「本当の美しさは、不完全を心の中で完成させた人だけが見出すことができる」 岡倉天心
てつがくカフェ@ふくしま2025.7.19.
【テーマ】「美とは」
【日 時】2025年7月19日(土)
15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
会場参加の方は直接会場にお越しください。
オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/82044846122?pwd=1YIK8NUWDa5ab6ssma1wjjHJwUg9LZ.1
ミーティング ID: 820 4484 6122
パスコード: 2x2SPC
【問い合わせ先】fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp

会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加をご希望の方は、お申し込みは不要となりますので、直接会場にお越しください。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、上記のURLからご参加ください。
今回のテーマは「美とは」です。
雄大な自然や高所からの展望、華やかな衣装や洗練された文体、
芸術的な価値を持つ作品(絵画、彫刻、陶芸、工芸品など)から映画のワンシーンまで
人それぞれ「美」の基準があるかと思います。
私は小学校時代、世界最大級の美術館(博物館)であるフランスのルーブル美術館に行った事があります。
そこで「美の象徴」「ルーブルの至宝」と呼ばれる『ミロのヴィーナス』を実際に目にしましたが、
当時10歳の自分には、その「美しさ」を理解する事が出来ませんでした。
『ミロのヴィーナス』を眺めながら、「ここだけやたら人が多いな」という印象しか抱けず、
【両腕がないから美しい】と説明されてもいまいちピンと来ず、「ふぅーん」という感じだった事を記憶しています。
ちなみにオルセー美術館にも行き、
ミレーの『落穂拾い』、マネの『笛を吹く少年』、ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』、ゴッホ『自画像』など
美術史に残る巨匠達の傑作も鑑賞しましたが、
特に深い印象は無く、後に中学の美術の教科書や高校の世界史の教科書で「あぁ、見たことあるな」と思った程度でした。
美術品は鑑賞する事が目的であり、視覚的な「美しさ」や表現力を追求したもので、
観る人の感情や思考を刺激することが期待され、その芸術性が価値となります。
日本人の小学生※の美的基準に合致しなかったからといって、
『ミロのヴィーナス』の価値は低減するものではなく、
人類にとっての財産として文化や歴史を伝える役割を果たしています。
※この少年は当時、スーパー戦隊シリーズ(忍者戦隊カクレンジャー)やハイパーヨーヨーに「美しさ」を感じていました。
また、学生時代に大学のゼミで「廃墟が美しい」という学生に出会った事があります。
時間が止まり、人影もなく、特別な空気を感じる廃墟が独特の「美しさ」を持っているとのことでした。
退廃的なムードの中に神秘的な「美」が漂い、不気味な様子が魅力的に映っていたそうです。
美しさとは何か?人は何を見て美しいと感じるのか?
今回は「美」について皆さんと一緒に問い、考え、語り合いたいと思います。
「てつがくカフェ@ふくしま」は、
日常の中にある「当たり前」なことを掘り下げて、
みんなが自由に発言しながら考えを深めていく対話型のイベントです。
発言を強要することもありませんので、
他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えているだけでもかまいません。
誰でも気軽に対等に、安心して何でも話し合える場ですので、
初めての方もお気軽にご参加ください。
てつがくカフェ@ふくしま2025.7.19.
【テーマ】「美とは」
【日 時】2025年7月19日(土)
15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM
チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
会場参加の方は直接会場にお越しください。
オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
Zoomミーティングに参加する
https://us06web.zoom.us/j/82044846122?pwd=1YIK8NUWDa5ab6ssma1wjjHJwUg9LZ.1
ミーティング ID: 820 4484 6122
パスコード: 2x2SPC
【問い合わせ先】fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp

会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加をご希望の方は、お申し込みは不要となりますので、直接会場にお越しください。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、上記のURLからご参加ください。
今回のテーマは「美とは」です。
雄大な自然や高所からの展望、華やかな衣装や洗練された文体、
芸術的な価値を持つ作品(絵画、彫刻、陶芸、工芸品など)から映画のワンシーンまで
人それぞれ「美」の基準があるかと思います。
私は小学校時代、世界最大級の美術館(博物館)であるフランスのルーブル美術館に行った事があります。
そこで「美の象徴」「ルーブルの至宝」と呼ばれる『ミロのヴィーナス』を実際に目にしましたが、
当時10歳の自分には、その「美しさ」を理解する事が出来ませんでした。
『ミロのヴィーナス』を眺めながら、「ここだけやたら人が多いな」という印象しか抱けず、
【両腕がないから美しい】と説明されてもいまいちピンと来ず、「ふぅーん」という感じだった事を記憶しています。
ちなみにオルセー美術館にも行き、
ミレーの『落穂拾い』、マネの『笛を吹く少年』、ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』、ゴッホ『自画像』など
美術史に残る巨匠達の傑作も鑑賞しましたが、
特に深い印象は無く、後に中学の美術の教科書や高校の世界史の教科書で「あぁ、見たことあるな」と思った程度でした。
美術品は鑑賞する事が目的であり、視覚的な「美しさ」や表現力を追求したもので、
観る人の感情や思考を刺激することが期待され、その芸術性が価値となります。
日本人の小学生※の美的基準に合致しなかったからといって、
『ミロのヴィーナス』の価値は低減するものではなく、
人類にとっての財産として文化や歴史を伝える役割を果たしています。
※この少年は当時、スーパー戦隊シリーズ(忍者戦隊カクレンジャー)やハイパーヨーヨーに「美しさ」を感じていました。
また、学生時代に大学のゼミで「廃墟が美しい」という学生に出会った事があります。
時間が止まり、人影もなく、特別な空気を感じる廃墟が独特の「美しさ」を持っているとのことでした。
退廃的なムードの中に神秘的な「美」が漂い、不気味な様子が魅力的に映っていたそうです。
美しさとは何か?人は何を見て美しいと感じるのか?
今回は「美」について皆さんと一緒に問い、考え、語り合いたいと思います。
「てつがくカフェ@ふくしま」は、
日常の中にある「当たり前」なことを掘り下げて、
みんなが自由に発言しながら考えを深めていく対話型のイベントです。
発言を強要することもありませんので、
他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えているだけでもかまいません。
誰でも気軽に対等に、安心して何でも話し合える場ですので、
初めての方もお気軽にご参加ください。
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