教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

ドイツの動きを牽制する見方

2010-05-20 07:04:35 | グローバリゼーション
☆ドイツはユーロ圏の国債の空売り禁止規制を選択決定した。

☆フランスやオランダ、イタリアは、その必要性を講じないと。

☆しかし、アメリカは恐れている。

☆普天間問題で、民主党が実質的にアメリカとの関係を

☆弱くする可能性はある。

☆大きな経済的な問題が生まれる。

☆EUは今経済が混乱している。

☆しかし、実質EUの経済的影響力を及ぼしているのはドイツだ。

☆EUは、互いにタブーを創らない公開性を重んじているし、

☆全員賛成ならそうしようという方向でいきたいと思っているし、

☆どこの国が優位であるから決めようとしないから、ユーロは実質
各国の経済政策に任せられている。

☆この3条件は、民主的なようだが、独裁制を生み出す矛盾を

☆孕んでいるというのが、ノーベル賞受賞者アロー氏の考え。

☆ゲーム理論を得意とするアメリカの戦略指導者は、だから恐れる。

☆ドイツのEUなどでの覇権強化は、第二次世界大戦を思い出させるからだ。

☆第一、輸出で得をするのもドイツだ。EU内で輸出して潤っているし、

☆ユーロ安なのだから、ドイツ製品はアジアで売れるという段取りになるだろう。

☆アメリカやかつての連合国は、ドイツをけん制せざるを得ない。

☆しかし、何によってか、政治的表明の効用はあまりない。

☆結局、経済覇権をどこが握るかによって、世界の動向は決まる。

☆しかも、市場を世界に広めると、国家という概念は変わらずを得ない。

☆ドイツや日本を牽制すること自体

☆国家という政治体制=軍事体制に拘束されているという事。

☆国際ルールをつくる誰かが、影響力を与えていくだろう。

☆それは誰か、国家であるとは限らないかもしれない。

国家とは何かを考えるヒント

2010-05-20 06:15:33 | 
“外国人参政権”で日本がなくなる日 (別冊宝島 ノンフィクション) (別冊宝島 ノンフィクション)

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☆EU諸国の政治と経済の混迷、

☆アジアの政治と経済の混迷、

☆もちろんアメリカも。

☆グローバリゼーションのもたらす

☆ボーダレスやフラット化の

☆問題性が、外国人参政権問題で

☆明かになる。

☆日本固有の文化の喪失の過程。

☆領土がいかにして奪取されて行くのかその過程。

☆治安悪化の過程。

☆外国人参政権による憲法のなし崩し的機能不全の過程。

☆国家の三要素、領土、国民、主権が、崩れていく過程・・・。

☆しかし、なぜそのような過程を歩んでいくことになるのだろうか。

☆この過程は、相当お金がかかるから、よほど日本国家に魅力がなければならない。

☆それなのに、この過程は日本国家や固有の文化を終わりに導く。

☆それでは、意味がない。

☆功利主義的な計算で行われたとしても、これでは何の利益もない。

☆江戸幕府が開国を押し進める過程で、攘夷の動きが生まれた。

☆外国人参政権導入への反論は、当然生まれてくるだろう。

☆しかし、外国人参政権は、人間の開放の第一歩であるかもしれない。

☆人間は国民としてまず生まれるのが、近代国家である。

☆しかし、どこかで人間として生きていかねばならないときが

☆来ているのかもしれない。

☆いずれにしても、監視でも、管理でも、操作でも

☆支配でもない正当で信頼のあるルールとは何か。

☆正義を成立させるルールの構造議論が重要だ。