モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

インファント・コミュニティ(2015年2月)

2015年02月20日 | 【インファント・コミュニティ(1-2歳)】

インファント・コミュニティの様子です。2歳のお子さんたちです。

↓トンカチ、トントン。
スムーズに打てるようになり、裏返して自分で納得するまでやっています。


↓絵の具のお仕事の時は、スモックを着ます。終わったら、たたんで袋にしまいます。
汚れたら、ぞうきんで拭きますよ。


↓マグネットのお仕事。



↓毛糸を切るお仕事。


↓お友達がはさみを使っているのを見て、やりたくなりました。真剣です。


おまるやトイレに座って、トイレットラーニング。
石鹸で手を洗って、おやつの準備も自分でします。
この日は、バナナを自分たちで切って、食べました。

3月には新しいお友達が入ってきます。楽しみです♪

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午後クラスの様子(2015年2月)

2015年02月19日 | 【午後クラス(3-6歳)】

最近の午後クラスの様子です。

↓色付円柱をやっている年少さんとスポイトのお仕事をしている妹さん(2歳5か月)。
お兄ちゃんの様子をじっと見ています。


↓妹さんがピンクタワーをやっているところを、じっと見ている年少のお兄ちゃん。
お兄ちゃんは、音節遊びをやっています。(言語教育のひとつです。)


ピンクタワーの順番が違いますが、否定しません。
「また、やりたかったら、ひとつずつおろしてやっていいよ」というと、
ひとつずつおろしてから、また積み上げていきます。

↓ピンクタワー、一人で積めました。「デチタ!!」と報告に来てくれました


↓この日は、年少さんのお兄ちゃん、音節遊びブームでした。

魚の名前が難しいので、何度も聞いて、繰り返し言っています。

↓年少の女の子は、糸巻。


↓コーヒー豆を挽いた後は、スプーンで袋に詰めます。(2歳5か月)



↓別のクラスでは、色ビーズのお仕事。(年少)
少し前までは、ビーズを飛ばして数えてしまっていたけど、今はひとつずつきちんと数えられます。


↓クラフトパンチで雪の結晶をパンチした後は、入れるための封筒を手作り。(年長)


↓レモンを絞って、水の入ったピッチャーに入れてレモン水作り。
「酸っぱい」「でも、おいしい」と言いながら、お仕事の途中に飲んだりしています。


↓3歳8か月の女の子は、ママの髪の毛で三つ編みをしたくて、教室で練習。

↓満面の笑みで「できた!!!」

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「言葉を教えるのって楽しい」【言語教育】

2015年02月05日 | 言語教育

先日のインファントクラスでのこと。
この日は、2歳の男の子が二人、お母さまたちは廊下で見ています。

最近、二人とも果物や野菜が入っているかごを持ってきます。

精巧にできていますが、本物とは違うことはわかっている様子で、
名前がわかるものは言葉に出して言っています。

「これは、りんご」「バナナ」…と言語のお仕事をします。
知らない食べ物もありますし、そういうときは、あまりピンと来ない様子です。

この日は、一人の男の子が、この野菜や果物を投げようとしました。
瞬時に止めましたが、何度も投げようとします。
最終的には、投げずに、片づけることができました。

でも、やっぱり、本物じゃないからかなぁ…

「おうちで本物を触らせてあげてください」とお願いしていますが、
なかなか機会がないとのこと。

それなら…と、うちにあるものを急遽、用意することにしました。

かごに、りんご、レモン、ブロッコリー、たまねぎ、にんじんを入れて、
お部屋に持っていきました。

それを見たとたん、子どもたちの目が真ん丸になり、キラキラとしていました

投げようとしていた子は、大きなブロッコリーの株をおそるおそる触ったり、
りんごやレモンの香りをかいだり、そっと触ったりしていました。
投げようとはしませんでした。

横から見ていたもう一人の子は、りんごを私の手から取ると、廊下に走っていきました。
どこに行くかのかと思ったら、洗面所。

「洗うの?」
「うん」
「食べるの?」
「うん」

おやつ食べた後だけど、食べさせても大丈夫かな?とお昼を心配したのですが、
お母さまたちのOKが得られたので、またまた急遽用意しました。


↓当日の写真は撮れなかったので、雰囲気だけでも…


研修で教えていただいてから、いつか使いたいと思っていたりんごカッター。
初登場です。
こどもの道具やさんで購入しました。

丸いりんごを包丁で切るところも見せました。
二人とも横に座って、真剣に見ていて、
切れた瞬間、「わぁ!!!」と喜びの声が。
りんごの甘い香りが漂います。

初めてなので、一緒にりんごカッターを使ってみました。
薄く輪切りにしたりんごをまな板において、リンゴカッターを当てて、
上からサクっと押すと、あっという間に8等分に切れます。

息子モデルですが、こんな感じです。


息子は、りんごの皮むきに挑戦。くし切りにしたものより、むきやすいみたいです。


りんごを食べた二人のお子さんは、おなかもいっぱい。
満足した様子でした。

やっぱり、本物は違いますよね。

大きさもですけど、触ったら冷たいし、重いし、香りもするし、
食べれるし、五感フル活動ですね!!

モンテッソーリ教育の5分野で言うなら、
「日常生活の練習」でもあり、
「言語教育」でもあるのです。

この体験をしたお子さんたちは、
「りんご」という言葉を聞いたら、りんごのおもちゃや切ったりんごだけでなく、
りんごを持った感触、りんごの匂い、切ったときの香り、感覚…
いろんなことをイメージできるでしょう。

お母さまたちも、お子さんたちの様子を見て、
「本物を…」と言っていることに納得していただけたのではないでしょうか。
早速、りんごカッター注文されていました

他の食べ物でも同じですよね。
これこそ、家庭でしかできないことだと思います。
毎日、食事はするのですから。

今日のご飯の材料は…から始まって、材料を洗ったり、
皮をむくのをやってもらったり、混ぜたり、切ることも用意次第でできます。


子どもに教えたいけど、どうやったらいいのか分からないという方は、
こちらを参考にしてみてください。
坂本廣子の台所育児―一歳から包丁を
子どもがつくるほんものごはん―生きる力がつく「食育」レシピ


「一緒に料理してみて全然知らないことに気づきました」の記事でも書いていますが、
物の名前が一致していないお子さんは、幼稚園のお子さんでも結構いらっしゃいます。
「うちの子は、知っていると思ってた」という方がほとんどです。

特に、野菜の名前は、料理されているものはわかるけど、
本物は見たことないから分からないのですね。


最近、他のお母様からもメールいただきました。

「メールありがとうございました。
 あれから早速、じゃがいも・さつまいもを見せて教えました。
 発音して言葉を伝えるように気をつけるようになりました。

 そうしてみると、今までホントにしっかり教えるということをしてなかったな…と感じました。
 そして、言葉を教えるのって楽しいなと感じました。新しい発見です

 先生の言われたように、一緒にいる時間が長い今の時期に色々教えたり、
 一緒に体験させてあげれたらなと思ます。
 春になったらベランダ菜園をやりたいなと思いました。」


言葉を話したい時期に突入されたお子さん。
たくさん、お話ししてあげてくださいね。

ベランダ菜園も、いいですね♪
自分が植えて育てて、それを調理して、食べる。
食べることは基本ですから。


先日も研修がありましたが、
「便利になりすぎて、人間、退化してしまいますね…」と話していたら、
先生が「子どもは、退化どころか、進化しないですよ」と。

気をつけておかないと、子どもは最初からこの便利な環境にいるので、
自分の力を使わないで過ごせてしまいます。
動かずして、何でも知ることができてしまいます。
自分で環境を選べない小さい頃だからこそ、
大人は意識して、たくさん動ける環境を用意してあげたいものです。


余談ですが…
息子が小さい頃に一緒に見た映画です。
ウォーリー [DVD]
息子は、ロボットのウォーリーとイヴが好きだったようですが、
私は、このまま便利な環境を追求していったら…と考えさせられた映画です。
機会があったら、ご覧ください。


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12枚の青い三角形【感覚教育】

2015年02月03日 | 感覚教育

先日のアイロンビーズの記事のその後です。

構成三角形の箱を「面白い」と言っていたお子さんに紹介したお仕事は、
「12枚の青い三角形」というお仕事です。
12枚の青い直角三角形を組み合わせていろんな形を作ります。




さらに、自分で考えてやっていくと…

「星ができた!!」と発見!


「アイロンビーズでやったのと同じだ!!」と、さらに発見!!


「一緒だったねー!!」



お帰りの時間になり・・・

「あれ?もうこんな時間。
 今日は、時間が過ぎるのが早い。
 あ、そうか。
 三角形のお仕事してたからだ。」


すごく集中してたんですね。
こんなことがあると、こちらもうれしくなります


【参考】
↓構成三角形第1の箱

構成三角形の箱は、1~5まであり、いろいろな形の三角形を組み合わせて形を作る教具です。

ぜひ、こちらもお読みください。
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