デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice) | |
ティム ブラウン | |
早川書房 |
☆デザイン思考のベースには、
☆人間は記号であるという想いがある。
☆ただし、著者ティム・ブラウン氏の記号観は
☆古典的である。表現する記号と表現される内容は
☆表裏一体である。内容のない記号は、ブラウン氏には表層的だと感じるのではないか。
☆そこにデザイン思考が世界を変える力をもっている。
☆世界は変わらなくても売れれば良いのではないかと
☆も思うが、あくまで、人間の生活そのものをデザインするわけだから、
☆内容そのものデザインしなければというのだろう。
☆創造的消費者、創造的プロダクト。
☆これは「賢明な利己心」を育てなければならないと。
☆つまりカントやロールズ的な自律主義的で、かつデューイのように
☆実用的でもある。
☆着想・発想だけではなく現実化できるかどうかまでデザインすることが大事だと。
☆創造性は必ずしも賢明でなくてもかまわないのだが、
☆そこは違うようだ。