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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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結婚は互いに認め合う事で成立する…函館~北斗市

2008年06月09日 18時36分24秒 | Weblog
結婚とは、生まれも育ちも異なる他人どおしが共同生活を行なう事なのでしょう。
熱烈な恋愛の末に結ばれて永遠の愛を誓い合いながら離婚する夫婦も多いのです。
厚労省の調べでは、都道府県の中で離婚率が最も高いのは沖縄の2.71(件/千人)であり、大阪(2.43)、北海道(2.42)の順だそうです。逆に、離婚率の低い県は、新潟(1.49)島根(1.52)そして富山、石川、秋田など、北陸から東北の日本海側にかけてだそうです。

よく見れば離婚率の高い地域に共通性が無いのに、離婚率の低い地域が日本海側という共通性があるのです。しかしこれを科学的な根拠で正確に言える人などはいないようです。婚姻率が最も高い(結婚が最も多い)のは、東京だそうですが、その東京の離婚率は、全国第8位だと言う事です。婚姻率第2位の沖縄は離婚率も第1位だそうです。沖縄は結婚も、そして離婚も多いと言う、とてもダイナミックな地域のようです。

離婚率第3位の北海道は、婚姻率が全国平均より低く、結婚が少なく、離婚が多い地域だと言う事になります。つまり北海道は、実質的な相対離婚率が高い事になります。
私は家事調停委員なので離婚案件の調停業務を行う機会が多いのですが、夫婦双方が互いに認め合い、分かち合えれば離婚にはならないのですが…

この「互いに分かち合う」と言う事は、口で言うほど簡単でありません。
冒頭に記述した、生まれ育った環境の異なる事から、人生観、感性の整合を伴うからです。意見の相違や行き違い、勘違いなどは必ず発生するもので「分かち合い」が乏しければ、家裁の調停室に行く破目になってしまいます。

日本海側地域の夫婦は、確率から見て、仲睦ましい夫婦が多いと言う事になりますが、この理由が日本海側特有の気候、気象が影響しているかどうかを断定する事が出来ません。厳しい気象や天候が夫婦の絆を強くすると言うのであれば、8ヶ月間も冬期間にある北海道の離婚率は飛躍的に減っていなければなりません。
統計的な離婚率などに理屈をつけるとするならば、相互が分かち合う風土や風習が根付いていると言う事だろうと思われます。

私達は幸せな家族を包む家づくりを標榜して活動を行っています。
しかし、どんなに立派な家を建築しても、家庭内の人間関係が正常に保持されていなければなりません。

今日は午前中、家裁の調停室(写真)で、苦悩する夫婦と一緒になって課題解決のための時間を割いてきました。
明日は爽やかな北海道から梅雨の気配の広島県に移動します。
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