カラヤン&ベルリン・フィルは1962年にステレオによる最初の「ベートーヴェン交響曲全集」を完成後、翌1963年10月には1週間の超短期セッションで最初のブラームス交響曲全集を完了している。写真のLPは全集盤から分売の「第4番」だがジャケットは全てラウターヴァッサー撮影の写真で統一されている。(国内盤/SLGM 1294)この国内盤はジャケットのタスキの通りカラヤン&ベルリン・フィルが1966年2回目の来日公演を記念しての1965年12月頃の発売だったと思う。
最近はまたカラヤンの60年代、70年代のレコードを中心に聴き入っているがこの時代の録音、ベルリン・フィルの艶やかな響きに改めて感服させられてしまう。この「第4番」もカラヤンの技ありといったところか。LPレコードの深い魅力も不滅である。
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