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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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住宅情報は長年住んだユーザーさんに…大館~花輪~田沢湖町~横手~秋田

2006年10月31日 21時41分17秒 | Weblog
一般消費者は、テレビのCMの数、新聞の広告の大きさと量、チラシの回数と枚数など、頻繁に我々の目の前に登場する情報の数で、心を奪われ契約に至る傾向が強いのです。
CMなどの広告宣伝にどれだけ費用がかかっているかに興味を示すべきでしょう。
テレビCMは地方局の場合、時間帯にもよりますが、15秒で20万円程度から上が100万円程度になる場合もあり、全国ネットのCMとなる15秒で何百万円にもなります。これがチャンネルごとに入っているとなる、気の遠くなるような費用をかけています。これはすべて価格に隠されているのです。

広告をしなければ、受注をする機会をつくれませんから、ある程度の費用負担は伴いますが、この営業費は全く施工物件の中身や竣工後のメンテナンスに反映されません。
契約に至るまでの営業費が限りなくO円に近いほど、家そのもに予算を注ぎ込めることになります。だからと言って我々、建築業者が宣伝を行なっても何処まで説得力があるのでしょう。我々工務店やハウスメーカーが、自分のつくる家がどんなに立派で最高だと言っても、手前味噌であるとしか言いようがありません。

その建築業者が実際に施工して建てたOBユーザーさんが語る家を…と言う事になるのですが、新築間もないユーザーさんで、出来上がった家にとても満足している方だけに登場して戴いたらどうか…そのようなユーザーだけの囲い込みを行なって、見込み客へのフォローサポートを行なって受注する業者もおります。しかし、そのユーザーさんの家の3年後、5年後、10年後も同じ評価を得られるでしょうか。

家と言うのは、住み始めてから数年、十年の経緯を経ても住む人の満足度を維持出来ている、根本的な家のハードが求められます。特に地域密着の工務店さんは逃げも隠れも出来ません。先ず、家にそのような高度な性能を持たせることが先決です。その高性能の家であってこそ、正しい期間での正しいメンテナンスフォローを行なう事で、OBユーザーさんからの支持を得られるのでしょう。このように長年住んだ方からの情報を多く取得するのが住宅情報の賢明な選択方法であると思われます。

今日は秋田県花輪市の長老森施工さん、田沢湖町の寺沢工務店さん、角館の草なぎ建築さん、横手町の土井建築設計さんの4社のファース工務店さんを訪問いたしました。ともに地域密着で地味ながら堅実な工務店経営を行っておりますが、いずれも10年前からファースの家を建築しており、10年前のファース・ユーザーさんの力強い支援を戴いています。
写真は秋田FAS会会長で、田沢湖町の㈱寺沢工務店、社長の千葉恒昭さんと弊社ファース本部、業務課長の柳田とともに撮りました。
移動が大変だったのですが、皆さんの懸命さに感心する一日でした。
明日は午前、秋田市内を回り、午後に帰社します…
ファースの家
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