毎日が観光

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明治神宮外苑学生クリテリウム大会

2007年02月05日 10時40分20秒 | 観光
 快晴の日曜日。明治神宮外苑へ。
 普段の行いからすると、秩父宮で行われているサントリー対東芝府中戦、あるいは東京体育館で行われている東レの決勝、そこらへんの観戦となるはずが、あにはからんやこの日は全日本学生自転車連盟創立70周年記念明治神宮外苑クリテリウム大会(ああ、長い)を観戦。要するに学生の自転車レースである。
 学生自転車連盟は最初、早稲田、慶応、立教、明治、一橋の5校でスタートし、今年で70周年だとのこと。都心が自転車レースの舞台になるのもまず珍しい話らしい。
 ヨーロッパと比べると、自転車のポジションって日本は独特だと思う。自転車を歩行者に毛の生えたようなものだと思っている人が多いが、自転車はれっきとした車両。本来は車道を走るべきもの。道路整備が間に合わないため、70年代後半自転車も許可された場所においては歩道を走ってもよい、と道路が整うまでの暫定処置として法改正が行われた。それから30年。湯水のように道路整備に金を使っても、まだこの暫定処置は解除されるための整備は進まない。

 気を取り直して。クリテリウム大会。クリテリウムは決められたコースを周回して競う競技。ぼくなどはあまり回り続けるとバターになってしまうのではないか、と心配な競技である。絵画館前をスタート・ゴールにし、クラス別の周回数で競う。
 天気は晴朗なれど、風強し。案の定、途中いいペースで集団から抜け出した選手も最後の方で集団に埋没してしまう。先頭は風の抵抗をもろに受けるので、集団の中で力を温存しておいた方が有利かもしれない。

 平均時速で40キロほどのスピードが出ていて、なかなか迫力がある。ツール・ド・フランスの影響で、思わず、「Allez Allez Allez!」と声をかけたくなってしまう。
 一番上のAランクは明治大学の優勝。
 ますます自転車にはまってしまいそうなレース観戦であった。展示してあった、DeRosaの自転車、60万円近い値札に溜め息。
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