モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県西三河(刈谷市)にある少人数制のモンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。

「秩序の敏感期」で大泣き

2013年06月13日 | モンテッソーリのこと

敏感期というのは、

「何かをしたい」という運動の敏感期だけでなく、
『秩序の敏感期』というものもあります。

順序や決まりなどに非常に敏感になる時期です。
これは生後数か月からあらわれ始め、
2~3歳頃ピークに達し、徐々に消滅します。


いつもと同じ場所に物がある
いつもと同じ順番に物事が進む
など、小さな子どもは、いつもと同じであることが安心なのです。
少しでも違えば、かんしゃくを起こしたり、ダダコネ、大泣き…

ありませんか?


息子もありました。

いつもと違う道で幼稚園に行く
体を洗う順番が違う
物が違う場所にある

普段は私のやり方に慣れているので、夫に代わってもらったときなど
「お母さんと違うーー」と大泣きでした。



最近、最近入会してくださった2歳の女の子。


先日は、玄関に入ったとたん、
「ちがう!ちがうーー!!行かないーーー!!」と大泣き

お母さんは、
「今日はお仕事。すべり台はいかないと言い聞かせてきたのですが…」
と困り顔。

お話を伺っていると、
お姉ちゃんの幼稚園に送っていった後、
公園へ寄って、すべり台で遊ぶことが最近の習慣になっているとのこと。

お母さんとお話している間も、とぎれることなく、大泣き(叫び?)
ドアにへばりついて、泣きやみそうにもありません。


私は、女の子に、
「〇〇ちゃん、どうしたいの?」と聞いてみました。

すると、今まで泣いていたのがウソのように、ピタっと泣き止みました。
泣いていたはずの涙は???

「すべり台したいの?」と聞くと、
「うん」

「じゃあ、すべり台にいこうか」と言うと、
「うん」

すっかりご機嫌でした。

その日は、他のお子さんはお休みだったので、
私も、女の子とお母さんと一緒に近くの公園に行きました。

お母さんが
「時計の針が、一番下(6)まで来たら、もどろうね」と
約束してから、遊び始めました。

公園で20分くらい遊び、一緒に時計を見て、
女の子も納得してから、お部屋に戻りました。
その後は…
何事もなかったかのように、穏やかに過ごしていました。


まさに、『秩序の敏感期』だなぁと感じた出来事でした。

 


ぜひ、こちらもお読みください。
モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
モンテッソーリ実施施設の選び方
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敏感期を逃した!「編み落とし」は歯磨きでした

2013年06月12日 | モンテッソーリのこと

モンテッソーリは、敏感期を逃してしまうことを
「編物の目を編み落とし」
「最終バスの乗り遅れ」という例えをしています。

編物の目を落としても、靴下は完成するが、それは必ずしも丈夫ではない。
これと同じで、子どもが成長する上で、敏感期のあるものを見逃したとしても、
子どもは大人に成長しますが、力強く、完全な姿からはほど遠いものとなる。


それでは、敏感期を逃したら、大変!!と思いますが、
敏感期というのは、
子どもが、それをやりたくて仕方のない時期で、何度も何度もやり続けて、
楽しくて、楽に習得できるということです。

大人からすると、まだうまくできないからと手を貸してしまいがちですが、
大きくなってからでは、本人のやる気がなくなってしまっているということです。

モンテッソーリによれば、
「さらに高い次の段階へ移ってしまえば、前の段階で
得られたものにも手が出せなくなっています。」
モンテソーリの発見―人間らしく育つ権利より


似た言葉で、「臨界期」という言葉がありますが、
こちらは、卵からふ化したガンが初めて見た動くものを母親と思い、
それを変えることができないというものです。(ローレンツ)

人間の場合、まったくできなくなるというわけではなく、
多くの努力が必要になるということです。


わが息子でいうと、編み落としは歯磨きでした

息子が2歳半の時から、てんしのおうちで勉強を始めたので、
「敏感期逃した!!」と思うことが多々ありましたが、
まだ間に合うと励まされ、やってきました。
幼児期には2度チャンスがある

今思えば、
歯ブラシを持ち始めた頃が敏感期だったかもと思いますが、後の祭り。
(今だったら、「こうやってやるよー」と丁寧に提示するのに

1.自分で歯磨きをする
2.きれいに磨けていないところを仕上げ磨きをする

という、よくある工程でしたが、
息子の場合、
「仕上げ磨きをしてもらうから、適当でも大丈夫」
となってしまっていました

小学生の低学年のうちなら、仕方ないと思いましたが、
さすがに、小学校3年生になったとき、
しっかり自分で磨けるようになってほしいと何度も言ったり、
歯医者さんで歯磨き指導してもらったりしました。
歯科衛生士さんいわく、
「磨き方は上手なのに、やる気の問題だねー」
ハイ。その通りです。

試行錯誤しましたが、結局これが一番よかったです。
歯医者さんおすすめ↓
こどもハミガキ上手 いちご味
道具に頼る私

毎晩、自分で磨いた後、これでチェックするという方法。
磨き残しは、赤く染まります。
週1回のときは、そのときだけになってしまい、習慣にならなかったのですが、
毎日にしたら、すぐにきれいに磨けるようになりました。
難しいところも、2か月くらいでほぼ完ぺきになりました。

「誤りの訂正」ですね。
人から言われなくて、自分で間違いに気づくこと。


教師の心得のひとつ。

間違いをあからさまに訂正しないこと。

ついやってしまいがちですが、
私の仕事は、間違いを指摘することではなく、
子どもが自分の誤りにどうしたら気づけるかを考えること。


それから。
お仕事というと、教具に目が行きがちですが、
こういう「日常生活の練習」は、家庭だからこそできることでもあるので、
お母さんのがんばりどころだと思います

 

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成長したパイナップルとアゲハ、もやし実験装置、切り絵(小4息子)

2013年06月09日 | 子育て奮闘記

小4息子が5年前に植えたパイナップルにツボミ!の現在です。
大きくなってきました。
写真では見づらいですが、小さな紫色の花が一つ咲いています。



種から植えたみかんの木にアゲハの幼虫(小4息子)は、
アゲハ蝶になって飛び立っていきました。
これで、三匹目です。



祖父の畑で採れたグリーンピースの芽が出るか実験。
芽が出てきました




大豆からモヤシを作ると言って、何やら作っていた箱は、
水をあげられるように扉付き。
息子命名「モヤシ実験装置」




私が、やってみようかと声をかけたりしたことはなく、
息子が「お母さん、これ、ちょうだい」とか言いながら、
豆を持っていったり、空きケースを持っていったりして、
自分で勝手にやっていました。



おまけ。

小4から始まったクラブ活動ですが、息子が入ったのは、切り絵クラブ。
女子の中に男子1人でもまったく気にしない息子
「初めてなのに、細く切れるね」と驚かれたそうです。
1回目のクラブが楽しかったそうで、家でもチョキチョキ。
家で作った切り絵の作品。教えてもらったデザインではなく、オリジナル。



でも、いつもおとなしくこんなことばかりやっているわけではなく、
遊ぶときは、男の子も女の子も関係なく、走り回って遊んでいます。

最近、違う学年に虫好き仲間が近所にいることがわかりました。
その子たちは、うちの庭にいる幼虫を大事に持って帰っていきました。
虫好き少年、まだまだ健在でした

 

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