クラシック 名盤探訪

クラシックの名盤紹介・おすすめ散策コース等、趣味の発信の場です。

最高にうれしいゲームでニコニコ!

2006年08月01日 | 横浜ベイスターズ
横浜ベイスターズ:4 - 中日ドラゴンズ:3
今日は長らく住んでいた懐かしい町、平塚球場でのホームゲーム。
好きな吉村選手のホームランが見れたし、四番村田選手のサヨナラ打と最高に楽しいゲームだった。
巨人も勝ったので最下位脱出はならなかったけど良しとしよう。

とっておきの名盤 その8 ワーグナー 歌劇「ローエングリン」

2006年08月01日 | とっておきの名盤「オペラ」
1955年バイロイトの「二ーベルンゲンの指輪」、当時としては驚異的なステレオ録音のリリースで話題を呼んでいるカイルベルトだが、1953年には「ローエングリン」の見事な演奏をしていた。
とにかく歌手陣が全て素晴らしい。
いくらバイロイトの演奏とはいえ、これだけ適材適所がそろうことは珍しい。
最高のワーグナー歌手ヴィントガッセンのタイトルロール、とりわけ素晴らしい歌を聴かせるスティーバーのエルザ、重要な役回りを演ずるテルラムント、オルトルードをバイロイト常連のウーデ、ヴァルナイが憎らしいまでの歌い回しを演じている。
国王はグラインドルが余裕の貫禄を見せている。
最も好きな場面である第2幕第2場の演奏が本当に素晴らしく、エルザとオルトルードの二重唱は聴けば聴くほど身にしみる。
とにかく、全曲を通してワーグナーの旋律がこんなに歌で溢れた演奏を私は他に知らない。
職人カイルベルトの丁寧な指揮ぶりのたわものだと思う。
この曲のベスト・スリーは
・ヨーゼフ・カイルベルト指揮、バイロイト祝祭管弦楽団、ヴォルフガング・ヴィントガッセン<T>、エレノア・スティーバー<S>、ヘルマン・ウーデ<Br>、アストリッド・ヴァルナイ<S> <TELDEC>
・ルドルフ・ケンペ指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ジェス・トーマス<T>、エリザベート・グリュンマー<S>、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ<Br>、クリスタ・ルートヴィッヒ<Ms> <EMI>
・なし


とっておきの名盤 その7 メンデルスゾーン 交響曲第3番イ短調「スコットランド」

2006年08月01日 | とっておきの名盤「交響曲」
若い頃、とても好きになった曲で何度も聴いていたのがメンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」であった。
EP盤でフルトヴェングラー指揮、ベルリンフィルの演奏だった。
スコットランドを訪れたメンデルスゾーンがその風景に霊感を受け作曲しただけあって、憂いのある美しいメロディーにとても惹かれたものである。
私の好きな曲のひとつが「スコットランド」なのも、若い頃に夢中になった「フィンガルの洞窟」の影響があるのかも知れない。
クレンペラーはこの曲がよっぽど気に入ってたのだと思う。
ゆっくりとしたテンポで、この憂いのある旋律をいとおしむ様に演奏している。
最終楽章は、自作の淋しい短調のメロディーで終わらせるということまでやっている。
それがまた何ともいえない雰囲気を作り出している。
とにかくその憂いさにぐっと惹かれる演奏である。
この曲のベスト・スリーは
・オットー・クレンペラー指揮、バイエルン放送交響楽団 <EMI>
・オットー・クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団 <EMI>
・ペーター・マーク指揮、ロンドン交響楽団 <DECCA>