来週の土曜日は第6回 「本 de てつがくカフェ」 です。
課題図書は 『愛する人に東横インをプレゼントしよう』(やっぱりぱんつ著・宝島社・単価1,080円) です。
タイトルからして意味不明ですが、東横インをこよなく愛する男性に、
東横インをプレゼントしようと思い立った女性の 「100パーセントの愛の物語」 です。
爆笑しながらほんの1時間余りで読んでしまえる軽めの本ですが、
愛とは何か、家族とは何か、人は人とどう付き合っていくべきか等を深く考えることのできる、
きわめて哲学的・倫理学的な書物でもあります。
今回はぜひこの異色な本を題材に哲学的対話を進めていきたいと思います。
ただひとつ問題は、この本が福島市内ではあまり売られていないということです。
そんなに部数を印刷していないらしく、首都圏を中心に配本されてしまっているらしいのです。
地方に生きる私たちにとってはたいへん残念な事態ですが、
今の時代は本もネットで簡単に入手できますので (こちらをクリック!)、ぜひ購入してご参加ください。
当日はやっぱりぱんつさん御本人も参加してくださいますので、本を持参すればサインをもらえますっ!
とはいえネットを使ってもなかなか入手できないという方もいらっしゃるでしょう。
そういう方々のために、やっぱりぱんつさんと宝島社さんの承諾を得て、
この本の 「解説」 部分をアップすることにいたしました。
実はこの本の解説は、世話人のひとりである小野原が執筆しております。
この解説を読んでいただければ、この本の面白おかしい部分は伝わらないでしょうけれども、
哲学的・倫理学的な部分はある程度おわかりいただけると思います。
最悪、この解説を読んだだけでも今度のてつカフェに参加することは可能だろうと思います。
ぜひ以下の文章を読んでみてください。
読んだらきっとこの本買いたくなってしまいますよ。
そして、みんなと語り合いたくなってしまうはずです。
2月7日 (土) はぜひ東横イン本で哲学カフェを楽しみましょう!
【解説】 理解不能な他者に寄り添うとは
小野原雅夫 (福島大学・人間発達文化学類教授)
日本人というのは自分と相手が同じであることを喜び、同質性に根ざした人間関係を築きたがる傾向があります。似たもの同士、同じ趣味や嗜好、同じ主義や思想を共有し合える者同士こそ、濃厚なよりよい人間関係を築くことができると信じている人が多いのです。それは当然のことかもしれません。たしかにそのほうが互いによく理解し合えるし、ツーカーで話も盛り上がることでしょう。いったんそのような関係が築き上げられたならば、そこでのコミュニケーションは 「以心伝心」 によって可能となります。つまり、いちいち言葉を口にしなくても、互いの心と心で直接に気持ちを通じ合うことができるようになるのです。それは親密な人間関係の理想形といえるでしょう。
しかしながら、恋愛や結婚の経験がある人にはわかってもらえると思うのですが、始めのうちは 「なんでこんなになにもかも、ぴったり一緒なんだろう♡」 と思っていても、付き合っていくうちに、だんだんと二人の違うところが浮き彫りになってくるということがあります。大ヒット映画 『アナと雪の女王』 でも、アナ王女とハンス王子は出会ったその日に、考えていること、感じていることが似ているね!ということで盛り上がりますが 、ほどなくその恋の真の目的は、アナにとっては幽閉生活からの解放、ハンスにとってはアレンデール国の乗っ取りにすぎなかったことが明らかになり、決別を余儀なくされました。
長年同じ家庭に暮らしてきた家族同士でも、もちろんなにも言わずにわかり合える部分は非常に多いでしょう。しかしその反面、どうしても理解できない、理解してもらえないということも多々あるのではないでしょうか (アナと姉のエルサのように)。
このように同じ家族でも、愛し合っている恋人でも、長年連れ添った夫婦であっても、自分以外の人間はすべて 「他者」 であって、自分とはまったく異なるところを持つ別の存在者なのです。しかし残念ながら、「以心伝心」 を尊ぶ日本では、人間関係のそういった 「相違を強調する」 側面に光が当てられることがあまりありません。互いの違いをきわだたせることは 「他人行儀」 だとして忌避されるのです。しかし、同質性にのみ基づいて築かれる人間関係は、アナとハンスの場合のように非常に脆弱です。二人の間で少しでも異質なものが表面化してくると、それによって瞬く間に崩壊してしまいます。どんなに似た者同士に見えたとしても、じつは互いに他者であって、さまざまな面で異なる部分があるのだということまで理解し合った上でないと、確固とした関係を築くことはできないでしょう。
そうはいっても、自分とまったく異なる他者を理解するのは難しいことです。ましてや理解不能な他者をまるごと受けいれて寄り添うなんて、そうそうできることではありません。私は倫理学者として、また倫理学の教員として、他者理解の重要性や、他者を受けいれ、他者と共存していくことの重要性を説き続けています。しかし、日本的な人間関係 (いわゆる 「以心伝心」 信仰) にどっぷり浸かっている学生たちにこのことを伝えるのは、至難の業だと感じていました。
ちょうどそんなころ、ネット上で 「愛する人に東横インをプレゼントしよう」 という記事に出会ったのでした。尋常ではないアクセス数を誇り、検索エンジンでおすすめのページとして紹介されていました。タイトルの意味わからなさに惹かれて覗いてみたページには、まさに私が探し求めていた、理解不能な他者に寄り添う実例を見出すことができました。
この記事を書いたのは 「やっぱりぱんつ」 さん。理解不能な他者は、フリーライターの工藤考浩さんです。なんとこの工藤さん、東横インが大好きだというではありませんか。もうすでに理解不能です (笑)。そもそも東横インって、好き嫌いの対象になるようなものでしょうか。
しかしこの方は、東横インの室内誌は持ち帰ってくるし、東横イングッズは欲しがるし、果ては 「いつか僕が巨万の富を手に入れたら、自分専用の東横インを作るんだ」 と公言するほど東横インを愛しているのです。この人が熱く語れば語るほど、ザーッと音を立てて自分が引いていくように感じるのは私だけではないでしょう。
ところが、のちにこの方の伴侶となったやっぱりぱんつさんの、この意味不明な趣味に対する寄り添い方が尋常ではありません。やっぱりぱんつさん自身は彼の東横イン愛にまったく共鳴できていないのですが、理解不能なまま丸ごと包み込み、深い愛を捧げています。ふつう人は、他者の意味不明な趣味を見せつけられたとき、驚き戸惑い、そして蔑んだり嘲笑したりするのではないでしょうか。そしてバカにしたり諭したり懇願したりすることによって、自分と同じ真っ当な道に戻してあげようと思うのではないでしょうか。あるいは、よっぽど愛が深い場合には、むしろ自らを犠牲に献げて、自分を相手に同化させ、なんとか相手に合わせて自分も相手と同じものが好きになれるように努力したりするということもあるかもしれません。
しかし、やっぱりぱんつさんはそういう 「同化の道」 を選びませんでした。やっぱりぱんつさんは、くり返し夫である工藤さんの趣味を 「異常だ」 と言い、「私、東横インに興味ないし」 と一線を引き続けています。しかし、だからといって彼やその趣味を軽蔑するのではなく、その代わりに彼女は、彼のその理解不能な東横イン愛を理解不能なまま、まるごと受容して尊重し、それに寄り添おうとしたのです。その壮大な愛と尊敬の軌跡が、やっぱりぱんつさんのブログに写真入りで綴られていて、私は圧倒されてしまいました。
読後すぐにその感動を学生たちと共有すべく、私の学生向けブログ (「まさおさまの何でも倫理学」 http://blog.goo.ne.jp/masaoonohara) に 「理解不能な他者に寄り添うとは」 というタイトルで寄稿しました。その後、やっぱりぱんつさんは東横インから感謝状を授与され、その顛末を続編 「愛する人と東横イン本社にいった」 としてまとめられました。それを読んだとき、私は矢も楯もたまらず、僭越も承知の上で次のようなコメントを送ってしまいました。
「自分のブログのなかでお二人の記事を紹介させていただいた者です。東横インからの感謝状授与、誠におめでとうございます! ひとつだけダメ出しさせていただくならば、感謝状授与式にはぜひとも 『あの東横イン』 も一緒に参列してもらいたかったです。〈誰も想像しなかった図〉 の一番手前に今回の主役が写っていたらサイコーだったのに。 」
じつはこのコメントがやっぱりぱんつさんの目にとまり、今回この本の 「解説」 を書くという大役を仰せつかることになりました。私は、やっぱりぱんつさんとも工藤さんとも、まったく面識がありません。そして宝島社ともなんの付き合いもありません。それなのにある日突然、編集者から研究室に電話がかかってきて、この一大プロジェクトへの参加を要請され、こうしてご一緒することになってしまったのです。インターネットの力によって、こんな仕事に一枚噛ませていただくことになるとは、まったく思ってもいませんでした。はっきりいって私は、東横インが好きだという工藤さんに共感することができないばかりでなく、その人のためにあんな本気の模型を作ってしまうやっぱりぱんつさんのことも、よく理解できません。さらには、たったそれだけのエピソードをもとに、一冊の本を作ってしまおうという宝島社なんて完全に理解不能です (それくらいなら、なぜ私のブログを単行本化してくれないんだっ!)。
しかしながら、こうして理解できないままこの奇妙な企画に参加させていただくことができました。理解不能な他者に寄り添う機会を与えてくださった皆さまに感謝申し上げます。
やっぱりぱんつさんと工藤さんが、あのアナとクリストフのように、互いに相いれない部分を持ちつつも、それを受けいれ敬い合って、末永く強固で素敵な関係を築いていかれますことを心からお祈り申し上げます。
2014年9月29日
「東横イン福島駅東口Ⅰ」 と 「東横イン福島駅東口Ⅱ」 を望む自宅にて
課題図書は 『愛する人に東横インをプレゼントしよう』(やっぱりぱんつ著・宝島社・単価1,080円) です。
タイトルからして意味不明ですが、東横インをこよなく愛する男性に、
東横インをプレゼントしようと思い立った女性の 「100パーセントの愛の物語」 です。
爆笑しながらほんの1時間余りで読んでしまえる軽めの本ですが、
愛とは何か、家族とは何か、人は人とどう付き合っていくべきか等を深く考えることのできる、
きわめて哲学的・倫理学的な書物でもあります。
今回はぜひこの異色な本を題材に哲学的対話を進めていきたいと思います。
ただひとつ問題は、この本が福島市内ではあまり売られていないということです。
そんなに部数を印刷していないらしく、首都圏を中心に配本されてしまっているらしいのです。
地方に生きる私たちにとってはたいへん残念な事態ですが、
今の時代は本もネットで簡単に入手できますので (こちらをクリック!)、ぜひ購入してご参加ください。
当日はやっぱりぱんつさん御本人も参加してくださいますので、本を持参すればサインをもらえますっ!
とはいえネットを使ってもなかなか入手できないという方もいらっしゃるでしょう。
そういう方々のために、やっぱりぱんつさんと宝島社さんの承諾を得て、
この本の 「解説」 部分をアップすることにいたしました。
実はこの本の解説は、世話人のひとりである小野原が執筆しております。
この解説を読んでいただければ、この本の面白おかしい部分は伝わらないでしょうけれども、
哲学的・倫理学的な部分はある程度おわかりいただけると思います。
最悪、この解説を読んだだけでも今度のてつカフェに参加することは可能だろうと思います。
ぜひ以下の文章を読んでみてください。
読んだらきっとこの本買いたくなってしまいますよ。
そして、みんなと語り合いたくなってしまうはずです。
2月7日 (土) はぜひ東横イン本で哲学カフェを楽しみましょう!
【解説】 理解不能な他者に寄り添うとは
小野原雅夫 (福島大学・人間発達文化学類教授)
日本人というのは自分と相手が同じであることを喜び、同質性に根ざした人間関係を築きたがる傾向があります。似たもの同士、同じ趣味や嗜好、同じ主義や思想を共有し合える者同士こそ、濃厚なよりよい人間関係を築くことができると信じている人が多いのです。それは当然のことかもしれません。たしかにそのほうが互いによく理解し合えるし、ツーカーで話も盛り上がることでしょう。いったんそのような関係が築き上げられたならば、そこでのコミュニケーションは 「以心伝心」 によって可能となります。つまり、いちいち言葉を口にしなくても、互いの心と心で直接に気持ちを通じ合うことができるようになるのです。それは親密な人間関係の理想形といえるでしょう。
しかしながら、恋愛や結婚の経験がある人にはわかってもらえると思うのですが、始めのうちは 「なんでこんなになにもかも、ぴったり一緒なんだろう♡」 と思っていても、付き合っていくうちに、だんだんと二人の違うところが浮き彫りになってくるということがあります。大ヒット映画 『アナと雪の女王』 でも、アナ王女とハンス王子は出会ったその日に、考えていること、感じていることが似ているね!ということで盛り上がりますが 、ほどなくその恋の真の目的は、アナにとっては幽閉生活からの解放、ハンスにとってはアレンデール国の乗っ取りにすぎなかったことが明らかになり、決別を余儀なくされました。
長年同じ家庭に暮らしてきた家族同士でも、もちろんなにも言わずにわかり合える部分は非常に多いでしょう。しかしその反面、どうしても理解できない、理解してもらえないということも多々あるのではないでしょうか (アナと姉のエルサのように)。
このように同じ家族でも、愛し合っている恋人でも、長年連れ添った夫婦であっても、自分以外の人間はすべて 「他者」 であって、自分とはまったく異なるところを持つ別の存在者なのです。しかし残念ながら、「以心伝心」 を尊ぶ日本では、人間関係のそういった 「相違を強調する」 側面に光が当てられることがあまりありません。互いの違いをきわだたせることは 「他人行儀」 だとして忌避されるのです。しかし、同質性にのみ基づいて築かれる人間関係は、アナとハンスの場合のように非常に脆弱です。二人の間で少しでも異質なものが表面化してくると、それによって瞬く間に崩壊してしまいます。どんなに似た者同士に見えたとしても、じつは互いに他者であって、さまざまな面で異なる部分があるのだということまで理解し合った上でないと、確固とした関係を築くことはできないでしょう。
そうはいっても、自分とまったく異なる他者を理解するのは難しいことです。ましてや理解不能な他者をまるごと受けいれて寄り添うなんて、そうそうできることではありません。私は倫理学者として、また倫理学の教員として、他者理解の重要性や、他者を受けいれ、他者と共存していくことの重要性を説き続けています。しかし、日本的な人間関係 (いわゆる 「以心伝心」 信仰) にどっぷり浸かっている学生たちにこのことを伝えるのは、至難の業だと感じていました。
ちょうどそんなころ、ネット上で 「愛する人に東横インをプレゼントしよう」 という記事に出会ったのでした。尋常ではないアクセス数を誇り、検索エンジンでおすすめのページとして紹介されていました。タイトルの意味わからなさに惹かれて覗いてみたページには、まさに私が探し求めていた、理解不能な他者に寄り添う実例を見出すことができました。
この記事を書いたのは 「やっぱりぱんつ」 さん。理解不能な他者は、フリーライターの工藤考浩さんです。なんとこの工藤さん、東横インが大好きだというではありませんか。もうすでに理解不能です (笑)。そもそも東横インって、好き嫌いの対象になるようなものでしょうか。
しかしこの方は、東横インの室内誌は持ち帰ってくるし、東横イングッズは欲しがるし、果ては 「いつか僕が巨万の富を手に入れたら、自分専用の東横インを作るんだ」 と公言するほど東横インを愛しているのです。この人が熱く語れば語るほど、ザーッと音を立てて自分が引いていくように感じるのは私だけではないでしょう。
ところが、のちにこの方の伴侶となったやっぱりぱんつさんの、この意味不明な趣味に対する寄り添い方が尋常ではありません。やっぱりぱんつさん自身は彼の東横イン愛にまったく共鳴できていないのですが、理解不能なまま丸ごと包み込み、深い愛を捧げています。ふつう人は、他者の意味不明な趣味を見せつけられたとき、驚き戸惑い、そして蔑んだり嘲笑したりするのではないでしょうか。そしてバカにしたり諭したり懇願したりすることによって、自分と同じ真っ当な道に戻してあげようと思うのではないでしょうか。あるいは、よっぽど愛が深い場合には、むしろ自らを犠牲に献げて、自分を相手に同化させ、なんとか相手に合わせて自分も相手と同じものが好きになれるように努力したりするということもあるかもしれません。
しかし、やっぱりぱんつさんはそういう 「同化の道」 を選びませんでした。やっぱりぱんつさんは、くり返し夫である工藤さんの趣味を 「異常だ」 と言い、「私、東横インに興味ないし」 と一線を引き続けています。しかし、だからといって彼やその趣味を軽蔑するのではなく、その代わりに彼女は、彼のその理解不能な東横イン愛を理解不能なまま、まるごと受容して尊重し、それに寄り添おうとしたのです。その壮大な愛と尊敬の軌跡が、やっぱりぱんつさんのブログに写真入りで綴られていて、私は圧倒されてしまいました。
読後すぐにその感動を学生たちと共有すべく、私の学生向けブログ (「まさおさまの何でも倫理学」 http://blog.goo.ne.jp/masaoonohara) に 「理解不能な他者に寄り添うとは」 というタイトルで寄稿しました。その後、やっぱりぱんつさんは東横インから感謝状を授与され、その顛末を続編 「愛する人と東横イン本社にいった」 としてまとめられました。それを読んだとき、私は矢も楯もたまらず、僭越も承知の上で次のようなコメントを送ってしまいました。
「自分のブログのなかでお二人の記事を紹介させていただいた者です。東横インからの感謝状授与、誠におめでとうございます! ひとつだけダメ出しさせていただくならば、感謝状授与式にはぜひとも 『あの東横イン』 も一緒に参列してもらいたかったです。〈誰も想像しなかった図〉 の一番手前に今回の主役が写っていたらサイコーだったのに。 」
じつはこのコメントがやっぱりぱんつさんの目にとまり、今回この本の 「解説」 を書くという大役を仰せつかることになりました。私は、やっぱりぱんつさんとも工藤さんとも、まったく面識がありません。そして宝島社ともなんの付き合いもありません。それなのにある日突然、編集者から研究室に電話がかかってきて、この一大プロジェクトへの参加を要請され、こうしてご一緒することになってしまったのです。インターネットの力によって、こんな仕事に一枚噛ませていただくことになるとは、まったく思ってもいませんでした。はっきりいって私は、東横インが好きだという工藤さんに共感することができないばかりでなく、その人のためにあんな本気の模型を作ってしまうやっぱりぱんつさんのことも、よく理解できません。さらには、たったそれだけのエピソードをもとに、一冊の本を作ってしまおうという宝島社なんて完全に理解不能です (それくらいなら、なぜ私のブログを単行本化してくれないんだっ!)。
しかしながら、こうして理解できないままこの奇妙な企画に参加させていただくことができました。理解不能な他者に寄り添う機会を与えてくださった皆さまに感謝申し上げます。
やっぱりぱんつさんと工藤さんが、あのアナとクリストフのように、互いに相いれない部分を持ちつつも、それを受けいれ敬い合って、末永く強固で素敵な関係を築いていかれますことを心からお祈り申し上げます。
2014年9月29日
「東横イン福島駅東口Ⅰ」 と 「東横イン福島駅東口Ⅱ」 を望む自宅にて