私はチャイコフスキーの「マンフレッド交響曲」ロ短調作品58が昔から気に入っていた。今手元にあるLP/CDだけでざっと12種類にのぼる。これにFMエアチェックも含めればかなりの数になると思う。この作品は彼の交響曲作品の中では第4番と第5番の影に隠れ実演される頻度は比較的少ないが演奏時間約60分前後を要する大曲である。英国の詩人バイロンの同名劇詩から4つの場面を音楽にした標題音楽である。ちょうどベルリオーズのヴィオラつき交響曲「イタリアのハロルド」(こちらもバイロンの劇詩をモチーフにした作品)に似ている。それでは私のコレクションを列挙してみたいと思う。( )内は録音年
1 コンスタンティン・シルヴェストリ/フランス国立放送局管弦楽団(1957)
2 コンスタンティン・シルヴェストリ/ボーンマス交響楽団(1963)
3 イゴール・マルケヴィッチ/ロンドン交響楽団(1963)
4 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(1965)
5 エフゲニー・スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立交響楽団(1967)
6 モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団(1972頃)
7 アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(1973)
8 ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1976)
9 ユーリ・アロノヴィッチ/ロンドン交響楽団(1977)
10 アンドレイ・アニハーノフ/サンクト・ペテルブルグ交響楽団(1984)
11 アンドリュー・リットン/ボーンマス交響楽団(1988/91)
12 ミハイル・プレトニョフ/ロシア・ナショナル管弦楽団(1993)
以上12種類のLP/CDである。いづれもそれぞれの特徴をかもし出しているが偶然にもロシアは別にしてイギリスのオケが5つ含まれているのが興味ぶかい。
またこの中で演奏時間が一番長いのは9番のアロノヴィッチ盤で65分強、また一番短い演奏は4番のロジェストヴェンスキー盤の46分強である。私の好みはやはり個性的でスリルのあるシルヴェストリ盤で2種類あるがフランス国立放送盤はモノラルながら強烈なインパクトを感じさせる。
1 コンスタンティン・シルヴェストリ/フランス国立放送局管弦楽団(1957)
2 コンスタンティン・シルヴェストリ/ボーンマス交響楽団(1963)
3 イゴール・マルケヴィッチ/ロンドン交響楽団(1963)
4 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(1965)
5 エフゲニー・スヴェトラーノフ/ソヴィエト国立交響楽団(1967)
6 モーリス・アブラヴァネル/ユタ交響楽団(1972頃)
7 アンドレ・プレヴィン/ロンドン交響楽団(1973)
8 ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(1976)
9 ユーリ・アロノヴィッチ/ロンドン交響楽団(1977)
10 アンドレイ・アニハーノフ/サンクト・ペテルブルグ交響楽団(1984)
11 アンドリュー・リットン/ボーンマス交響楽団(1988/91)
12 ミハイル・プレトニョフ/ロシア・ナショナル管弦楽団(1993)
以上12種類のLP/CDである。いづれもそれぞれの特徴をかもし出しているが偶然にもロシアは別にしてイギリスのオケが5つ含まれているのが興味ぶかい。
またこの中で演奏時間が一番長いのは9番のアロノヴィッチ盤で65分強、また一番短い演奏は4番のロジェストヴェンスキー盤の46分強である。私の好みはやはり個性的でスリルのあるシルヴェストリ盤で2種類あるがフランス国立放送盤はモノラルながら強烈なインパクトを感じさせる。
シルヴェストリの演奏興味がわくでしょう??
本当にチャイコフスキ第4交響曲の冒頭の解釈は超個性的ですね。メンゲルベルクも真っ青???
ものすごいインパクトですね!
このルーマニアの鬼才は何をしでかすか初めての演奏を聴くときはすごく期待してしまいます(あのチャイコフスキーSym.4の冒頭もあっけに取られちゃいましたね)。