また、てつカフェ特別編の季節がやってまいりました。
特別編は2011年の10月より毎年1回開催してきていますが、
第1回からずっと特別編世話人を務め、
毎年、福島内外の皆さまとの対話のために来福してくださっていた牧野英二さんが、
この3月で本務校の法政大学を退職されます。
それを機に退職記念論集『哲学の変換と知の越境 伝統的思考法を問い直すための手引き』
が出版されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/50/1ff3d6bd939adf410b98f88e95a17eaa.jpg)
牧野さんご自身が序論と第1章を書かれているほか、
特別編世話人である小野原、齋藤、相原、大森の4人も含めて総勢16名が寄稿しており、
レイシズムの問題から、AI、医療倫理、児童虐待の問題まで、
盛りだくさんな内容となっております。
専門書ではなく、一般の皆さまにも読んでもらえるような本として企画しましたので、
哲学カフェ愛好者の皆さまにはうってつけの書となっているのではないでしょうか。
というわけで、今回は牧野さんの退職を記念して、
牧野さんが書かれた第1章「『持続可能性の哲学』と『津波てんでんこ』の倫理」を題材に、
てつカフェ特別編を開催したいと思います。
てつがくカフェ@ふくしま特別編2019
【テーマ】「持続可能性の哲学」と「津波てんでんこ」の倫理
【日 時】2019年3月9日(土)
15:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター 多目的ホール
(チェンバおおまち3階)
参加費無料・飲み物代無料
事前申し込み不要(直接会場へお越し下さい)
問い合わせ先:onohara@educ.fukushima-u.ac.jp
牧野論文の副題は「暴力・悪・赦しを問い直す」となっています。
震災や津波の問題を契機に、自然災害における暴力や悪を哲学的に捉え直し、
そこから「津波てんでんこ」の教えや大川小学校の悲劇を再考することを通して、
人間の生き方の極限的選択について思索を深めていっています。
原発事故のことが直接論じられているわけではありませんが、
この8年間の福島の皆さんとの交流が、この論文の底流に流れているように感じました。
今回はこの論文を皆さまに読んできていただき、
牧野さんからも補足的な提題をしてもらった上で、
皆さまとともに、〈3.11〉後をいかに生きていったらいいか考えていきたいと思います。
『哲学の変換と知の越境』(法政大学出版局)を当日希望者にはお譲りしますし、
第1章のコピーも用意しますが、可能な方は下記からダウンロードして、
あらかじめお読みいただいた上でご参集ください。
牧野英二「『持続可能性の哲学』と『津波てんでんこ』の倫理」へ
「てつがくカフェ@ふくしま特別編」は誰でも気軽に対等に、
安心して何でも話し合える場です。
初めての方でもお気軽にご参加ください。
特別編は2011年の10月より毎年1回開催してきていますが、
第1回からずっと特別編世話人を務め、
毎年、福島内外の皆さまとの対話のために来福してくださっていた牧野英二さんが、
この3月で本務校の法政大学を退職されます。
それを機に退職記念論集『哲学の変換と知の越境 伝統的思考法を問い直すための手引き』
が出版されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/50/1ff3d6bd939adf410b98f88e95a17eaa.jpg)
牧野さんご自身が序論と第1章を書かれているほか、
特別編世話人である小野原、齋藤、相原、大森の4人も含めて総勢16名が寄稿しており、
レイシズムの問題から、AI、医療倫理、児童虐待の問題まで、
盛りだくさんな内容となっております。
専門書ではなく、一般の皆さまにも読んでもらえるような本として企画しましたので、
哲学カフェ愛好者の皆さまにはうってつけの書となっているのではないでしょうか。
というわけで、今回は牧野さんの退職を記念して、
牧野さんが書かれた第1章「『持続可能性の哲学』と『津波てんでんこ』の倫理」を題材に、
てつカフェ特別編を開催したいと思います。
てつがくカフェ@ふくしま特別編2019
【テーマ】「持続可能性の哲学」と「津波てんでんこ」の倫理
【日 時】2019年3月9日(土)
15:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター 多目的ホール
(チェンバおおまち3階)
参加費無料・飲み物代無料
事前申し込み不要(直接会場へお越し下さい)
問い合わせ先:onohara@educ.fukushima-u.ac.jp
牧野論文の副題は「暴力・悪・赦しを問い直す」となっています。
震災や津波の問題を契機に、自然災害における暴力や悪を哲学的に捉え直し、
そこから「津波てんでんこ」の教えや大川小学校の悲劇を再考することを通して、
人間の生き方の極限的選択について思索を深めていっています。
原発事故のことが直接論じられているわけではありませんが、
この8年間の福島の皆さんとの交流が、この論文の底流に流れているように感じました。
今回はこの論文を皆さまに読んできていただき、
牧野さんからも補足的な提題をしてもらった上で、
皆さまとともに、〈3.11〉後をいかに生きていったらいいか考えていきたいと思います。
『哲学の変換と知の越境』(法政大学出版局)を当日希望者にはお譲りしますし、
第1章のコピーも用意しますが、可能な方は下記からダウンロードして、
あらかじめお読みいただいた上でご参集ください。
牧野英二「『持続可能性の哲学』と『津波てんでんこ』の倫理」へ
「てつがくカフェ@ふくしま特別編」は誰でも気軽に対等に、
安心して何でも話し合える場です。
初めての方でもお気軽にご参加ください。