お久しぶりに弦巻川。今回は不忍通りまで歩きます。
みなさん、お久しぶりです。元気ですか。ぼくはなんか体調今一つ、精神的にも今一つ。なんというかバイオリズムの下側を這い回っている気持ちでした。ま、これからは上向きに、前向きに、通りのサニーサイドを歩いていきたい、と。またよろしくです。
そんなわけで弦巻川。今回が最終回。
あたりは湧水が多いのか、汲む形の井戸ではなく、どしどし水が流れている井戸も。
こういう風情が好き。
現在は高級和食店となっている三角寛の旧宅。三角寛っていえば山窩。一時はかなりのリアリティを持っていたようだけれど、あれはあくまで小説。フィクション。すぐ近くには菊池寛宅も（単なるマンションになってて別にそれらしい風情はない）。
清土鬼子母神の星の井。この井戸に星が光り、そこから鬼子母神が見つかった、と。星の井戸というのはいろんなところにあって、井戸を覗き込むと昼でも星が見えるというもの。見えるわけない、という人と散乱光を防ぐので原理的には見えるのだ、という人。ぼくはどっちだかわからないけれど、そういう話そのものは嫌いじゃない。
井戸の形は三角。非常に珍しい形の井戸だと思う。こっちにも興味がある。心のどこかに太秦の蚕の社とかが浮かんでくる。
ここで不忍通りに出くわし、その向こう側に弦巻稲荷神社。
ここから暗渠は講談社や大塚警察署の裏手から神田川へ。
そんなわけで、またよろしく！
