モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

海、山、川へ。自然を満喫(小4息子)

2013年08月20日 | 子育て記録

お父さんたちのお盆休みも終わり、
子どもたちの夏休みも、残り少なくなりましたね。

まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?


一昨年と昨年は、私のスクーリングやレポートで、つい息子を実家や夫任せにしていましたが、
今年の夏は、家族で、海、山、川と自然を満喫しています。
モンテッソーリ園時代の友達家族と一緒に遊ぶこともありますが、
一人っ子なので、遊び相手がいるとうれしいです。


↓浜辺で穴掘りに夢中な子どもたち。。。

↓快晴!!でも、涼しかったです

↓川で魚を獲って、魚の種類を調べるイベントに参加。


そして、キャンプ。今年は、すでに3回

釣り掘りで魚釣り。
お父さんに見守られながら、魚さばきに挑戦!

↓今年は、スノーピーク(snow peak) 焚火台 M ST-033が大活躍です。



そして、いつもと違うのは…。
今年は、息子が一人でキャンプに参加したことです。
友達を誘うわけでもなく、一人で行ってみたいと、2泊3日で行ってきました。
大満足して帰ってきましたが、そのときの写真が届き、やっと様子がわかりました。

1年から6年までの6人くらいのグループに分かれ、行動していたそうです。
ご飯を作り始める時間も子どもたちで決めたり、
ペール缶で作ったロケットストープで、子どもたちが火起こしから調理までしたそうです。
2日目の夜は、食材を見て、メニューを決めた班から順番に、食材をもらいに行くのですが、
一番最後に取りに行った息子たちは、残った食材で、何を作ろうか考えたそうです。
各グループ、違うメニューだったそうで、面白い企画だと思いました。

お風呂は、ドラム缶風呂!各グループに1つで、自分たちで沸かして入ったそうです。
3人がギューギューに入っている写真がありました。

はじめて会った子たちばかりだったけれど、楽しく過ごせたようです。
家族で行くキャンプとは、また違った経験ができ、ひとまわり成長したかな?



家で過ごすときは…。

息子は、工作したり、本を読んだりしていますが、
将棋にはまっていて、よくお父さんと将棋してます。
祖父母の家に行くときは、将棋持参で、おじいちゃんとやってます。

それから、ロンポス スペースプラネット200にも、はまりました。
↓一部分だけ書いてある問題を見て、あとは自分で考えて積んでいきます。

↓完成!

大人がやっても面白いです。
↓こちらも、ピッタリはまるとスッキリします
賢人パズル(テキストブック付き) エド・インター総合カタログ付き


おまけ1

↓めずらしく懸賞に応募したら、こちらの雑誌が当たりました。
子供の科学 2013年 08月号 [雑誌]
親子で読んで面白かったので、また購入してしまいました
中学年くらいから読めると思います。


おまけ2

↓セミが、うちの庭のラティスに産卵していました。

偶然、息子が気づき、親子3人で、しばらく観察してました。
セミは枯れ木に産卵するそうですが、ラティスの下は花壇で、木までは遠く…
卵からかえった幼虫は、木の根元までたどり着けるのかな??


あと少しの夏休み。
楽しくお過ごしください

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自閉症スペクトラム最新研究(サイエンスzeroより)

2013年08月05日 | その他

先日、NHK番組の「サイエンスzero」で
コミュニケーションの根源に迫る~自閉症スペクトラム最新研究~が放映されました。

赤ちゃんは、視力が0.1~0.2くらいで、だんだん見えるようになっていきます。
また、人の目(二つの黒い点)をよく見つめることがわかっています。
しかし、最新の研究の仮説ですが、自閉症の赤ちゃんは、視力がよすぎるので、
人の目以外の他のものに興味が行ってしまうのではないかと言われているそうです。

佐賀市では、アメリカで開発されたESDMという超早期療育を取り入れているそうです。
↓こちらの先生が出演されていました。
服巻智子公式ブログ「人は必ず成長する」
視線が合わなかったお子さんが、だんだん視線が合うようになってきたと
番組では紹介されていました。

高校野球が雨で中止の場合、再放送があるようです。
NHKオンデマンドでも見られます。

番組の最後で、川久保友紀先生(東京大学助教)がおっしゃっていたことが印象に残りました。

 自閉症の人は、人とのコミュニケーションが苦手だが、
 細かい作業が得意だったり、集中力があったり、得意な分野がある。
 お互いが特徴を生かしあっていったら、社会にとってプラスになるのでは。
 一人で同じような小さな丸になるよりも、いろんなタイプの人が重なり合って、
 みんなで大きな丸になれれば、得るものはあるのかなと。

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『お母さんの「発見」』が、加筆されて文庫本として発売!

2013年08月03日 | モンテッソーリの書籍

先日の全国大会で、相良先生からご紹介がありました。

ロングセラーの『お母さんの「発見」』が文庫本になりました。
お母さんたちの報告から13年が経ち、今、そのお子さんは、どうされているのでしょう。
文庫のための書下ろし「母親が語るわが子のその後の生き方」では、
モンテッソーリ教育を受けた子どものその後が読めます。
↓こちらです。
お母さんの「発見」 モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方 (文春文庫 さ 46-2)

↓こちらも文庫本化されて発売中です。
お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる (文春文庫)

↓書籍の一覧はこちらを参考にしてください。
モンテッソーリに関する書籍

 

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幼児期におけるファンタジーの意味(第46回モンテッソーリ全国大会より)

2013年08月02日 | モンテッソーリ学会(全国大会)

7月30日~8月1日まで、
第46回モンテッソーリ全国大会in宮崎に参加してきました。

初めての参加でしたが、
先生方の講演会、興味深い研究発表など、とても勉強になりました。
もちろん、アイちゃん先生の発表も聞いてきました。
今まで以上に、お母様方にモンテッソーリを知っていただきたいと強く思いました


そこで、よくお母様方からご質問のあるファンタジーについての研究発表がありましたので、
簡単にですが、お知らせします。

発表されたのは、立命館大学准教授の岡本直子先生です。
先生は、臨床心理士、芸術療法士でもあり、心理学の方面から考察されています。
また、4歳の娘さんがいらっしゃいます。
岡本先生には、こちらのブログに掲載することの許可をいただいています。

モンテッソーリ教育に携わる先生方やお母様方は、ファンタジーについて
戸惑いをもたれている方が少なくない。一般園の先生方やお母様方には
このような戸惑いはあまり見受けられない。
そこで、ファンタジーの善し悪しの価値判断は別として、幼児がファンタジーで
遊ぶ場合にどのような現象が生じているか、危険性等がある場合はどうすればよいかを
モンテッソーリ教育に携わる皆で考え、共有していきたいということで発表されました。


過去の実験報告をもとに、考察されていました。

【実験報告】
1.「嘘をあげつらう対応」に対する反応タイプと年齢毎の事例数
2.「真に受ける」対応の直後の幼児の感情反応

以上の結果、幼児の年齢によって反応が変わることがわかり、
大人がどのように幼児にかかわっていけばよいかを
分かりやすく説明されていました。


それから、よく「8倍のスローモーション」がわからないという声をお聞きしますが、
アイちゃん先生の発表の中で、
8倍のスローモーションで…ということを、ただゆっくり見せるという映像と、
動きを分析してゆっくり見せるという映像を比較して、ご紹介されました。
これは、映像で見ていただくと、違いがよくわかると思います。
よくわからないという方は、IT勉強会「てんしのおうち」をご検討くださいね。



全国大会ということで、なかなかお会いできない先生方や初めてお会いする先生方からも
お話を伺う機会をいただき、よい刺激になりました。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

 

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【ファンタジーについての追記】
岡本先生の論文はこちらに掲載されています。
学会誌は、日本モンテッソーリ協会HPより購入できます。
学会誌45号2012「幼児期におけるファンタジーの諸相」
学会誌48号2015「幼児期における現実とファンタジー」

『モンテソーリの発見』E.M.スタンディング著 p498より
”六、七歳のこどもにとっては得るところのあるこうした話も、
二、三歳、あるいは四歳のこどもにとってさえ、それは意味の違ったものになります。
モンテッソーリによれば、この段階でこうした話をすることが、
こどもを深く傷つけるばかりか、永久的な傷を負わせることになるかも知れないのです。”
おとぎ話についての記載はp496~512をご参照ください。

 

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