0歳から6歳までの教室
モンテッソーリ子どもの家アイアイです。
今年は、国際モンテッソーリ(AMI)のコースにチャレンジしています。
国際モンテッソーリトレーニングセンターで受講。
先日、3-6歳オリエンテーションコース(旧アシスタントコース)を修了し、
オランダ本部より修了証が届きました
※Association Montessori Internationale(AMI)は、
1929年デンマークのエルシノーラで
新教育の世界会議のあいだに創立されました。
マリアが会長、一人息子のマリオが事務局長に就任。
現在、本部は、オランダ・アムステルダムにあります。
コロナ禍のため、オンライン受講でしたが、
フランスの先生に教えていただき、新たな学びができました
今後、生かしていきたいと思っています。
運動の講義のときに、運動会の質問がありました。
日本では幼稚園や保育園で運動会がありますが、
フランスでは、一般園でもないのだそう。
理由は、幼児期の発達に合っていないから。
「発達の4段階」のうち、
第1段階の幼児期は人格を育てる時期であり、
一斉に何かをする時期ではないということ。
コロナ禍で行事が縮小しているかもしれませんが、
今までの行事のあり方を見直すよい機会なのかもしれません。
モンテッソーリの著書で、
運動について記載している部分はたくさんありますが、
その中の一部をご紹介します。
1946年ロンドン講義録 (国際モンテッソーリ協会(AMI)公認シリーズ02)
p232
「私たちは身体を体育館で発達させようとします。これは自然なやり方ではありません。それは知性的な目的を持った運動ではありません。それは他人の命令に合わせた身体のいろいろな部分の運動です。私たちは身体的な教育を与えます。運動が機能を促進できると考えるからです。これは一つの誤りです。身体を首を切られた-死んだ-かのように扱っています。機械を動かすかのように動かしています。このようにする権利はありません。運動は生命の一部だからです。生命は手引きを持っています。皆さんには、自分の命令をこの手引きに替える権利はありません。これは内面の衝動だからです 。皆さんには、子どもたちに体育運動をするよう命令する権利はありません。命令と時間に応じてなされる運動を命令する権利はありません。この方法は人格を壊し、運動を完成させないでしょう。
運動の完成は精神的なものです。人格全体の発達を助ける何かです。色々な体操は無益で危険です。特に、自分の人格を建設している時期にいる小さい子ども達にとってはそうです。」
「小さな子と歩くコツ」もご参照ください。
児童期、思春期も、
日本の教育について考えさせられます
興味ある方は、こちらをご覧ください。
モンテッソーリ小中学校のサイトまとめ
学校といえば。
モンテッソーリとは関係ないのですが、
ロシア出身のキリーロバ・ナージャさんは、
子どもの頃、世界5か国の学校を経験されて、
いろんな学校の違いを詳しく掲載されています。
世界から見た日本の学校について考えてみてはいかがでしょうか。
「アクティブラーニングこんなのどうだろう」
絵本もありますよ。
ナージャの5つのがっこう
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