8月は「お墓」について問い、考え、語り合います。
てつがくカフェ@ふくしま2022.8.20.
【テーマ】「お墓は必要か?」
【日 時】2022年8月20日(土)
15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
会場参加の方は直接会場にお越しください。
オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/92680210865?pwd=cVdsT3VtcTdCUmpwaDE5ekxiUUV6QT09
ミーティングID: 926 8021 0865
パスコード: Wrz6qA
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
お盆やお彼岸などの節目に
家族や親族が集まってお墓参りに行くことが
日本の伝統的な文化/当たり前の慣習としてありました。
ですが、最近では日常が多忙であったり、お墓が遠方にあることやコロナ禍を理由に
お墓参りに行けない(行かない)という方も増えているようです。
全国石製品共同組合が調査した
「コロナ禍におけるお墓参りの現状についてのアンケート調査概要」では、
2016年は89.3%の人がお墓参りに行っているのに対し、
2021年では63.9%とお墓参りに行く人の割合が減少傾向にあります。
まずそもそも「お墓」とは一体何か?言葉の意味やその定義について調べてみると辞書には
「墓…遺体や遺骨を葬ってある所。つか。おくつき。墳墓。また、その上に立てた墓碑(ぼひ)の類もいう。墓標。墓石」とあります。【出典:精選版 日本国語大辞典】
また、法律上の「墳墓」の定義は「死体を埋葬し、又は焼骨を埋蔵する施設」とあります。【引用元:墓地、埋葬等に関する法律】
お墓に関連したニュースとして、2020年に「遺骨遺棄で男を逮捕、自宅に持ち帰らず東京駅のトイレに放置」と
遺骨を放置したことにより死体遺棄容疑で逮捕されたケースもありました。【参考:刑法第190条 死体損壊等】
上記のように遺骨の放置は犯罪となりますが、
故人の意志に基づき遺骨を散布する「散骨※」であればお墓は必要なく、
また「散骨」を取り締まる法律もないため現状逮捕されることはありませんが、
推奨されているわけではなく、黙認されている状態のようです。
(※散骨…死後は自然に還りたいとする故人の意思に基づき、遺骨を山や海などに散布すること。また、その葬礼の方法)
【出典:精選版 日本国語大辞典】
つまりは「Q.お墓は必要か?」という問いに対し
「A.散骨しない限り、法律上お墓は必要」というのが制度上の答え(=法的な見解)になるかと思います。
しかしながら、法律上必要ではあるものの
近年では、お墓を建てたいと思っている人は以前よりも少なくなっているそうです。
従来通りの墓石のお墓を建てようと思うと、少なくとも100万円程度の費用がかかること
跡継ぎがいないので、お墓を建てても管理してくれる人がいないこと
子どもはいるけど、お参りや年間管理費の支払いなどで負担を掛けたくないといった懸念から
これまでのようにお寺に墓石を建て先祖代々継承していくことをやめ、
新しいお墓を検討したり、墓じまいする人もいるようです。
【引用元:お墓は必要?いらない?お墓を持たないとどうなるかを解説】
法律では必要とされているけれども、
果たしてお墓は本当に必要なのでしょうか?
てつがくカフェは、
普通なら通り過ぎてしまう「当たり前のこと」に、
「それって本当なの?」と疑問を投げかけ、
参加者同士がじっくりゆっくり問い合い、
他者とともに考え、理由を探究していく対話型のイベントです。
「お墓」という身近だけれども
どこか疎遠になりがちなテーマについて
初めて参加される方も、そうでない方も
お互い対等な立場から議論を深めていければと思います。
なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、
【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、
マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、
上記の「Zoomミーティングに参加する」の下の
URLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。
「てつがくカフェ@ふくしま」は
お盆にお墓参りに行った人も行っていない人も
誰でも気軽に対等に、
安心して何でも話し合える場です。
初めての方でもお気軽にご参加ください。
てつがくカフェ@ふくしま2022.8.20.
【テーマ】「お墓は必要か?」
【日 時】2022年8月20日(土)
15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
会場参加の方は直接会場にお越しください。
オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/92680210865?pwd=cVdsT3VtcTdCUmpwaDE5ekxiUUV6QT09
ミーティングID: 926 8021 0865
パスコード: Wrz6qA
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp
お盆やお彼岸などの節目に
家族や親族が集まってお墓参りに行くことが
日本の伝統的な文化/当たり前の慣習としてありました。
ですが、最近では日常が多忙であったり、お墓が遠方にあることやコロナ禍を理由に
お墓参りに行けない(行かない)という方も増えているようです。
全国石製品共同組合が調査した
「コロナ禍におけるお墓参りの現状についてのアンケート調査概要」では、
2016年は89.3%の人がお墓参りに行っているのに対し、
2021年では63.9%とお墓参りに行く人の割合が減少傾向にあります。
まずそもそも「お墓」とは一体何か?言葉の意味やその定義について調べてみると辞書には
「墓…遺体や遺骨を葬ってある所。つか。おくつき。墳墓。また、その上に立てた墓碑(ぼひ)の類もいう。墓標。墓石」とあります。【出典:精選版 日本国語大辞典】
また、法律上の「墳墓」の定義は「死体を埋葬し、又は焼骨を埋蔵する施設」とあります。【引用元:墓地、埋葬等に関する法律】
お墓に関連したニュースとして、2020年に「遺骨遺棄で男を逮捕、自宅に持ち帰らず東京駅のトイレに放置」と
遺骨を放置したことにより死体遺棄容疑で逮捕されたケースもありました。【参考:刑法第190条 死体損壊等】
上記のように遺骨の放置は犯罪となりますが、
故人の意志に基づき遺骨を散布する「散骨※」であればお墓は必要なく、
また「散骨」を取り締まる法律もないため現状逮捕されることはありませんが、
推奨されているわけではなく、黙認されている状態のようです。
(※散骨…死後は自然に還りたいとする故人の意思に基づき、遺骨を山や海などに散布すること。また、その葬礼の方法)
【出典:精選版 日本国語大辞典】
つまりは「Q.お墓は必要か?」という問いに対し
「A.散骨しない限り、法律上お墓は必要」というのが制度上の答え(=法的な見解)になるかと思います。
しかしながら、法律上必要ではあるものの
近年では、お墓を建てたいと思っている人は以前よりも少なくなっているそうです。
従来通りの墓石のお墓を建てようと思うと、少なくとも100万円程度の費用がかかること
跡継ぎがいないので、お墓を建てても管理してくれる人がいないこと
子どもはいるけど、お参りや年間管理費の支払いなどで負担を掛けたくないといった懸念から
これまでのようにお寺に墓石を建て先祖代々継承していくことをやめ、
新しいお墓を検討したり、墓じまいする人もいるようです。
【引用元:お墓は必要?いらない?お墓を持たないとどうなるかを解説】
法律では必要とされているけれども、
果たしてお墓は本当に必要なのでしょうか?
てつがくカフェは、
普通なら通り過ぎてしまう「当たり前のこと」に、
「それって本当なの?」と疑問を投げかけ、
参加者同士がじっくりゆっくり問い合い、
他者とともに考え、理由を探究していく対話型のイベントです。
「お墓」という身近だけれども
どこか疎遠になりがちなテーマについて
初めて参加される方も、そうでない方も
お互い対等な立場から議論を深めていければと思います。
なお、今回も会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加の方は、お申し込みは不要ですが、当ブログに掲載されております、
【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】に従い、
マスク着用等のルールを守ったうえでご来場いただきますようお願い申し上げます。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、
上記の「Zoomミーティングに参加する」の下の
URLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。
「てつがくカフェ@ふくしま」は
お盆にお墓参りに行った人も行っていない人も
誰でも気軽に対等に、
安心して何でも話し合える場です。
初めての方でもお気軽にご参加ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます