てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

15日 「サン・チャイルドdeてつがくカフェ」 決行します!

2018年09月11日 14時28分42秒 | 開催予定
今週の土曜日15日に「サン・チャイルド」でアートdeてつがくカフェを開催します、

と発表したほんの数日後に「サン・チャイルド」が撤去されることが報じられました。

(そもそも美術家から寄贈されて設置した作品に対して、

 「撤去」という表現を使用していいのか疑問ですが、それはさておき)

この作品に対して賛否両論があったのは承知の上で、

それについてじっくり考え、ゆっくり話し合おうと思っていた矢先の決定で、

本当に残念でなりません。

このこと自体が美術史と福島史に黒歴史として永遠に残ることになるでしょう。

それも含めて、「サン・チャイルド」de てつがくカフェは予定通り決行したいと思います。



今日11日現在、まだ「撤去」はされていませんし、

その準備が始まる気配もないので、

15時から予定していた鑑賞会も決行いたします。

万一15日までに「撤去」されてしまったとしても、

その「跡地」を見てみることも対話にとって有益だろうと思います。

最近「こむこむ」の前をよく通るのですが、

あの発表以来、「サン・チャイルド」の前には必ず、じっくり見たり、

何人かで話し合ったり、記念撮影をしている人がいらっしゃいます。

それくらい福島内外からの関心は高いのだろうと思います。

ぜひこの機会にみんなで語り考えたいと思います。

アート de てつがくカフェ2018.9.15.
【作 品】ヤノベケンジ「サン・チャイルド」
【日 時】2018年9月15日(日)
      16:00~18:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A-1会議室
      チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【鑑賞会】同日15:00 こむこむ館前集合 
【参加費】無料 (飲み物も無料)
【事前申し込み】不要 (直接会場にお越しください)
【問い合わせ先】onohara@educ.fukushima-u.ac.jp


フォーラム福島でシネマトーク 『ゲッベルスと私』

2018年09月06日 16時53分24秒 | 開催予定
9月30日にフォーラム福島で行われるシネマトークイベントの告知です。

今月末から10月初旬にかけて映画『ゲッベルスと私』が上映されるのを記念して、

東京大学教授、石田勇治氏を招いて上映ならびに講演会が開かれます。

ナチスの宣伝大臣であったゲッベルス、

その秘書(103歳)のインタビュー映像を収めたドキュメンタリー映画です。

当時世界で最も民主的な憲法と目されていたヴァイマル憲法体制の下で、

ヒットラー率いるナチスはいかにして国民を戦争とホロコーストへと導いたのか、

その宣伝大臣であったゲッベルスの秘書の証言というのはひじょうに興味深いです。

今の日本にとってもとても他人事とは思えません。

この機会にぜひ「ナチスの手口」について再考してみてはいかがでしょうか。


『ゲッベルスと私』上映記念シネマトーク
日時:2018年9月30日(日)
   上映 13:00~
   講演 15:00~16:30
講師:石田勇治(東京大学教授)
テーマ:「ゲッベルスとナチ・ドイツ」





※このイベントはフォーラム福島の企画であり、
 てつがくカフェ@ふくしまは直接関わっておりませんので、
 お問い合わせはフォーラム福島までお願いいたします。