モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

折り紙のティラノサウルス、ペガサス他(小6息子)

2015年10月14日 | 子育て記録

最近の息子(小6)の折り紙・工作です。
以前ほどやっていませんが、時々新しい物を作っています。

↓ティラノサウルス(A4用紙1枚で作っています)と巻貝。
 博士の折り紙夢BOOKより。


↓ハロウィンのかぼちゃ(自分で考えて厚紙で作成し、中に電球を入れています)
 たこ(下のミニチュアを見て作っていました)
 右下は、とかげ、カメ。
 とかげとカメは、折り紙夢WORLD 花と動物編より。


↓ペガサス
本では、35cmの折り紙を使用と書いてありましたが、家になかったので、
24cmの折り紙で折っていました。あまりに細かすぎて、だいぶ省略したそうです。
川崎ローズよりも難しかったそうです。


↓イルカとペガサス(端正な折り紙より)
 二つとも24cmの折り紙で折っていますので、大きさを見れば、
 ペガサスの方が工程が多いことが分かります。


私も小さい頃、折り紙が好きで、よく作っていましたが、
当時、折り紙で、こんな複雑な作品ができるとは知りませんでした。
この本の表紙を見て、私がほしくて買ったのですが、
私は眺めているだけになっています


折り紙以外にも、作ってます。
↓これは、5年生くらいかな。はんだづけして作っています。

↓キットはこちら。
Let's ピアノ2

息子の新作ができると、玄関に飾ったりしていますが、
時々、
「うちの子は、作るのは好きなのですが、
 丁寧じゃないんですけど、どうしたらいいですか?」
「のりを使えばキレイなのに、テープでベタベタ貼るんですけど…」
「折り紙もよくやるけど、雑なんです」
など…とお話を伺います。

大人から見たきれいさや完璧さは求めないほうがいいです。
作っている課程が大事なのですから。
好きに作っている時は、それを認めてあげたらいいと思います。
できたことを喜んでいるなら、一緒に喜んであげたらいいと思います。

息子も、今は、だいぶ完成度を求めるようになりましたが、
小さい頃は、のりで貼ってキレイに作るというよりも、
テープでベタベタ貼って、とにかく形にしたいという気持ちが強かったと思います。
ここで紹介しているものは、そこそこ形になっているものを
載せていますが、「???」と思うようなものも
たくさん作っていましたよ。

「こうしたらいいのに」と思うことがあるなら、
やっぱり、やって見せることが一番なのかもしれません。

息子がモンテッソーリ園の年中の頃のことです。
はさみで線に沿って切るお仕事を
線のところでピッタリ切れていないのに、
「こんなのかんたーん」と言って、ザクザク切っていたそうです。
それを見た先生が、
「先生が切ってみるから、見ててね」と言って、
ゆーーっくり線の上を切るのを見せたそうです。
それをものすごく真剣に見ていた息子が、
「先生、すごい」と言ったそうです。
それからは、丁寧に線の上を切るようになったというお話を聞きました。
でも、家では、自由にフリーハンドでジョキジョキ、
ベタベタやって、何やら作っていました。

もし、ご家庭でお子さんと一緒にするとしたら、
折り紙の角と角をぴったり合わせるところを意識して見せるといいと思います。
大きい子なら、手裏剣やユニット折り紙など、
ぴったり折らないとはまらないものを作ってみるのもいいと思います。
うまくはまらなければ、自分で分かりますから。

「こんな簡単だから当たり前」と思わずに、
できたら、一緒に喜んであげてくださいね


参考までに、まとめてみました。
【今までの折り紙】
折り紙を折る【3歳~】
折り紙で作る八角形の箱
「子どもの間違いはあからさまに訂正しない」(モンテ教師心得)
折り紙で多面体と切り紙(小4息子)
折り紙作品(小4息子)
しいたけ栽培キット&折り紙新作(小4息子)

【今までの工作】
磁石でうごくバスと地下鉄(小1息子の工作)
即席「はやぶさ」(小1息子の工作)
最近の息子(小2)の作品~あやめと金魚の絵・太陽光発電の設計図?~
今日の息子(小2)の作品~サイクロンクリーナー組立キット~
夏休みの工作(息子小2)~光る万華鏡・扇風機他~
最近の作品(小2息子)~スペースシャトル、ヘッドライト付きの車~
とまらない工作(小2息子)~家の形のランタン、飛ばない飛行機他~
最近の息子(小3)の作品(発電リモコンカー他)
成長したパイナップルとアゲハ、もやし実験装置、切り絵(小4息子)
息子(小6)の近況・作品
なお、作品が受賞したこともありますが、
受賞作品は、こちらでは紹介していません。

↓モンテッソーリ幼稚園では、こんなお仕事をしていました。
息子のモンテッソーリ園時代のお仕事

モンテッソーリ園に入ったときは、とても不器用な子でした。
ですから、よくかんしゃくを起こしていました。
モンテッソーリを知る2歳半まで、何でもやってあげてしまっていましたから、
手が育っていませんでした。
手よりも知的なことの方が先に発達していたため、
やりたいことがあっても、手が思うように動かなかったのだと思います。

モンテッソーリ教育で、お仕事をすれば器用な子になる、
とか、そういうことではないですよ。
モンテッソーリ教育は、指先を器用にするための教育ではありませんから。

このブログでは、お部屋の中でのお仕事を紹介することが多いですが、
自然を体験したり、全身を使った遊びをすることも大切だと思います。
子どもたちには、いろんな経験をさせてあげてほしいなと思います。

みなさんのお子さんは、どんなことが好きですか?
お子さんの好きなことができる環境を用意してあげられたらいいですね。

ぜひ、こちらもお読みください。
モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
モンテッソーリに関する書籍


モンテッソーリ子どもの家アイアイ クラスのご案内

 


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