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モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にします。
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お子さんの言葉の遅れが気になる方へ

2021年07月03日 | 言語教育

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0歳から6歳までの教室
モンテッソーリ子どもの家アイアイです。

お子さんの言葉の遅れが気になる方へ
こちらの本を紹介したいと思います。

小児科医が伝えたい言葉の遅れが改善する方法 自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群と診断された子どもが回復

著者 片岡直樹先生の動画
(テレビを見せるのをやめたお子さんが改善した例です。)

こちらの動画は、2013年のものですが、
当時はなかったスマホ、タブレットが出てきて、
今さらにスクリーンタイムが増えているのではないでしょうか。
早期のスクリーンタイムは、斜視になる危険性もあるそうです。


もしかしたら、言葉の遅れの原因は、
テレビ、スマホなど電子メディアにあるのかもしれません。

特に0~2歳は、話しことばを獲得する時期です。
話しことばは、一方的に流れるテレビや動画では獲得できないのです。
双方向のやり取りが大切です。

片岡先生は、
「乳幼児の電子メディア接触を見直し、
早期教育(早期事物接触、デジタル育児)を
五感を育てる育児(アナログ育児)へ方向転換すること」
と書かれています。

心当たりのある方は、テレビ、スマホをやめて、
お子さんと関わってみませんか?

ぜひ見てほしいです!

Molly Wright: How every child can thrive by five | TED - YouTube


モンテッソーリ教育は、
ここでいう早期教育ではありません。
0~24歳までの発達を考えた教育です。

特に、0~3歳では、実体験を大切にします。
そして言語教育で大切なのは「話しことば」です。


生まれたばかりの子どもは、世の中初めてのものばかりです。
映像で見たものだけではわかりません。
絵カードを見せて、物の名前を覚えるわけではありません。

触れること
感じること
話しかけること
一緒に何かをすること
共感すること

それが、言葉を育みます。


言語聴覚士として長年、赤ちゃんや幼児の発達を助け、
お母さんたちにアドバイスを行ってきた中川信子先生の本もオススメ。

0~4歳ことばと心を豊かに育てる 子どもの発達に合わせた お母さんの語りかけ

コミック版 「語りかけ」育児: 0~4歳 わが子の発達に合わせた 1日30分間

こちらもオススメ。

3000万語の格差――赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ


コロナ禍で、マスク生活が長引いており、
子どもたちへの影響が懸念されています。
マスクが子どもの発達に影響?コロナ禍の子育て

ご家庭で子育てしている方は、
家族以外の人と話す機会がなくなり、
子ども同士で遊ぶ機会も減っているのではないかと思います。
言葉の発達のためにも、ご家庭で意識されるとよいと思います。

改善しないときは、専門家に相談してみてくださいね。
発達支援教室クローバー(知立市)

なお、耳の聞こえ、口の状態も関係しています。
耳垢がたまっていないか、中耳炎になっていないか、
耳をよく触る、鼻水が続いているなら、耳鼻科に行ってみましょう。
上唇小帯短縮症、舌小帯短縮症の場合も遅くなる場合もあります。
気になる方は小児歯科にご相談ください。
小帯の考え方(全国小児歯科開業医会)

こちらの記事も参考にしてください。
子どもの口の発達について(指しゃぶりと歯並び)


【2024.3追記】
ジョブズが子供の「iPad使用」に慎重だったワケ(東洋経済)
乳幼児期のメディア視聴が子どもの発達の遅れを招く?上手なメディアとの付き合い方とは?
【千葉大学・山本助教、国立成育医療研究センター・目澤リーダー】



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0,1,2歳のお子様向け教材・おもちゃ販売もしています。
Shizu工房


ぜひ、こちらもお読みください。
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秋の「教材」3

2017年12月06日 | 言語教育

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昨年、秋の「教材」秋の「教材」2の記事で、
子どもたちに、いがぐりを見せてあげたいなぁと書いていましたが、
今年は、りっぱな「いがぐり」をいただきました。


今、流行りの「引き寄せ」でしょうか

観賞用ですが、おそるおそる見ている子や、「チクッとする」言っては触る子など、反応はいろいろでした。
このあたりはそんなに都会でもないのですが、近くに栗の木があるわけでもなく、
本物を見る機会が少ないので、用意できてよかったです。

秋の教材、として紹介しましたが、秋に限らず、四季折々のものが、
自然の中にはたくさんあると思います。

最近は、意識しないと自然を体験することが難しくなってきているように思います。
お子さんが小さいうちに、自然に触れ合う機会をたくさん作ってあげてくださいね。

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実物の野菜を触る

2017年02月01日 | 言語教育

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昨日のインファントコミュニティで使った野菜です。



本物の野菜です。
他のお仕事と一緒に、並べて置いてあると、興味があるお子さんが触りたがります。
前回は、玉ねぎの皮をめくっていましたが、
今回は、かぼちゃの種を一粒ずつ取っていました
白菜もちぎっていました。
以前、丸ごとかぼちゃを置いたときは、大きすぎたのか怖がってしまいました

配膳などを子どもがやっているモンテッソーリ園はよくあると思いますが、
お昼の食材を子どもたちが洗ったりできるようにセットしてある園もあります。

まだ幼稚園に入る前のご家庭でこそ、こういうお仕事をしたらいいなあと思います。

実際に、食事に使う食材を用意して、好きな時にできるようにおいておきます。
種などを入れる箱を用意して、取ったら入れておくように伝えておきます。
完全に取れてなくても、OKですよ~。

白菜やキャベツなどは、ちぎってボールに入れておいてもらったりするのもいいですね。
次の段階は、洗ってざるにあげておいてもらうとか…

「今日のおかずは、〇〇ちゃんがちぎってくれた白菜が入っているから、
おいしいね」と家族で話したりすれば、また楽しい

旬の野菜を、視覚、触覚、嗅覚、味覚、聴覚(名前)・・・
五感すべてを使って、体験できますよね。
プラスチックの野菜でおままごとしているなら、もったいないですよ~。
畑で作っている野菜なら、なおさら、いいですね

もし、お近くに畑がない場合、袋栽培というのがお手軽にできるようです。
袋で野菜を作ろう

子どもたちには、絵や写真よりも前に、
こういう体験をたくさんしてほしいですね

↓こちらは、息子が小さいころ、好きだった絵本図鑑です。
やさいのうえかたそだてかた (かいかたそだてかたずかん4)
小学生になってからは、この本を参考に、小さなマイ畑で何かを作っていますよ。


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秋の「教材」2

2016年10月14日 | 言語教育

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昨日の記事秋の「教材」に追加です。

昨日は、自然が教材になるというお話をしました。

モンテッソーリ教育は、実物や実体験を大切にするという話もしました。

そこから、発展して、感覚や算数や生物などにもつながるとも。

しかし、一番大事なことを忘れていました。

それは、「子どもから始まる」ということです。

「教材になりますよ」とお話すると、
「早速やってみます!」と意気込んでしまう場合が多々あります。

そうすると、お子さんが今日は遊具で遊ぼうと思って公園に来たのに、
葉っぱを集めようとか分類しようなどと、無理強いしたり。

せっかく、拾ってきた木の実や葉っぱを
「さあ、教材にしましょう」「教えてあげよう」とばかり考えてしまうと、
お子さんにとって、つまらないものになってしまうかもしれません。

お子さんがきれいと思って持ってくるのですから、まずは一緒に共感しましょう
その場で、捨てたりしないでくださいね。

息子は収集家だったので、私は、よくビニール袋を持参していました。
集めるだけ集めて、遊びたいときは、私が預かり、
思いっきり遊んでから、おうちに持って帰ってから、
押し葉にしたり、箱やかごに入れたり、図鑑で一緒に調べてみたりしました。
図鑑の使い方がわかるようになれば、自分で調べるようになりますが、
最初は一緒に楽しんでみてくださいね。
図鑑は借りるよりも、常におうちにあるといいですよ。

それから、葉っぱの押し葉の作り方です。
ティッシュではさんで、図鑑などにはさみます。
それから、3~4冊の図鑑を上に載せておくと、簡単にできます。
葉っぱの名前を書いたり、ラミネートしたりするのも楽しいと思いますよ


今日の園児クラスで、3歳児さんもいるからと、
本物の野菜をかごに入れておきました。


「なにこれ。本物みたーい」と年中さんが意外な反応。

大きいお子さんたちは、お料理をお手伝いしていると聞いていたので、
めずらしいものでもないかな?と私は思っていたのです。

「本物だよ」と言うと、
「さわっていいの?」
「わあ、にんじんは冷たい!ピーマンとなすは冷たくない」
「にんじんは固い、ピーマンはペコペコする」などなど。
みんな大喜びで、においをかいだり、たくさん触っていました。
こちらが何も言わなくても、感覚も楽しんでいたようです。
3歳児さんは、なすをピーマンと言ってました

お料理はお手伝いしても、野菜自体を
じっくり見たり、触ったりすることがないのかもしれませんね。
野菜だけに限らず、
ぜひ、本物に触れる機会をたくさん与えてあげてくださいね

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秋の「教材」

2016年10月13日 | 言語教育

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この間まで暑かったのに、急に秋らしく冷えてきましたね。
体調を崩しやすい季節ですから、お気をつけくださいね。

秋になると、思い出します。
息子が、よく木の実拾いをしていたことを。

我が家の大きなかごいっぱいに、どんぐりやまつぼっくりがたくさんありました。
この間、古くなっていたので、処分しました。
子どもが大きくなるのはうれしいけれど、
ちょっと感傷的になってしまう今日このごろ。

最近、私が一人で、近所で集めたどんぐり。

処分したどんぐりは、この10倍以上はありましたから、
子どもの集中力には、かなわないですね。

秋といえば、栗。
栗ご飯は食べても、いがぐりを見たことがないお子さんもいらっしゃるので、
見せてあげたいなぁと探しているのですが、きれいなものが見つからず。

最近、フルーツ狩りに行き、「あけび」狩りをしてきました。

あけびの皮も、食べられると聞いて、てんぷらにしてみました。
我が家では、皮を食べるのは初体験。
少し苦みがありますが、なかなかおいしかったです

秋だけに限らず、自然は、いろんなものが教材になります。
食べられるものなら、一緒に調理することもできますね。
触覚、味覚、嗅覚・・・五感を刺激します。
拾って数えたり、大きさ別に分けたり、順番に並べたり。
「算数」につながります。
大きい子なら、図鑑で調べてみることもできますね。
理科の「生物」につながります。

モンテッソーリ教育は、実物や実体験を大切にします。
抽象化していくのは、その次なのです。

でも、「教材」なんて堅苦しく考えず、
いろんなことをお子さんに経験させてあげてほしいと思います。
写真や絵、動画を見せているだけなんて、もったいない
お子さんが体験したものは、何物にも代えがたいです。

そして、それは、一緒に経験した自分の思い出にもなりますよ

おすすめ絵本
どんぐりころころ (しぜんにタッチ!)
びっくりまつぼっくり (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)


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