クラシック 名盤探訪

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九品仏浄真寺から等々力渓谷へ

2007年01月20日 | ウォーキング
コース順路:コース満足度★★★★
九品仏駅(東急大井線)→九品仏浄真寺→玉川神社→満願寺→等々力渓谷→野毛大塚古墳→上野毛自然公園→五島美術館→上野毛駅

このコース、まずは信心深く神社仏閣で参拝、次に武蔵野の面影が残る渓谷を快適に散策、いにしえの古墳を見たと思ったら最後は美術鑑賞とまことに欲の深い散歩道。

まずは、九品仏(くほんぶつ)駅で下車、目の前にある参道を進むと駅名にも由来する山門の造りからして立派な敷地の広い寺がある。
本堂に相対して三仏堂(下品、上品、中品堂)が並び、それぞれに大きな阿弥陀如来像が3体安置されている。
そのため寺の名が九品仏浄真寺と呼ばれている。
  

三重塔、インドのアショカ王が世界へまいた八万四千の石塔のひとつだそうである。


ぶどう園がある通りをとどろき駅の方向に進むと、村の鎮守として信仰されていた玉川神社があり、そこで毎度ながら二礼二拍一礼。


満願寺、初めて知ったのだが江戸時代中期の陽明学者で書家としても高名だった細井広沢の菩提寺とのこと。
山門の額字は広沢の手になる立派なもの。


武蔵野台地が侵食されて出来た等々力渓谷が一キロほど続く、歩いていると緑の季節の素晴らさが偲ばれる。
突き当たりに修行中の若き弘法大師を奉った等々力不動がある。
説明の立て札に「密教で智慧とは、人生の困難事の際の決断力であり、そのためにいろいろな知識を養う」というような意味のことが書いてあり、その含蓄のある教えに感心。
  

渓谷を出て少し歩くと大きな古墳にたどり着く。
4~5世紀に造られたかなり大きな古墳で、じっと見ていると何か古代の昔にタイムスリップした思いに駆られる。


坂道を登るとここは上野毛公園、桜の季節は素晴らしいと思われるが寒風の吹く今は何も無い。


残念ながら、すぐ近くにある東洋の古美術が充実している五島美術館は時間の都合でスキップとなってしまった。

全体的に内容に変化のある散歩道に満足、足取りも軽く上野毛駅に向かう。

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1 コメント

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ありがとう (しんころ)
2007-01-22 15:13:43
お気に入りに入れてくださりありがとう。
私の方も入れました。
音楽にご造詣が深いですね。
すごいものです。
それにwalking
私はワンちゃんとwalkingです
わんちゃんとだといくら歩いても疲れない
と聞いて始めたらそうなんですね。
不思議なものです
では・・
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