これまでにヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルによるマーラー交響曲については「第4番」・「第6番・「大地の歌」等などオリジナルLPジャケットで紹介してきたが今日は「第5番嬰ハ短調」を取り上げてみたいと思う。
「第5番」はカラヤンの「マーラー・シリーズ」(第4番~第6番・第9番・大地の歌)の中で最初に録音された(1973年2月)ものである。そしてこの作品のみダーレムのイエス・キリスト教会で収録されている。(他は全てフィルハーモニー録音)国内盤オリジナルLPは2枚組(MG8058~59)でクリスタ・ルートヴィヒ(アルト)が歌う「亡き子をしのぶ歌」がカップリングされていた。写真はCD化された「ドイツ・グラモフォン・オリジナル・シリーズ」(DG447 450-2)でジャケット・デザインはオリジナルLPと同様のオルガー・マチスの「虹」のデザインが使用されているが私的にはデザインが斜めにアレンジされているのがあまり感心できない。だが演奏はカラヤンのよどみなく流れ出る実に美しいものである。彼の「耽美的」な解釈は他の演奏にも共通して言えることだが私はいつもその世界に酔いしれてしまう。そこが彼の指揮者としての大きな魅力であることは今され言うまでもないことなのだが・・・
「第5番」はカラヤンの「マーラー・シリーズ」(第4番~第6番・第9番・大地の歌)の中で最初に録音された(1973年2月)ものである。そしてこの作品のみダーレムのイエス・キリスト教会で収録されている。(他は全てフィルハーモニー録音)国内盤オリジナルLPは2枚組(MG8058~59)でクリスタ・ルートヴィヒ(アルト)が歌う「亡き子をしのぶ歌」がカップリングされていた。写真はCD化された「ドイツ・グラモフォン・オリジナル・シリーズ」(DG447 450-2)でジャケット・デザインはオリジナルLPと同様のオルガー・マチスの「虹」のデザインが使用されているが私的にはデザインが斜めにアレンジされているのがあまり感心できない。だが演奏はカラヤンのよどみなく流れ出る実に美しいものである。彼の「耽美的」な解釈は他の演奏にも共通して言えることだが私はいつもその世界に酔いしれてしまう。そこが彼の指揮者としての大きな魅力であることは今され言うまでもないことなのだが・・・