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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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目で語る伝達方法…秋田~青森~木古内~北斗市

2006年11月01日 19時01分46秒 | Weblog
口は災いの元とも言いますが言葉と言うのは、言い方、聞き方で本来の意図と大きく異なり誤解される場合があります。信頼関係が確立しておりますと言葉を交わす事無く、動作や目だけで意思伝達が可能と言われます。言い方も聞く人の立場や環境などで切り口や進め方に工夫が必要です。特に初めて対面する人との対話は、とても神経を使います。

女性の方に「綺麗ですね」「美しいですね」と言う誉め言葉がありますが、何処から見てもそう思えない人は、自分でもちゃんと自覚しているものです。そのような方に言うものなら一気に人間性まで問われてしまう事になるでしょう。
対話の最初は先ず、相手との信頼感、安心感を得るために、その時の環境をサーチします。時間的な要素、生理的な要素、欲しがっている情報などを知るには、上手に聴いて上げる事が重要です。

対話の条件は、相手が信頼し、安心している事が前提ですが初対面の時は、自分でその安心感、信頼感を作り上げなければなりません。そのためには聞き上手になる事ですが、相手から話を求められた時も、最初は信頼を得られるための切り口が必要です。
特に住宅営業では、手前味噌な話ばかりが先行しまいがちになりますが、自分の失敗経験などから話し出すのが無難と思います。

いきなり高気密、高断熱などと無機質な話から切りだす事は、とてもリスキーな話題です。最初からその話の内容を求めらていたなら別ですが、情緒的な切り口が無難なものです。
また、自分のところで建築する家自慢は絶対にタブーなのです。自分の売り物をどんなに自慢しても限界があり過剰に語ることは、むしろ反感を招く事の方が多くなります。

ファース工務店で毎年、安定した受注を行なっている工務店の社長は、総じて無口な方が多く、喋りの下手な方が多いのです。真に誠実さや真面目さを伝えるのは、言葉でなく笑顔や明るさ、そして普段の行動などでしょう。
写真は秋田県田沢湖町へ向かう峠の茶屋で撮ったものですが、目で語る夫婦こけし(秋田杉で作った一品)です。このこけしは仲の良い夫婦の典型で、互いに相手を労わり合っている所作がとても見事に描写されておりました。

今日11月1日は秋田市内のファース工務店の河邊組さんを訪問し、河邊宏之さん、祐子さんご夫妻のおしどりぶりに感心…その後、秋田市土崎の前秋田FAS会会長で丸甚建設さんの保坂会長と久々に意見交換を行なったあと、青森経由で帰社いたしました。いつも風雨や風雪に出会う北東北の出張業務ですが、今回は行き帰りとも全て好天気に恵まれました。明日から週末まで社内業務を…
ファースの家
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