律上お墓は必要」というのが制度上の答え(=法的な見解)になるかと思います。



しかしながら、法律上必要ではあるものの

近年では、お墓を建てたいと思っている人は以前よりも少なくなっているそうです。



従来通りの墓石のお墓を建てようと思うと、少なくとも100万円程度の費用がかかること

跡継ぎがいないので、お墓を建てても管理してくれる人がいないこと

子どもはいるけど、お参りや年間管理費の支払いなどで負担を掛けたくないといった懸念から

これまでのようにお寺に墓石を建て先祖代々継承していくことをやめ、

新しいお墓を検討したり、墓じまいする人もいるようです。

【引用元:お墓は必要?いらない?お墓を持たないとどうなるかを解説



法律では必要とされているけれども、

果たしてお墓は本当に必要なのでしょうか?



てつがくカフェは、

普通なら通り過ぎてしまう「当たり前のこと」に、

「それって本当なの?」と疑問を投げかけ、

参加者同士がじっくりゆっくり問い合い、

他者とともに考え、理由を探究していく対話型のイベントです。



「お墓」という身近だけれども

どこか疎遠になりがちなテーマについて

初めて参加される方も、そうでない方も

お互い対等な立場から議論を深めていければと思います。



なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」の下の

URLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。





「てつがくカフェ@ふくしま」は

お盆にお墓参りに行った人も行っていない人も

誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.7.16. 「恋愛のカタチ~幸せのあり方を考える~」

2022年07月14日 20時35分02秒 | 開催予定
「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」(サン=テグジュペリ)


てつがくカフェ@ふくしま2022.7.16.
【テーマ】「恋愛のカタチ~幸せのあり方を考える~」
【日 時】2022年7月16日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。

Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/94346169994?pwd=R2hHdXdsTVRJQ0lFQkx6NURRaW9zdz09

ミーティングID: 943 4616 9994
パスコード: kG3Kyc

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp






今回の「恋愛のカタチ」というテーマですが、

今年2月のてつがくカフェで参加者からご提案いただいた

「恋愛とは何か?」をベースとした問いとなっております。


これまでてつがくカフェでは

様々な恋愛関連のテーマを開催してまいりました。

2011.08.06.〈男女〉の友情は成り立つのか?

2012.08.28.愛と恋は何が違うの?

2013.09.21.結婚? する? したい? しない?

2014.07.01.愛とは何か? ~愛は地球を救うのか?~

2015.04.11.人生のパートナーとは何か?

2016.06.04.〈不倫〉はイケナイのか?

2019.05.18.同性婚を認めるべきか?

上記のように数々のテーマから

「恋愛」についての議論を深めてまいりました。



また「恋愛」について辞書を引いてみると

その意味は簡潔で分かり易く記載されておりますが、

その類語は下記の通り多種多様にあります。

恋愛…特定の人に特別の愛情を感じて恋い慕うこと。また、互いにそのような感情をもつこと。「熱烈に恋愛する」「社内恋愛」

【類語】
恋・愛恋・愛・恋情・恋慕・思慕・眷恋

色恋・慕情・恋心・初恋・狂恋・悲恋・片恋・片思い

岡惚れ・横恋慕・失恋・ラブ・アムール・アモーレ・ロマンス (デジタル大辞泉)



類する言葉だけでもこれだけ多岐にわたるということは、

それだけ一括りにできない体験としての「恋愛」や

一言では言い表せない感情としての「恋愛」があることの証だと考えられます。



そうした難しさが「恋愛」の中にある一方で

年齢性別問わず語れる日常的で身近な話題であるというのも

「恋愛」の面白い要素かと思います。



なお今回の副題に関しましては、

人それぞれ恋愛のカタチ(=恋愛観)は異なりますが

「幸せになりたい」という気持ちは変わらないのでは?という想いから

「幸せのあり方を考える」と付けさせていただきました。



初めて参加される方も、そうでない方も、

お互い対等な立場から「恋愛」について

議論していければと考えております。



今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」の下の

URLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。


「てつがくカフェ@ふくしま」は誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.6.18. 「戦争と平和を考える」

2022年06月10日 20時35分15秒 | 開催予定
人類は戦争に終止符を打たなければならない。
それでなければ戦争が人類に終止符を打つことになろう。
【ジョン・F・ケネディ】

てつがくカフェ@ふくしま2022.6.18.
【テーマ】「戦争と平和を考える」
【日 時】2022年6月18日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。 
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。

Zoomミーティングに参加する↓
https://zoom.us/j/98851614887?pwd=ZCtpcDFFOWsyZ3kwclBlMlhpVkFSUT09

ミーティングID: 988 5161 4887
パスコード: mc5Bfs

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp





昨今の情勢を鑑みて、6月は戦争と平和について皆様と語り合いたいと思います。


てつがくカフェはこれまで

「憲法9条を哲学する」「日本は近隣諸国とどう付き合うべきか?」というテーマや

『天皇と軍隊』『この世界の片隅に』など戦争関連の映画を取り上げて

参加者同士で戦争や平和について話し合ったことは何度かありましたが、

「戦争」や「平和」を直接的なテーマとして開催したことはありませんでした。


意図して取り上げないようにしていたわけではありませんが、

テーマに「戦争」や「平和」といった言葉を入れると問いの形にしにくいこと、

また自由な発言を是とするてつがくカフェで政治的なテーマを話し合うことで生じる

摩擦への懸念(冷静さの欠如、敵か味方に分裂、喧嘩腰しになりがち)

などもあって無自覚に遠ざけていたように思います。


しかし、取り上げないわけにもいかない状況となったのが昨今のウクライナの情勢です。

2022年2月24日にロシア連邦がウクライナへの軍事侵攻を開始したことで

「平和」は脅かされ、「戦争」は過去のものではなくなってしまいました。


戦争による悲惨な状況が連日報道される中で、

てつがくカフェは「対話のルール」に則ったうえで

「戦争」や「平和」について議論していきたいと思っております。


なお、てつがくカフェは合意形成や異論の論破、問題の解決が目的ではありません。

見解の相違を認め、問題を解決・解消するというより

むしろ問題の深さ、つまりは問題の解き難さを確認することを本旨としています。


専門家も一般の方も共に問い、考え、語り合う、

一つの共同作業として思考を広げ、深めていくことが目的となっておりますので

初めて参加される方も、そうでない方も

知識のあるなしにかかわらず、お互い対等な立場から

「戦争と平和」について探求していきましょう。


※4月14日付の福島民報「【世界の平和】語り合い学び合う」の記事の中で

てつがくカフェ@ふくしまを取り上げていただきました。

上記の記事タイトルをクリックするとページに飛びますので

ご興味のある方はご覧ください。


今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」の下の

URLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。


「てつがくカフェ@ふくしま」は誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.5.14. 「私はどう介護されたいか?」

2022年05月13日 14時35分36秒 | 開催予定

5月14日は全面 Zoom 開催!

主催者が濃厚接触者となってしまったため、
当日の会場での開催ができなくなりました。
急なお知らせで誠に申しわけありませんが、
参加希望の方は下記URLよりZoomにてご参加ください。


https://zoom.us/j/92540314751?pwd=SnIzTWdFYk5pTkhPWnVoSGZza2FDZz09






5月は介護について問い、考え、語り合います。

てつがくカフェ@ふくしま2022.5.14.
【テーマ】「私はどう介護されたいか?」
【日 時】2022年5月14日(土)
     15:00~17:00
【場 所】全面Zoom開催
【参加費】無料
【事前申し込み】不要 





今回はオンラインのみの開催に変更となりました。


さて、今回のテーマである「介護」は

少子高齢化の進む日本において深刻な社会問題の一つでありますが、

一言で「介護問題」といっても下記のように多くの課題を抱えています。



要介護状態であるのに介護を受けられないという「介護難民問題」

介護が必要な高齢者の増加に伴い社会保障費が増え続けるといった「社会保障制度問題」

介護職員の待遇や給与の改善が注目されているものの離職率が高いといった「介護業界の人材不足問題」など

介護を取り巻く問題は様々です。




こうした「介護」の問題は

年代や家庭環境、業種によって

自身の経験や知識をもとに語れる方とそうでない方の差が大きいかと思います。

ですが、てつがくカフェは専門的な知識は必要とせず、

誰もが対等に自由に思ったことを語れる場ですので、

若い世代や介護の経験がない方でも語り合える場とするため

「自分が介護される側だったらどうか?」という立場で考える

言い換えると、「介護」を自分事として捉えてほしいという想いから

「私はどう介護されたいか?」というテーマとさせていただきました。




「てつがくカフェ@ふくしま」は

誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方もお気軽にご参加ください。


シネマdeてつがくカフェ2022.4.23『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』

2022年04月13日 17時27分14秒 | 開催予定
4月はシネマdeてつがくカフェを開催いたします。

「シネマdeてつがくカフェ」とは、映画を観て感じたこと、考えたことを語り合う会です。

今回語り合う映画は、2020年に公開された、吾峠呼世晴氏原作のアニメ、

『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』です。


シネマdeてつがくカフェ2022.4.23.
【課題映画】『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』
【日 時】2022年4月23日(土)
     13:00~15:00 課題映画鑑賞会
     15:00~17:00 シネマdeてつがくカフェ
【場 所】福島市市民活動サポートセンター B会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】会場参加:不要 (直接会場にお越しください) 
        オンライン参加:要(問い合わせ先までメールをお送りください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp





同日の13時から課題映画の鑑賞会を行いますので、

映画を観たことがない方や

観たことはあるがもう一度観たいという方は、是非ご参加ください。


また、会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、

「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、

マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。

なお、シネマdeてつがくカフェのみ参加の方やオンライン参加の方は、各自映画を鑑賞の上ご参加ください。




さて、今回の課題映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は、

国内で上映された映画の興行収入で歴代1位(403.2億円)を記録するなど、

2020年に「社会現象」と呼ばれるほどの大ブームとなった作品です。





原作の『鬼滅の刃』は、

大正時代の日本を舞台に主人公の少年が鬼たちと戦いを繰り広げる物語で、

2016年から週刊少年ジャンプで連載が始まると、

2019年に放送されたテレビアニメ(第1期)で爆発的な大ヒットとなり

2020年には劇場版が公開されることとなりました。



劇場版は、テレビアニメの続きから描かれており、

主人公の竈門炭治郎(かまど たんじろう)は、鬼になった妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため、

また鬼に殺された家族の敵を討つため、鬼を討伐する目的で作られた政府非公認の組織である「鬼殺隊」に入隊した後、

炭治郎の同期の鬼殺隊剣士である我妻善逸(あがつま ぜんいつ)と嘴平伊之助(はしびら いのすけ)とともに

行方不明者が後を絶たない「無限列車」に乗り込み、調査を行うところから舞台が始まります。




誰でも自由に映画について語れる場ですので、

「面白かった/つまらなかった」といった映画の感想や、

「なぜこれほどまでのブームとなったのか?」などヒットの要因を分析したり、

映像のクオリティや声優の演技、

はたまたストーリー展開や登場人物のセリフといった細かな点を語っていただいても結構です。




幅広い層に認知されている『鬼滅の刃』ですが、

作品について全く知らず今回初めて観るという方もいらっしゃるかと思いますし、

また映画についてだれかと語りたいがてつがくカフェには参加したことがないので

躊躇してるという方もいるかと思います。




ですが、知識のあるなしに上下をつけず、

年配の方から未成年の方まで

お互い対等な立場で自由になんでも話せるのが「てつがくカフェ」ですので、

一人ひとりの価値観の違いと対話を楽しむ場として、

興味を持って参加いただけると幸いです。






「シネマdeてつがくカフェ」は

映画を観て感じたこと、考えたことを、

安心して何でも語り合える場です。

カフェにふらっと立ち寄るかのように、

映画を気軽に語れる場があってもいい。

映画のおもしろさを、ワクワクを、 時にはモヤモヤを話したっていい。

そんな想いで開催しておりますので、

皆さまのご来場をお待ち申し上げます。


てつがくカフェ@ふくしま3.11特別編2022「復興とは何か?-『コロナ禍』と『復興五輪』を考える-」

2022年02月22日 07時00分37秒 | 開催予定
てつがくカフェ@ふくしま2022.3.12.
【テーマ】「復興とは何か?-『コロナ禍』と『復興五輪』を考える-」
【日 時】2022年3月12日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】会場参加:不要 (直接会場にお越しください) 
        オンライン参加:要(問い合わせ先までメールをお送りください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp




3.11から11年の月日が流れました。

はたして福島は、東北は、日本は復興したのでしょうか。

そもそも復興とは何なのでしょうか。

2021年には多くの反対の声を押し切って、東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。

「復興のための五輪」を謳って招致されたオリパラでしたが、

はたして本当に「復興のための五輪」だったと言えるのでしょうか。 

当初予定されていた予算の倍以上の税金が投じられましたが、

それは震災からの復興にどこまで役に立ったのでしょうか。

しかも今回の五輪は世界中を襲ったコロナ禍のなかで強行されました。

コロナ禍においては東日本大震災のときよりもはるかに大規模に(まさに世界規模で)、

人々の行動の自由が制限されています。

世界中でコロナ対策が最優先されるなか、

日本では五輪を強行することが優先され、コロナ対策は後回しにされたまま、

ほとんどの国民がワクチン接種も受けられないうちに、

世界中から選手団や関係者を迎え入れなくてはなりませんでした。

今回の五輪は、震災からの復興だけでなく、

コロナ禍からの復興にも歯止めをかけるものだったように思えてなりません。

はたして復興とは何なのか、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。



今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加をご希望の方は、お申し込みは不要となりますので、直接会場にお越しください。

また【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)

の記事をお読みいただき、マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただければ幸いです。

ただ今後の感染の状況によっては全面オンライン開催となる可能性もありますので、

対面参加をご希望の方は、当日ぎりぎりまでここでの告知にご注意ください。


オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

オンラインミーティングにアクセスするためのURL等をお送りいたしますので、

問い合わせ先まで参加申し込みのメールをお送りください。



「てつがくカフェ@ふくしま特別編」は誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方でもお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま2022.2.12. 「         」

2022年02月05日 06時22分08秒 | 開催予定
2月のてつがくカフェは初めての試みとして、テーマを決めずに開催します。
何について話し合うかも、当日の参加者で話し合って決定します。

てつがくカフェ@ふくしま2022.2.12.
【テーマ】「        」
【日 時】2022年2月12日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】会場参加:不要 (直接会場にお越しください) 
        オンライン参加:要(問い合わせ先までメールをお送りください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp





今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加をご希望の方は、お申し込みは不要となりますので、直接会場にお越しください。

また【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)

の記事をお読みいただき、マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただければ幸いです。



オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

オンラインミーティングにアクセスするためのURL等をお送りいたしますので、

問い合わせ先まで参加申し込みのメールをお送りください。




さて、前述したように今回はテーマを決めずに当日集まった皆様と一緒に考えたいと思います。

最近気になっていること、話したいことなどお持ちより下さい。



テーマを設けている場合、事前に自分で考えをまとめてくることができますが、

当日にテーマを決める場合では、事前に考えてくることができない代わりに、

協議の上で参加者の話したいテーマ設定にすることができる利点もあるかと思います。



また、今回採用されなかったテーマでも、

今後てつがくカフェで取り扱う場合もありますので、

ユニークなテーマ、日常で気になったこと、話したい映画や本などがある方は是非ご参加ください。



「てつがくカフェ@ふくしま」は

誰でも気軽に対等に、

安心して何でも話し合える場です。

初めての方もお気軽にご参加ください。

本deてつがくカフェ2022.1.23. 『友だち幻想』

2021年12月31日 07時34分25秒 | 開催予定
年明けの1月は久しぶりに「本deてつがくカフェ」を開催いたします。

「本deてつがくカフェ」とは、みんなであらかじめ本を読んできて、それについて語り合う会です。

今回の課題図書は菅野仁の『友だち幻想』です。


本deてつがくカフェ2022.1.23.
【課題図書】『友だち幻想』
【日 時】2022年1月23日(日)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター B会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】会場参加:不要 (直接会場にお越しください) 
        オンライン参加:要(問い合わせ先までメールをお送りください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp







今回は会場の都合で土曜日ではなく、

日曜日の開催となりますのでご注意ください

また、開催時刻をいつもより1時間早めて15時スタートとしますので、

その点もお気をつけください


開催時刻変更の理由としましては、

もともとイベント終わりに懇親会(飲み会)を行うつもりで

夕方の時間帯(16時から18時)に設定しておりましたが、

コロナ禍以降、懇親会は自粛していること、

また開催の時間帯を早めてほしいという要望もあったため、

1月から試験的に実施させていただきます。




今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加をご希望の方は、お申し込みは不要となりますので、直接会場にお越しください。

また【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)

の記事をお読みいただき、マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただければ幸いです。



オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

オンラインミーティングにアクセスするためのURL等をお送りいたしますので、

問い合わせ先まで参加申し込みのメールをお送りください。




さて、今回の「本deてつがくカフェ」で選んだ『友だち幻想』(2008年)ですが、

「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)で又吉直樹さんが紹介したことで大きな注目を集め、

全人類必読書!」と世話人の小野原が自身のブログで絶賛するなど、

今なお多くの方に読まれ続ける名著ということで課題図書にいたしました。



「はじめに」 には本書の狙いが次のように書かれております。

「身近な人との親しいつながりが大事だと思っていて、

 そのことに神経がすり減るぐらい気を遣っている。

 なのにうまくいかないのは、なぜなのでしょうか。

 友だちが大切、でも友だちとの関係を重苦しく感じてしまう。

 そうした矛盾した意識をつい持ってしまうことはありませんか。

 こうした問題を解きほぐして考え直すためには、

 じつは、これまで当たり前だと思っていた 『人と人とのつながり』 の常識を、

 根本から見直してみる必要があるのではないかと私は思うのです。

 タイトルに 『友だち幻想』 とつけたのもそのためです。

 知らず知らずのうちに、私たちはさまざまな人間関係の幻想にとらわれているのではないか。

 固定した思い込みにとらわれているために、ちょっと見当はずれな方向に気をつかいすぎて、

 それで傷ついたり途方に暮れたりしているのではないでしょうか。

 だから、今まで無条件にプラスの方向、無条件に良いものと考えられてきた

 『身近な人とのつながり』 や 『親しさ』 のあり方について、

 ここであらためて腑分けをして、きちんと考えてみようと思うのです。

 この本は、身近な人たちとのつながりを見つめなおし、

 現代社会に求められる 『親しさ』 とはどのようなものであるかを捉えなおすための、

 『見取り図』 を描こうとしたものです。」



「みんな仲良く」という重圧に苦しんでいる人や、

「友だちは大切、でも友だちづきあいは息苦しい」といった矛盾を抱えている人にとって

処方箋のような本かもしれません。



『友だち幻想』を読んで、人と人とのつながりついて考え、話し合ってみませんか。

中学生や、たぶん小学生でも読める本ですので、

友だち関係に悩むお子さまをお持ちの方は、

お子さまと一緒に読んで、ぜひ一緒にご参加ください。

「てつがくカフェ@ふくしま」は初参加の方でも何歳の方でも、

気軽に、対等に、安心して何でも話し合える場です。

皆さまのご来場をお待ち申し上げます。