娘と父親…函館～北斗市

「オヤジのパンツを箸で摘まんで洗濯機に放り込む」と言う話で盛り上がっていたテレビ番組を見た事があります。娘はオヤジを、かなり不潔な動物に見えるのでしょうか。
それでも箸で摘まもうがオヤジのパンツを洗濯機に入れると言う行為はまだましです。
中にはオヤジのいる家には入らないと言う娘もいるそうで、娘との関係はとても難しいものだと、オヤジ仲間からの話をよく耳に致します。

幼稚園や小学校の低学年あたりまでなら、自然なままの父親で居られるのでしょう。
しだいに女の子として成長して行くにつれ、社会の様々な人の営みを見る事になります。テレビや映画、あるいは学校や街などで、かっこうの良い男性と自分の父親を何気なしに見比べてしまうと言う時期があるそうです。

これは女の子が成長する極めて自然な目線であると言います。この時、娘の見た理想の男性と、自分の父親の姿にあまりにも大きなギャップがあったらどうでしょうか。
娘との人間関係は、幼児、小学生の時のような「頼れる父親像」のままで時期を経ると、娘が見る世間の格好の良い男性と、父親の姿を見比べる事などは無いものだと言います。

テレビで見たスター男性と比べると、同じ屋根の下に住んでいて、いつの時点からか会話が成立しなくなったステテコ姿で髭もじゃオヤジの素の姿では、どう見ても見劣りします。世の中には「素のオヤジ」のままで娘から慕われ、敬まわれている父親も多くおります。父親が娘を愛する気持ちは、さほどの大差など無く、娘を可愛くない父親は皆無なのです。

つまりは、娘との接し方が解らなくなっているだけのようです。自然に接して自然な会話を行なえば、自然な人間関係が出来上がって行くようです。朝の「おはよう！」「気をつけて！」「おかえり！」「おやすみ」と言う誰にもかける言葉を、娘には忘れていませんか…つまり、この普通の声掛けこそが自然の接し方の基本のようです。自然に接してさえいれば、父親愛の分だけが他の男性より、きっと逞しく、凛々しく見えるのでしょう。
私も娘がいますが、娘とは政治や経済市況など誰よりも議論できる話し相手です。

写真は先日訪問した、いわき市の工務店、鈴蔵工務店で撮ったもので鈴木圭蔵社長と娘さんの美奈さんです。美奈さんは大工棟梁で工務店を経営するお父さんの背中を見て育った言います。鈴木さんの朴訥さは棟梁社長の典型のようですが、美奈さんとのアイコンタクトは充分に為されていました。

今日は家裁で調停業務を成立させ、雨模様の天気でしたが少し気持ちに光明が…
明日は文化センターで「住宅環境フォーラム」の開催です。きっと天気になるでしょう。
毎日更新ファース本部オフシャルサイト
ブログ総集編
北斗市周辺にお住まいを考えの方は