てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある
対話と珈琲から始まる思考の場

てつがくカフェ@ふくしま2023.4.22.「この時代をどう生きるか?」

2023年03月17日 16時24分10秒 | 開催予定
「『親が悪いから』『パートナーが悪いから』『時代が悪いから』『こういう運命だから』
 これらは責任転嫁の典型的な言い訳である」アルフレッド・アドラー


てつがくカフェ@ふくしま2023.4.22.
【テーマ】「この時代をどう生きるか?」
【日 時】2023年4月22日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料 (飲み物は各自ご用意ください)
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
https://us05web.zoom.us/j/83080546493?pwd=R2Z2eFg1c3dOUWZLZlQ4QjlKbzM0QT09
        
        ミーティングID: 830 8054 6493
        パスコード: J99suv

【問い合わせ先】fukushimacafe@mail.goo.ne.jp





今回も会場とオンラインの同時開催となります。

会場参加の方は、お申し込みは不要です。

オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、

上記の「Zoomミーティングに参加する」の下のURLをクリックして頂ければ、

Zoomに参加することができます。

【「てつがくカフェ@ふくしま」当面の開催方針(2020年7月10日現在)】は、

5月以降見直すことを検討中ですが、4月に関しては上記方針に従ってご参加ください。

「てつがくカフェ@ふくしま」では対話をするということ、

ご高齢の方の参加者も多いということから、

できるかぎりマスクの着用をお願いいたします。

なお、当日ぎりぎりの判断で全面 Zoom 開催に変更することもありえますので、

当日お出かけ前にこのブログで開催方法変更が告知されていないかお確かめの上ご来場ください。




さて、今回のテーマは今年2月に参加者の方から提案されたテーマとなります。

まず「この時代」を象徴するものとして、やはりマスクやコロナの存在は大きいと思います。



トイレットペーパーを買い求める人々の写真が

1970年代のオイルショックという時代の出来事を表しているように

街を歩く人々が全員マスクを着用している姿は

2020年代を表した写真として、後世の教科書に掲載されるのではないでしょうか。



新型コロナウイルスの感染が2020年1月15日に国内で初めて確認されてから3年が経過しましたが、

この3年間で新型コロナウイルスの感染状況は大きく変化したように思われます。

厚生労働省の発表では、これまでに感染した人は日本だけでも3100万人であり、

亡くなった方の数は6万2000人にものぼっています。

この3年間で国民のワクチン接種が進んだことなどによって、

大幅に減少しているとニュースでは報じられている一方で、

感染拡大当初から対応している医療現場は感染の波が来るたびにひっ迫している状況が繰り返されています。



2023年3月13日から新型コロナ対策として、マスク着用のルールが変わり

政府は「着用は個人の判断に委ねることを基本」としましたが、

コロナ対策はこのあとどう変わっていくのでしょうか?

そして、我々はこの先、このウイルスとどう向き合っていくべきなのでしょうか?



また、コロナ以外でもここ数年で社会は大きく変化しているように感じます。

2023年10月1日から、消費税の仕入税額控除の方式としてインボイス制度が開始されます。

また来年度から5年間の防衛費を43兆円に増額する政府方針となり、法人税、所得税、たばこ税の増税が決まりました。

他にも、政府は原発の再稼働を追加で目指す方針や次世代原子炉の開発・建設の検討など原発政策を前に進めようとしています。

さらに、旧統一教会問題に五輪汚職から、

卵や食用油などの食品の値上げといった身近な問題まで、

私たちを取り巻く環境は多くの社会課題であふれています。

そこで、今を生きる私たちが向き合うテーマとして

当日集まった参加者の皆様と一緒に

じっくりと「この時代をどう生きるか?」について考えていきたいと思います。



「てつがくカフェ@ふくしま」は、

日常の中にある「当たり前」なことを掘り下げて、

みんなが自由に発言しながら考えを深めていく対話型のイベントです。

発言を強要することもありませんので、

他の方の意見に黙って耳を傾け、頭の中で考えているだけでもかまいません。

誰でも気軽に対等に、安心して何でも話し合える場ですので、

初めての方もお気軽にご参加ください。

てつがくカフェ@ふくしま報告3.11特別編2023「変わる世界と変えてはいけないもの-フクシマの未来を想いながら-」

2023年03月12日 20時10分23秒 | 〈3.11〉特別編記録
3月11日(土)に開催された「てつがくカフェ」について世話人から報告させていただきます。


会場とオンライン(Zoom)の同時開催となりましたが、

会場には11名、オンラインでは9名の計20名の方にご参加いただきました。









ここで参加された方の発言の一部を紹介したいと思います。

・今日は特別編ということで特別編世話人の方が二人、大森さんと相原さんが来てくださっています。今日のファシリテーターは相原さんにお願いしたいというふうに思っています。それでは相原さん、お願いいたします。

・只今ご紹介いただきました、本日のファシリテーターを務めます相原です。簡単に趣旨の説明をして、それから対話を始めたいと思います。今回のテーマですが、「変わる世界と変えてはいけないもの」というタイトルを付けた訳ですが。それはどういうことかというと、2022年を振り返ってみると、政府の原発政策が大きく変わった訳ですよね。皆さんもご存知だと思いますけど、原発の汚染水を海洋放出すると決定したとか。あるいは、あの昨年の年末に原発を推進するとか、そういう方向に政策が大きく変わりました。振り返ってみると、まだ去年はコロナも続いて私たちの日常生活は、大きく変わっていたという時期ですし。さらに国際状況を見れば、ロシアのウクライナ侵攻も起きていて。まさにその世界が大きく変化する、私たちの日常生活も変わってきている。そんな中でしたけど、国の方針は全く突然の決定だったとそんな風に思ったんですね。国会での議論もほとんどなしに非常に重要な政策が、一方的に決まって行く。そのことに非常に危惧を覚えまして。いろんなものが急激に変わりつつあるけれども、やっぱり変えてはいけないものもあるのではないかと。そういう趣旨で、今回のテーマを決めさせてもらいました。これは2022年の話ですけど、もう少し長い時間の射程で考えても、これは大きなテーマになるのではないかというのが、もう一つの論点ですね。つまり、100年とか200年とかとても長い時間の幅で考えると、やっぱり人類っていうのは、いろんなものを変えてきた。もちろん、それは私たちの快適な生活だとか、豊かな生活のためだったと思うんですけど。自然を変えるとかですね。あるいは、原子力の利用なども変えてきたものの一つになると思うんですけど。そういう形で人類はいろんなものを変えてきたわけですけど。それでもやっぱり何か変えてはいけないものがあるのではないか。ですからテーマは「変わる世界と変えてはいけないもの」というものですけど。短期的には2022年の話ですけど、もう少し長く見れば人類のこれまでの歩みを振り返って、いろんなものを変えてきた、作り変えてきたわけですけど。でも、やっぱり変えてはいけないものもあったのではないか。短期的と長期的の二つの視点で、この問題を考えてみようということです。私からの趣旨説明はここまでにしたいと思いますので、早速ですが意見や発言のある方は挙手をお願いいたします。

・今日世話人をやっておりますが、今回すごく刺激的なテーマをいただいたなと思います。変わる世界を変えてはいけないもので、今進行役から趣旨とその背景について説明がありましたが、実は原発政策というものが去年変わったんだという話があって、なるほどと思って聞いていたんですけれども。二つ考えてみたいなと思ったことがあって。一つは、原発政策ということに関して本当に変わったんだろうかということです。ここ数年で見れば変わったと言うこともできるんですけども、もっと大きな時間を通して見てみるんだったら、むしろ変わってないではないか。だから、変えてはいけないものということなんですけども、変わったのかなと思ったのと。あともう一つは、オバマ大統領があの当選した時に「チェンジ」と言っていて、日本でも聖域なき構造改革というのもありました。要は変わるということが基本的にはいいことだと、僕たちは何か考えるような時代に生きていて。変えてはいけないと叫ぶいうことが、どうなんでしょう、一般的にあまり良くないものなのかなと思って聞いていて、そんな思いがずっとあって。この二つが今全然定まってないんだけれども、原発政策変わったんだろうか?ということ。変わるってことは何かいい事なイメージがあるよねっていうところから、ちょっと皆さんシェアして考えていきたいなと思いました。

・今日変えてはいけないものと書いてあるんですけど、逆に要するに世界は変わっていきますよね。それで今まで変わってきたものを変えるべき、変えなければいけないもの。逆にあるのではないかなと。単純に言ってしまえば例えば、今度日銀の黒田総裁が辞めますよね。彼のやってきた大規模緩和。私はあれなんか、変えなきゃいけないと思っていた。まあ上田さんが出てきてどうなるかちょっと分からんないですけど。あんなあの大量の金を出せば当然、前から思ってたんですけど、要するに株が上がっていく。それによって儲かった人がものすごいいるわけですよね。百倍になったと。まあ、そういうこと、変わってきたことで変えなきゃいけないものもあるのではないかということを一言申し上げたく。

・3.11なので、原発についてさっきお話が出たので。基本的な事実関係を確認して、やっぱりそれは変るべきだったと言うことを確認したいと思うんですけど。まず、あのいわゆる核ごみ問題の送り場所がない。原発を続けていく限り、核ごみが出て、それを処理する場所がない。六ヶ所村問題とかありましたけど、それは一体どうなったんだろうということ。二番目に、日本の原発を軽水炉で、結局熱を水で冷却する原子炉で、それはあの複雑な配管構造を持っているから、スリーマイル島、チェルノブイリ、福島とその他にも隠してる所あるでしょうけど、10年に一回は必ず事故が起きる欠陥炉であるということはだいぶ昔言われた。三つめは、軽水炉が駄目だから高温化するとかナトリウム融塩炉への転換も言われていたんだけど、それもなくなった。あと四つ目は、自然エネルギーの中の小水力発電も言われていたんですけど。日本全国で小水力発電をすれば、原発六機分の電力を作れるというような議論が10年前にあったはずなんですけど。基本的にどこへ行ってしまったんだと。それをこんな単純な事実を見ても、原発政策は変るべきであったと思っています。

・原発がらみで思いつくことを。今汚染された水を放水するかどうか問題になってますけど。これは問題提起なんですけど、これは放水すべきということで今政府の方では今年の7月から放水を始めると言ってますけど。方や放水してはいけないと、変えてはいけないと主張している側もある訳ですね。どちらが正解なのか細かいこと分からないから私は最終結論は持っていないんですけど。そういうことで、さて今の第一原発の汚染水の処理をどうするか?なんて言うことも変えていくべきなのか、あるいはそのままずっと保管しておくべきなのか。議論は分かれるところなのかなというふうな感想を持っています。

・今の汚染水の問題なんですけど、今日最初に置いておくの忘れたんですが、この間の福島大学の岩崎先生という方がですね、地下水の専門家なんですけども、この方が学習会的な発表とかしてくれて、それ聞いてきてすごい面白かったんですね。とにかく今どんどん一日に何万という汚染水が出てきてしまう。それで、なんでそうなるのかっていうのを説明してくださって。汚染水対策をやってるんだけど、それが全然機能してないというか、それやっても全然自体は改善されていなくて。地下水に関する専門家の方々が言ってあの東電相手に言うんだけど、東電は受け入れてくれないというか。これもこの調子で行ったら、本当にあそこはいっぱいになるし、さらにどんどん増えていく。例えば、これ以上の汚染水が増えないようにまずしなきゃいけないんだけど、それはきちんと出来ていないみたいな話があって。これに関して、パンフレットを作ってらっしゃって今日持ってきましたので。この後、そこに置いておきますから、興味ある方はお持ちください。そんなに沢山あるわけじゃないんですけども、今日の人数が足りるんじゃないかなと言う風に思っています。パンフレット一部100円だそうです。後、それに伴って本格的な報告書は1000円なんですけども、それも多分まだ余ってるって言ってたから、あの何らかの方法で欲しい方にはお届けできるかもしれないです。後ほどご連絡ください。

・まとまりはつかないことを言うんですけれども、やっぱり今のお話を伺っていてですね、なんか何も変わってないよねっていう思いがやっぱりすごくしてきて。結局、こちらの不勉強もあるんですけども、原発のことは本当によくわからなくてですね。だから3.11の後のことは、福島にいらっしゃる皆様ほどは切実に多分感じてなかったと思うんですけど。どれぐらい被爆しても大丈夫かとか、どこだったら住んでいいのかとかですね。本当にあの時わからなくて。どの専門家の意見を聞いても分からない。さっきの水を放水するって話もやっぱり同じなんですよね。一方では、もう完全に安全でこれを進めても大丈夫なんだと。騒いでるのは、隣国なんだと。でも他方では今お話をしたようにしていただいたように、福島大の研究者の中で、やっぱり水を流すというのは何の解決になってないんだと。唯一、分かっていることは、その原発問題は解決ができないんだって事はわかるんですけども。あと実際、また分からないところが何も変わっていないっていうんですかね?変わる世界と確かに変わったような気がするんですけど、もう12年前と考えると、本質的には変わってないなような気がするんですけど。分からないってことが、あるなと。そんなこと思ったという感じで。

・さっきその核ゴミ問題とかいって言ったのは、誰が悪いとかではなくて、価値判断をするとかじゃなくてあれだけ明白にダメなことが起こっているのに、およそ十年前もおそらく水俣みたく、また元に戻るだろうなって予感があったんですよ。だから、あれだけ明々白々なことを元に戻している。その能力は何なのかっていうことを、今みたいなことをおっしゃるかもしれないけど、それは何なのかっていうのを考えるのが大事なんだろうなって言う意味で。誰が見てもおかしいって分かるんですよでも。日本人は皆悪人な訳ではないから、その戻している力を知りたいっていう。

・コロナの話なんですけど、この中でみんなの生活とか、会社のあり方やリモートワークとかで変わったんですけども。今年の3月で、マスクなしの生活になるんですか。コロナで変わってた世の中っていうのが、いざマスクなしの世界で。マスクなしでも大丈夫ってなったら、自分たちの生活が戻っていくことが充分考えられるんですけれども。でも、その変わってた世界が元に戻っちゃうせいでなんでしょうか。コロナで学んできたものっていうのが、まだそういうのって忘れられていくんじゃないかっていうのもちょっと思うことがあって。東日本大震災の記憶っていうのもやっぱ同じようなことが起きてるんじゃないかなと思って。実際、僕の周りでもやっぱり原発っていうものがどういうものだったかっていうのを、みんな忘れて結構原発はやっぱりあった方がいいんじゃないみたいな話もする人もいるので。東日本大震災が起こる前の生活にちょっと元に戻そうとする力がすごく働いているのかなって、思ったところではあります。

・あの先ほど世話人の方がおっしゃったことで、ちょっと気になる点だったんです。要するに、原発の状況で廃炉とか汚染水処理の問題で、専門家それぞれいろんなことを言ってて。ある人は放出するべきだと。逆の専門家はそれはいかんとか言っている訳で。ということで、そういう状況が分からないということは、変わってないんじゃないかと確かそんなことをおっしゃったんじゃないかと思うんですけど。ここでやっぱり「分からない」ということで、何が分からないかっていうことを明確にするっていうことが非常に重要だ。分からないことは分からないままにしておくと全然進まないし、変えるべきもの、変えてはいけないものをどうするかっていうことも出てこないんじゃないかな?ということを世話人の方の話から考えたことであります。

・ さっきzoomの方から変わってきた力について、やっぱり元の生活の方がいいよなっていう、スマホセブンイレブンがあれば、極めて快適な生活が最低限できる。日本素晴らしいなあっていう感じに戻れば良いっていう、ちょっと勝手な解釈かもしれないですけど、そういう力があったのではないかっていう話だったんですけど。僕もまったくその通りだなって思ってるんですけど。3.11直後のアンケート調査では、数年間8割、9割は原発廃炉は圧倒的な民意だったはず。多分だから、そこには作為がどっかあった。原発推進する方々の利益のための策略が働いてマスメディアへの方策も働いて、いつの間にか忘れ去られていってしまって。結果としてスマホとセブンイレブンになってるんじゃないかっていう気がするんです。

・今民意って言葉が出てきましたけれども、本当に民意何ですか?要するに、例えば価格的なことを理解した上で、考えた上で出てきたみんなの合意であったんだろうかっていうのはすごく疑問に思っていて。その意味では常に何も変わっていなくて、あの表面的には変わってるんだけれども。なんとなく良さそうとぼんやりを思ったものに対して、それでいいんじゃないという態度で物事が動いていくということに関しては、全くどこでも変わってない。コロナについてだって、結局マスクをつければ、とりあえず周りにうつさないんじゃないか。あるいはうつらないのではないかということに、みんな流されているわけですよね。3月13日からみんなにマスクをつけなくていいっていうから、つけないっていう。だから、その意味では表面的に変わったように見えているだけで、本質的にはなんか全く変わっていない世界を生きていて。なんかそれにつけているような気がするんですけれどもいかがですかね?

・私が知ってるのは教育の現場だけなんですけど。少なくとも教育の現場に関しては、政策の圧力がかかってました。原発の授業をやると妨害されたし。言いにくいけど福島大学に関しても、社会科の先生いますよね。ここ十年社会科教育は実際、原発教育を学生には授業に教えていない。その先生が福島県の教員になる。仮に50人としますよ。50人が先生になって一クラス30人いたとすると1500人。1500人の子ども十年で1万5千人。やっぱそういうことだと思うんですよ。どうして福島大学の教授達はそういうような先生を選び続けるのか?むしろ僕は逆に聞きたい。

・あんまり、そんな大学に求められても困るなあというのが、正直個人的には思いますけれども。教員が教えたことしか学ばないような人を採用する、採用制度がおかしいだけの様な気もしていて。結局、本当に関心がある問題じゃなかったら、きっと授業で聞いたところで身につかないだろうと。だから、福島大学に来たから、だから原発のことを学びなさいみたいなのも、強制的にするのもなんかすごい気持ち悪いと思うし。あの一方で学ぶせないというのもちろん気持ち悪いんだけれども。あの教育の現場でどういう圧力があったのかはよく知りませんけれども、それは常にどの時代でもありますよね。おそらく何をして、何を教えないのかって。そうすると元の話に戻って、結局だから基本のところは何も変わっていなくて。変わっていない中で、本質的なところは変わっていない中で、その本質的なものを変えないために、これは教える教えないみたいなものがまあ、蠢いている可能性はあるかもしれないですけれども。なんかそういうような構造になってるんじゃないでしょうか?

・ご指名ですので、直接答えられるわけじゃないんですけれども。一つは社会科教育の先生が、ずっと選任を取れていないっていう問題があって、ずっと特任で回してる。特任人事っていうのはまあ、要するに学校教員のその現職を辞められた方とか、なんとかっていう方々で。そういう人となると、なかなかどうしても公的公式に近いことが言える人ってなってしまうよねっていう。だからある種、自由に選べなくなっている。こちらにも人事が自由にできなくなってしまっているみたいなことはある。ただにしても、うちの大学だから反原発教育できるような人をとろうっていうふうな、そうはならないかなっていう感じはありますかね。いろんな観点があって、そうそううまくいかない。逆に言うと、そういうあからさま人事をすると、大学からとらないみたいな言われるとこれも非常に困るわけですよね。本当そういうようなとても政治的な判断が入らざるを得なくなるのかなという感じがして。ただ、福島大学は復興をしていくことができるような能力を持つ卒業生を出していきたいっていうこと言っていて。この12年間は、その東日本大震災ならびに第一原発原発事故に関して、それをきちんと学んでいくっていう人を育てようとしています。それが必ずしも反原発にかかるのかどうかはわからないですけど。そんな感じです。


上記のような様々な意見があり、 議論が活発に行われました。

最終的な板書はコチラ↓






次回のてつがくカフェは、

4月22日(土)15時から福島市市民活動サポートセンターとZoomの同時開催で行います。

テーマは「この時代をどう生きるか?」です。


なお、会場参加にあたっては、新型コロナウイルス感染症対策のため、

マスク着用の上、ご来場いただきますようお願い致します。


また、オンライン(Zoom)による参加をご希望の際は、

ブログ上にZoomのURLを掲載しておりますので

該当記事の「Zoomミーティングに参加する」の下の

URLをクリックして頂ければZoomに参加することができます。

会場参加同様、オンライン参加につきましてもお申し込みは不要です。



そのほか、てつがくカフェのTwitterとFacebookもありますので、フォローしていただけると幸いです。


てつがくカフェ@ふくしま Twitter

てつがくカフェ@ふくしま Facebook 


それでは皆様また次回の「てつがくカフェ」でお会いしましょう。