てつがくカフェ@ふくしま2025.8.23.
【テーマ】「保守/革新」
【日 時】2025年8月23日(土)
15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター B会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
会場参加の方は直接会場にお越しください。
オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/85339140544?pwd=ic9RETYJQfWd7Sgovh4I0NzzxtHGSn.1
ミーティング ID:853 3914 0544
パスコード: 4C2UXw
【問い合わせ先】fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp

会場とオンラインの同時開催となります。
いずれも申し込みは不要ですので、
会場参加をご希望の方は、直接会場にお越しください。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、上記のURLからご参加ください。
今回のテーマは「保守/革新」です。
「保守」とは、古くからの伝統や現行のあり方を維持・保存しようとすることであり、
「革新」とは、伝統や現状を改め新しく変えていこうとすることです。
どちらも、「保守点検」や「技術革新」といった熟語にも使われているように、
何にでも使えるニュートラルな言葉ですが、
セットで一番多用されるのは、大小の組織(特に国家)における政治的立場を表す、
「保守派/革新派」(保守政党/革新政党)という対語でしょう。
今回のてつカフェでは、政治的な意味での「保守」と「革新」について考えてみたいと思います。
保守と革新は相対的な概念であり、
何を伝統的制度とか現行体制とみなすかによって、その内実が変わってきます。
米ソ冷戦下の自由主義・民主主義体制の諸国においては、
自由主義や民主主義を是とする側が保守政党であり、
自由主義や民主主義を打破して社会主義・共産主義体制を打ち立てようとする側が革新政党でした。
同じ時期の社会主義・共産主義諸国においては、
共産党の一党独裁体制でしたので革新政党の存在は認められていませんでしたが、
共産党の中でも現行の社会主義・共産主義体制を維持しようとする側が保守派で、
自由主義的要素を取り入れて計画経済の問題点を改善していこうとする側が革新派でした。
それに対して戦後の日本は、出発点からして保守と革新が混乱していました。
というのも、戦前の伝統的な、天皇主権・軍国主義の体制が連合国によって徹底的に解体され、
自由主義と民主主義に基づくまったく新しい国家体制が創設されたからです。
冒頭で、「古くからの伝統や現行のあり方」を維持・保存しようとする側が保守で、
これらを改め変えていこうとする側が革新であると定義しましたが、
伝統的あり方と現状のあり方がまったく対立している場合、
どこに軸足を置いて保守と革新を区別すればよいのでしょうか。
戦後日本の大半の時期を政権与党として政治を担ってきた自由民主党は、
その党名にあるように、経済的自由主義(=資本主義)と議会制民主主義を標榜しており、
基本的には保守政党を自認し、国民からもそのように認知されてきましたが、
しかし、結党直後から、現行の政治体制の根幹であるはずの日本国憲法には反対していて、
一貫して改憲を主張しています。
逆に、日本社会党や日本共産党は戦後日本政治において革新政党として位置づけられてきましたが、
日本国憲法との関係で言うと、どちらも自由民主党に比べれば護憲派の立ち位置になります。
この場合、何が保守で、何が革新なのでしょうか?
あるいは、それぞれは何を保守し、何を革新しようとしているのでしょうか?
そして、戦後の体制(日本国憲法体制)も80年の歴史と伝統を積み重ねてくるなかで、
日本社会党はなくなり、新たな政党が雨後の筍のように乱立し、
近年では国民(特に若者)の保守/革新の言葉遣いが大きく変わってきているようです。
(たとえばこのサイト参照)
保守と革新の捉え方に関しても、世代間対立が生じてきているかもしれません。
そのような世代間のズレも確かめ合いながら、政治について話し合ってみたいと思います。
「てつがくカフェ@ふくしま」は、
日常の中にある「当たり前」なことを掘り下げて、
みんなが自由に発言しながら考えを深めていく対話型のイベントです。
発言を強要することもありませんので、
他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えているだけでもかまいません。
誰でも気軽に対等に、安心して何でも話し合える場ですので、
初めての方もお気軽にご参加ください。
【テーマ】「保守/革新」
【日 時】2025年8月23日(土)
15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター B会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
会場参加の方は直接会場にお越しください。
オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/85339140544?pwd=ic9RETYJQfWd7Sgovh4I0NzzxtHGSn.1
ミーティング ID:853 3914 0544
パスコード: 4C2UXw
【問い合わせ先】fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp

会場とオンラインの同時開催となります。
いずれも申し込みは不要ですので、
会場参加をご希望の方は、直接会場にお越しください。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、上記のURLからご参加ください。
今回のテーマは「保守/革新」です。
「保守」とは、古くからの伝統や現行のあり方を維持・保存しようとすることであり、
「革新」とは、伝統や現状を改め新しく変えていこうとすることです。
どちらも、「保守点検」や「技術革新」といった熟語にも使われているように、
何にでも使えるニュートラルな言葉ですが、
セットで一番多用されるのは、大小の組織(特に国家)における政治的立場を表す、
「保守派/革新派」(保守政党/革新政党)という対語でしょう。
今回のてつカフェでは、政治的な意味での「保守」と「革新」について考えてみたいと思います。
保守と革新は相対的な概念であり、
何を伝統的制度とか現行体制とみなすかによって、その内実が変わってきます。
米ソ冷戦下の自由主義・民主主義体制の諸国においては、
自由主義や民主主義を是とする側が保守政党であり、
自由主義や民主主義を打破して社会主義・共産主義体制を打ち立てようとする側が革新政党でした。
同じ時期の社会主義・共産主義諸国においては、
共産党の一党独裁体制でしたので革新政党の存在は認められていませんでしたが、
共産党の中でも現行の社会主義・共産主義体制を維持しようとする側が保守派で、
自由主義的要素を取り入れて計画経済の問題点を改善していこうとする側が革新派でした。
それに対して戦後の日本は、出発点からして保守と革新が混乱していました。
というのも、戦前の伝統的な、天皇主権・軍国主義の体制が連合国によって徹底的に解体され、
自由主義と民主主義に基づくまったく新しい国家体制が創設されたからです。
冒頭で、「古くからの伝統や現行のあり方」を維持・保存しようとする側が保守で、
これらを改め変えていこうとする側が革新であると定義しましたが、
伝統的あり方と現状のあり方がまったく対立している場合、
どこに軸足を置いて保守と革新を区別すればよいのでしょうか。
戦後日本の大半の時期を政権与党として政治を担ってきた自由民主党は、
その党名にあるように、経済的自由主義(=資本主義)と議会制民主主義を標榜しており、
基本的には保守政党を自認し、国民からもそのように認知されてきましたが、
しかし、結党直後から、現行の政治体制の根幹であるはずの日本国憲法には反対していて、
一貫して改憲を主張しています。
逆に、日本社会党や日本共産党は戦後日本政治において革新政党として位置づけられてきましたが、
日本国憲法との関係で言うと、どちらも自由民主党に比べれば護憲派の立ち位置になります。
この場合、何が保守で、何が革新なのでしょうか?
あるいは、それぞれは何を保守し、何を革新しようとしているのでしょうか?
そして、戦後の体制(日本国憲法体制)も80年の歴史と伝統を積み重ねてくるなかで、
日本社会党はなくなり、新たな政党が雨後の筍のように乱立し、
近年では国民(特に若者)の保守/革新の言葉遣いが大きく変わってきているようです。
(たとえばこのサイト参照)
保守と革新の捉え方に関しても、世代間対立が生じてきているかもしれません。
そのような世代間のズレも確かめ合いながら、政治について話し合ってみたいと思います。
「てつがくカフェ@ふくしま」は、
日常の中にある「当たり前」なことを掘り下げて、
みんなが自由に発言しながら考えを深めていく対話型のイベントです。
発言を強要することもありませんので、
他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えているだけでもかまいません。
誰でも気軽に対等に、安心して何でも話し合える場ですので、
初めての方もお気軽にご参加ください。
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