モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県西三河(刈谷市)にある少人数制のモンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。

おすすめの育児書

2015年11月16日 | おすすめ育児書

今までにも時々紹介していますが、モンテッソーリに関する書籍以外の
おすすめの育児書を一覧にしておきます。
他にもよい本はあると思いますので、ひとつの参考にしていただければと思います。


●ママになる方へ

ママのおなかをえらんできたよ。
私は、生まれる前も胎内の記憶も持っていませんが、
生まれる前に、お母さんを選んだ記憶がある友人がいます。
息子は、今は、忘れているかもしれませんが、話せるようになったころ、
聞いてみたら、体をくるんと丸めて、
「おなかの中で、こうやってやってたよ」と、教えてくれました。

かみさまからのおくりもの
他の子と違っていてもいいんです。
それぞれの贈り物を神様からもらって生まれてきたんですから。

子どもからの贈り物―“お母さん”であることを楽しむために
かみさまからのおくりものの作者ひぐちみちこさんからお母さんたちへのエールです。


赤ちゃんの眠りにお悩みの方におすすめ。

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド
4~5歳までの月齢、年齢別の安眠スケジュールのアドバイスや
赤ちゃんのタイプ別にアドバイスが書かれています。
生後4~5ヶ月になっても、1~2時間ごとの授乳で疲れている方への
アドバイスもあります。
お母さんも疲れてしまいますが、赤ちゃんにとっても影響があるそうです。
(実は、私が、これで疲れていました。もっと早く知っていたら…と思いました。)


おむつなし育児、トイレットラーニングにおすすめ。
赤ちゃんにおむつはいらない

おむつなし育児―あなたにもできる赤ちゃんとのナチュラル・コミュニケーション
こちらは、月齢別にアドバイスがあります。

 

将来の歯並び、顔立ちのために乳児から始めるお口の育て方。

お口の育て方


子どもの食事・おやつについて。

じょうぶな子どもをつくる基本食 (講談社+α文庫)
離乳食の本に書いてある料理なんて、毎回作れないですよね。
これを読めば、簡単解決するかもしれません。

じょうぶな体をつくる 子どもおやつ (リトルランドこどもの本)
子どものおやつは、添加物のないものを与えてあげたいですね。
毎回作るのも大変だけど、そんなに難しいものを作らなくても、
おにぎりやとうもろこし・おいもをふかしたもので十分。

 

子どものお絵かきも、大事にしてほしいです。
お母さんにわかってほしい幼児期のお絵かき―自我の発達と創造性の育成のために
ぐるぐるなぐりがきには意味がある
どうして、頭から手や足が出てる人間(頭足人)を描くの?
など…
お母さんへのアドバイスもあります。

絵が伝える子どもの心とSOS
「絵は心を映す鏡」
幼児期から思春期まで見えない子どもの心を絵から読み取れるかもしれません。
アトリエに通われているお子さんたちの絵をもとに、
事例を紹介されています。



児童精神科医の佐々木正美先生の子どもへのまなざし 3冊セット


子どもへのまなざし
生後~思春期までの育児の基本が書かれています。
 過保護、過干渉について
 いいしつけとは?
 強制の強すぎるしつけは、自律をさまたげる
 自律心の育つとき
 思いやりはどうやったら育つのか
 不登校について
 思春期は自分さがしの時期
 豊かな社会がもたらしたもの…など
トイレトレーニングで、「おしっこはできるようになったけど
うんちだけはどうしてもパンツでしてしまう」とお悩みのお母様にもおすすめです。

続 子どもへのまなざし
「こどもへのまなざし」の読者への質問に答えられています。
 子どもが望んだことは、どこまで満たしてあげればいいのですか?
 しつけについて
 子どものうそについて
 一人っ子の子どもの育て方について
 兄弟げんかのとき、どう対応したらいいのでしょうか
 子どもが友達と一緒に遊べないので心配です
 過剰期待と早期教育について
 人のいやがることをする子ども
 乱暴したり、いじめをする子ども
 落ち着きのない子ども
 気になる子どもたちを、どう育てたらいいのでしょうか
 母親の育児に対する不安
 子どもへの虐待
 片親でも育児はうまくいくのでしょうか
 祖父母との関係について…など

完 子どもへのまなざし (福音館の単行本)
発達障害について詳しく書かれています。

↓こちらも、佐々木正美先生の著書です。
あなたは人生に感謝ができますか? エリクソンの心理学に教えられた「幸せな生き方の道すじ」 (こころライブラリー)
エリクソンのライフサイクルが分かりやすく、ぎゅっとつまった内容になっています。
各年代で乗り越えなければならない主題「危機的な主題」があり、
乗り越えられなかった場合、いずれ本当の危機が訪れるといいます。
(日本では、発達課題と訳されていたりします。)
エリクソンの理論は、何歳の人にとっても役立つと思います。
乳児期0~2歳 「基本的信頼」の獲得 人を自分を信じられるか
幼児期2~4歳 「自律性」を身につけること
児童期4~7歳 「自主性」、積極性、主体性、目的性をはぐくむこと
学童期7~12歳 「勤勉性」の基礎づくり
思春期・青年期13~22歳 「アイデンティティ」の形成
成人期23~35歳 「親密性」を持つこと
壮年期36~55歳 「世代性」を生きること
老年期56歳~  「人生の統合」人生に感謝できるか

2~4歳の幼児期に「自律性をもてなかった子がいじめをする」
「いじめっ子よりも、その子を育てた親の責任が重い」
「わが子をいじめっ子にしないためにできること」が書かれています。
どうやったら自律性が育つのか?
「大人が待ってくれるから、子どもの自律性が育つ」ということです。

早く早くとせかしても自律性は育たない。
発達にとび級はないけれど、「みせかけの前進」はある。
前進にみえても、必ずやり直しをしなければならない。

思春期を迎えて問題を起こした子どもたちが精神科医のもとにくるけれど、
幼い頃に経験するはずだった問題が出てきているのだそうです。

 

●臨床心理学者の河合隼雄先生の著書

Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫)

『「自立」ということを意識した人は、
 どうしても、子どもを自立させることを少し急ぎすぎになるように思います。
 自立させなければ、と思うあまりに子どもの能力を超えて自立を強いてしまう。』
『十分に甘えさせてやったら、ちゃんと自立していきます』
甘えさせることと甘やかすことの違いについても書かれています。

誕生から思春期までの悩み相談が4ページずつのQ&Aになっていて、
読みやすいです。

 

「自律」「自立」は、モンテッソーリ教育でもキーワードとなる言葉です。
子どもが「自律」し、「自立」を目指していくのを大人が援助していきます。
でも、その「自立した子ども」という理想像を大人が目標にし、
大人が子どもを「自立させよう」と思うと、
それは、ちょっと行きすぎなのかもしれません。

※モンテッソーリ教育での「自律」「自立」については、
お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫)
P149~159
モンテッソーリ教育用語辞典
P143~147
を参照してください。



子どもへの言葉がけにお悩みの方におすすめ。
子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)
アドラー博士が教えるこんなひと言で子どものやる気は育つ―今日かけた“言葉”が、明日の子どもの自信になる
アドラー博士の男の子に「自信」をつける育て方
子どもの「自信」と「やる気」をぐんぐん引き出す本
子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)
マンガでわかる 魔法のほめ方 PT: 叱らずに子どもを変える最強メソッド (単行本)

スターペアレンティングの本。
叩かず甘やかさず子育てする方法
親と子どもの感情BOOK―感情ときちんと向き合う子どもが育つ
子どもの心をしずめる24の方法

アンガーマネジメント・アサーショントレーニング(小中学生の子向け)
イラスト版子どものアンガーマネジメント : 怒りをコントロールする43のスキル
イラスト版 子どものアサーション・トレーニング: 自分の気持ちがきちんと言える38の話し方
【参考記事】
怒りをコントロールする



こちらは、思春期のお子さんを持つ方におすすめ。
抱きしめよう、わが子のぜんぶ―思春期に向けて、いちばん大切なこと
佐々木正美先生の著書。

子どもの翼を信じて―巣立ちの日のために大切なこと
子どもからの贈り物―“お母さん”であることを楽しむためにの続編です。


子育てには悩みはつきませんよね。
私も通ってきた道です。
子どもが大きくなった今も、周りの方に助けられています。
私も、少しでも、どなたかの助けになれれば…と思います。



ぜひ、こちらもお読みください。
モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
モンテッソーリ実施施設の選び方
情報を見極める
モンテッソーリに関する書籍
家庭でモンテッソーリ教育を取り入れるなら

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怒りをコントロールする

2014年09月26日 | おすすめ育児書

子どもに対して、イライラしたりすることはありませんか?

そんなイライラをコントロールするというアンガーマネジメント講座があるそうです。
1970年代、アメリカで始まったアンガーと上手に付き合うための感情理解教育。
アメリカでは人前で怒る人は出世できないとして、企業などで数百万人が受講。
日本では、3年前から普及を始めたそうです。


少し前の中日新聞記事ですが、紹介しておきたいと思います。

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「子どもにイライラ」どう対処
「怒りのピークは6秒間」感情静め客観視

「何やってるの」「早くしなさい」
子どもの言動についイライラ。怒ってばかりの自分に嫌気がさすことも。
子育て中の母親で、怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」を学ぶ人が
増えているそうです。
日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介さん(42)のお話。

自分を怒らせるものの正体は「べきだ」の感情だそうです。
「子どもはこうあるべきだ」
「社会はこうあるべきだ」
自分が信じる「べきだ」が、目の前で裏切られると怒りがわく。

怒りの感情のピークは長くて6秒。
6秒待てば衝動的に不用意なことを言わずに済むといいます。

怒りが続くときは、それが怒りで変えられるものなのか、変えられないものかを考える。
猛暑に腹を立てても変わらないのと同じで、変わらない相手にイライラするのなら、
自分が過ごしやすいよう意識を変えた方がいいそうです。

アンガーマネジメント協会
無料の怒りのタイプ診断もありました。

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大人だけでなく、
子どもの中にも穏やかな子もいれば、怒りっぽい子もいます。

子どもの心をしずめる24の方法

どう対処すればいいのか、わかりやすく書いてある本です。


 9つの気質があり、程度は違っても子どもは生まれつきこれらの気質を備えています。
 子どもが活発で、きかん気で、我が強いなら、落ち着いていて、穏やかで、
 適応性のある子どもより、接し方に工夫が必要でしょう。

 怒りは、エネルギーのひとつの形であり、それ自体はよくも悪くもありません。
 子どもに感情を理解させるためには・・・
 どんな感情も○だけど、行動には〇と×があります。」
 感情を表現するために、いろんな言葉を使いましょう」

そして、気持ちをしずめる24のヒントが書いてあるので、
子どもに合ったやり方を選びます。
自分の合うやり方が子どもに合うとは限りません。
子どもに合う方法を見つけるといいそうです。

以前、モンテッソーリ教師の方が、自分のお子さん(1~2歳)が
食事中にうまく食べれず、かんしゃくを起こしそうになったときに、
「がまん、がまん」と優しく言って、(この優しくがポイントなんでしょうね)
お子さんがかんしゃくを起こさずに、落ち着いたときに、
「がまんできたね」とほめてました。
小さくても、自分で怒りをコントロールすることを学べるんだなぁ
と身近で感じた出来事でした。
息子の小さい頃は、そんなこともせずに、一緒に怒っていた私。
学ぶ機会を奪っていたなぁと反省。

今は、自分の息子にも、話したりしています。
5年生ともなれば、外では我慢しますが、まだ親に感情をぶつけることがあります。
自分の感情とうまく向き合えるようになってほしいし、
コントロールできるようになってほしいと思います。
それは、大人の私がどのように対処するかにも影響するので、
気をつけたいと思っています。



この本の著者は、以前にも紹介した本の著者と同じです。
叩かず甘やかさず子育てする方法

のびのびと責任感のある子どもが育ち、
親も自分を大切にしながら楽しみながら子育てをする方法として、
スターペアレンティングというプログラムを作った方で、
この本には、その具体的な方法が書かれています。
日本でも、講座があるようですね。


宅配を頼んでいる名古屋生活クラブで、おすすめの本として紹介されていたので、
購入してみましたが、自分の子育てを見つめなおしたり、問題がどこにあるのか、
など、冷静に考えるのに役立ちました。


本の中から少し紹介しますね。

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P164
「人は人とつながりたい」
「子どもは、関心をひけないと別のやり方でひこうとする」

こちらに掲載されているマンガがとても分かりやすいです。
「絵本読んで」と頼む子どもに、「あとで」というパパ。
子どもが犬をいじめる。
注意される。
時間が経過。
また子どもが「絵本読んで」と頼んでも、「あとで」というパパ。
これが繰り返された子どもの悲しい表情が切ないです。


P252
「明確なルールの特徴」
「肯定的な言い方をすること」

「走ってはだめ。走ってはだめ。・・・」と言えば言うほど、
子どもの頭の中は「走る、走る、走る」なのだそうです。
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大人は、つい時間に追われたり、自分の時間も大切にしたいですが、
「あとで」と言われたときの子どもの様子は見ていないこともあるのではないでしょうか。
「あとで」というのなら、「〇〇が終わるまで待ってね」と言って、
必ずその約束は守りましょう。

本当にやめてほしいことは、やめてと言うだけでなく、
「●●しましょう」とやってもいいことを提案するか
「●●か〇〇かどっちがいい?」と選択肢を与えてあげるといいですね。

 先日、買い物に行ったとき、2歳くらいのお子さんを連れたお母さんが
 お店を出る時に、お子さんに「手をつながないといかないよ」と言っていました。
 お子さんは、一瞬、戸惑った表情でお母さんを振り向き、手をつないで出ていきました。

 否定語+否定語・・・これを小さな子が理解するのって難しくないかなぁ…
 「手をつながないといかないよ」を肯定的に変換すると…
 「駐車場に出るときは、手をつないで行こうね」かな?
 
などと勝手に考えながら、
自分も何気なく使ってるときもあると思うので、気をつけたいなと思いました。



世の中には、いろんな方法があると思いますが、
少しでも、子育ての悩み解決のためのヒントになれば…と思って、
紹介させていただきました。

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