モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

「秩序の敏感期」で大泣き

2013年06月13日 | モンテッソーリのこと

敏感期というのは、

「何かをしたい」という運動の敏感期だけでなく、
『秩序の敏感期』というものもあります。

順序や決まりなどに非常に敏感になる時期です。
これは生後数か月からあらわれ始め、
2~3歳頃ピークに達し、徐々に消滅します。


いつもと同じ場所に物がある
いつもと同じ順番に物事が進む
など、小さな子どもは、いつもと同じであることが安心なのです。
少しでも違えば、かんしゃくを起こしたり、ダダコネ、大泣き…

ありませんか?


息子もありました。

いつもと違う道で幼稚園に行く
体を洗う順番が違う
物が違う場所にある

普段は私のやり方に慣れているので、夫に代わってもらったときなど
「お母さんと違うーー」と大泣きでした。



最近、最近入会してくださった2歳の女の子。


先日は、玄関に入ったとたん、
「ちがう!ちがうーー!!行かないーーー!!」と大泣き

お母さんは、
「今日はお仕事。すべり台はいかないと言い聞かせてきたのですが…」
と困り顔。

お話を伺っていると、
お姉ちゃんの幼稚園に送っていった後、
公園へ寄って、すべり台で遊ぶことが最近の習慣になっているとのこと。

お母さんとお話している間も、とぎれることなく、大泣き(叫び?)
ドアにへばりついて、泣きやみそうにもありません。


私は、女の子に、
「〇〇ちゃん、どうしたいの?」と聞いてみました。

すると、今まで泣いていたのがウソのように、ピタっと泣き止みました。
泣いていたはずの涙は???

「すべり台したいの?」と聞くと、
「うん」

「じゃあ、すべり台にいこうか」と言うと、
「うん」

すっかりご機嫌でした。

その日は、他のお子さんはお休みだったので、
私も、女の子とお母さんと一緒に近くの公園に行きました。

お母さんが
「時計の針が、一番下(6)まで来たら、もどろうね」と
約束してから、遊び始めました。

公園で20分くらい遊び、一緒に時計を見て、
女の子も納得してから、お部屋に戻りました。
その後は…
何事もなかったかのように、穏やかに過ごしていました。


まさに、『秩序の敏感期』だなぁと感じた出来事でした。

 


ぜひ、こちらもお読みください。
モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
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成長したパイナップルとアゲハ、もやし実験装置、切り絵(小4息子)

2013年06月09日 | 子育て記録

小4息子が5年前に植えたパイナップルにツボミ!の現在です。
大きくなってきました。
写真では見づらいですが、小さな紫色の花が一つ咲いています。



種から植えたみかんの木にアゲハの幼虫(小4息子)は、
アゲハ蝶になって飛び立っていきました。
これで、三匹目です。



祖父の畑で採れたグリーンピースの芽が出るか実験。
芽が出てきました




大豆からモヤシを作ると言って、何やら作っていた箱は、
水をあげられるように扉付き。
息子命名「モヤシ実験装置」




私が、やってみようかと声をかけたりしたことはなく、
息子が「お母さん、これ、ちょうだい」とか言いながら、
豆を持っていったり、空きケースを持っていったりして、
自分で勝手にやっていました。



おまけ。

小4から始まったクラブ活動ですが、息子が入ったのは、切り絵クラブ。
女子の中に男子1人でもまったく気にしない息子
「初めてなのに、細く切れるね」と驚かれたそうです。
1回目のクラブが楽しかったそうで、家でもチョキチョキ。
家で作った切り絵の作品。教えてもらったデザインではなく、オリジナル。



でも、いつもおとなしくこんなことばかりやっているわけではなく、
遊ぶときは、男の子も女の子も関係なく、走り回って遊んでいます。

最近、違う学年に虫好き仲間が近所にいることがわかりました。
その子たちは、うちの庭にいる幼虫を大事に持って帰っていきました。
虫好き少年、まだまだ健在でした

 

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