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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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住まいと環境…北斗市

2008年06月07日 22時09分42秒 | Weblog
「人が生きる事そのものが公害だ!」と断ずる人が居ます。かく言うその人も生きているのです。人と言う動物は、とてつもなくわがままな動物だと言われております。
地球の内部に内包された貴重な化石燃料を自分達だけの持ち物のように吸い取り、燃焼させ、地球を汚し続けて参りました。ところが、我々人間達は、地球を汚していると言う意識が希薄だったのではないでしょうか。

我々の住宅産業は、森林を伐採し、家をつくり、その家を30年で粗大ゴミにしている現実があります。しかし30年で家が朽果てるのでは決してありません。
住む人に様々な我慢をさせ続けているのです。我慢も限界に達し30年前後で家を叩き壊しているのでしょう。どんなに省エネを唱えたところで、住む人に我慢をさせる事など無く、住むほどに愛着の深くなるような家の性能と、愛おしくなるような環境が求められます。

居住空間に人が住む事と自然環境が大きく結びついており、その意識を深く自覚する事で、自然と共生できる手段と知恵が沸いてくるのでしょう。
今日は地元の北斗市で「住まいと環境フォーラム」を開催しました。
一方的に情報を発信する講演だけではなく、立場の異なった方々をパネラーとして招いてのパネルディスカッションを行いました。

写真は、前列の真ん中が基調講演とコーディネーターを務めてくれた工学博士の山本里美先生、向って左がパネラーを務めてくれた島川小学校校長の稲葉和子さん、右が北海道電力、ほくでんサービス函館支店長の須田雅俊さん、後列右が北斗市役所、環境課主事の村田貴一さん、左がファースのユーザーさんで北斗市の磯村榮一さんです。

須田さんは、電力会社から見た環境保持の考え方とその事業内容が話されました。
北斗市の村田さんからは、行政の視点から住まいと環境に対する意見がありました。
稲葉さんは、学校教育で実践している環境教育の現場実例の報告がありました。
磯村さんは、高性能住宅に住む、メリット、デメリットなどの報告がありました。
更に個人個人の環境に対する考え方や実施している事などの意見交換がありました。

村田主事から、自動車通勤を徒歩通勤に切り替える事で、CO2排出量を削減すると同時に、メタボ解消や交通事故防止にも貢献する言う発言がありました。そのわりには村田さん自身が、お腹が出っ張り過ぎだと言い、会場から大きな喝采がありました。
和やかな雰囲気で2時間半のフォーラムを終了する事が出来ましたが、土曜日の貴重な一日を割いて協力を戴いた方々、ご参集の皆さんに心より御礼を申し上げます。

朝から曇り空の一日でしたが、穏やかな天気でした。お天気にも感謝を…
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