私のレコード・ライブラリーから

私のレコード/CDコレクション紹介

マッツ・ロンディン&ハンス・パルソン ー ベートーヴェン/チェロ・ソナタ全集

2013-02-06 18:48:01 | 室内楽曲

  かれこれ7,8年前にスウェーデンのマイナー・レーベル「ISIDOR RECORDS」からリリースされたベートーヴェンの「チェロ・ソナタ全集(全5曲)」(写真/2CDーISCD-2)を紹介したい。演奏はマッツ・ロンディン(Mats Rondin)-チェロ、ピアノ伴奏がハンス・パルソン(Hans Palsson)という日本では馴染みがないスウェーデンの演奏家によるものである。因みにチェロのロンディンが1960年生まれ、 ピアノのパルソンが1949年、ヘルシングボルイ(Helsingborg)生まれで共に北欧を中心にヨーロッパで活躍中のソリストである。録音も優秀で2002年3月11日~14日かけてスウェーデンの「Isidors Kulle」におけるスタジオ録音である。

  筆者の当初の期待をはるかに超えた抒情性に富みスケール感ある演奏にはまってしまった。チェロのロンディンは指揮者としても活躍、室内オーケストラや「スウェーデン放送響」、「ロイヤル・ストックホルム・フィル」等々の北欧のメジャー・オーケストラに客演している。またピアニストのパルソンもヨーロッパの数々のメジャー・オーケストラにソリストとして客演、古くはシクステン・エールリンク、エフゲニー・スヴェトラーノフ、パーヴォ・ベルグルンドらと共演、レパートリーもバッハから現代音楽までと広い。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿