てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

第41回てつがくカフェ@ふくしま―「義務教育に何を求めるか?」

2017年01月02日 13時28分25秒 | 開催予定
            

【テーマ】 「義務教育に何を求めるか?」
【日 時】2017年1月21日(土)16:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター B-2会議室
      チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】100円(珈琲などを準備させていただきます)
【事前申し込み】不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp


2017年最初のてつがくカフェ@ふくしまは、哲カフェ参加者の小学校教員の方から問題提起していただいたテーマについて話し合います。
以下、現場で働く立場からお書きいただいた趣意文です。

公立の小中学校に何を求めますか?何を期待しますか?
納税者として、地域住民として、保護者として、国民として、あるいは会社経営者として等々、立場によって学校に何を求めるかは変わってくるかも知れません。
ゆとり教育、生活科や総合的学習の時間、コンピュータの指導、英語学習などなどここ10数年のあいだでも学校の中身はずいぶん変わってきています。最近は、伝統文化、食育、薬物防止、放射線教育なども学校の仕事です。(そのうちギャンブル依存症防止教育なんていうのも入ってくるかも知れません)
教育内容が変わるときに社会的要請に応えてという言葉を使うことがありますが、誰が何を何のために要請しているのか考えてしまいます。ネットによりイジメがさらに潜在化している状況からなどは、学校が社会に要請したいぐらいです。
やることが増えれば増えるほど学校は飽和状態、ブラック企業化とかモンスターペアレントといった顕在化している諸問題をさらに助長するように思われます。もともと日本の学校は、学習だけでなく課外の部活動や生徒指導など子どもの多くのことに関っています。学校はスリム化が必要とも思います。
一方では、学校が地域社会にしめる役割は小さくないという実状があります。学校は地域コミュニティの中心です。また、給食が制服が運動着が地元の商店を支えているという実態もあります。山間部では、学校の教員数は町(村)の人口の増減にも大きく影響します。
今の公立小中学校は、どう見えますか?
あなたは、学校に何を求めますか?


お茶を飲みながら聞いているだけでもけっこうです。
飲まずに聞いているだけでもけっこうです。
通りすがりに一言発して立ち去るのもけっこうです。
わかりきっているようで実はよくわからないことがたくさんあります。
ぜひみんなで額を寄せあい語りあってみましょう。

てつがくカフェって何?てつがくカフェ@ふくしまって何?⇒こちら
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世話人一同