民俗断想

民俗学を中心に、学校教育や社会問題について論評します。

宗像大社

2018-02-01 08:58:23 | 民俗学
昨日は鹿児島から新幹線で博多に戻り、鹿児島本線に乗り換えて東郷で降り、バスで宗像大社へ。山すその田圃の中に常緑広葉樹の広大な社地がありました。

本殿は通常の神社なのですが、境内の奥まった場所にある高宮という、古代に神祭りをしたという場所は、神秘的な感じでした。社地が広葉樹林だというのは、沖縄の御嶽みたいで、本島の針葉樹の鎮守の森とは雰囲気が異なります。
沖の島の出土品は神宝館という施設で公開されていました。まさにオタカラといえる品が多数ありました。
撮影禁止で薄暗い中で見ました。唯一撮影が許可されていたのが、複製品のこの小さなつぼでした。
天皇家を支えよと設けられたのが宗像大社だといいますが、帰ってからこの事は考えてみたいと思います。