モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

子どもとのお買い物

2010年04月26日 | 日常生活の練習

先日は、「やさい」「くだもの」の絵本の紹介をしましたが、
今日は、子どもとのお買い物です。

小さいお子さんがいらっしゃるお母さんたちは、
毎日がんばっていらっしゃると思います。
少しでもラクになる方法があったら、お伝えしたいなと思ってます。

子どもとの買い物が大変という声を、よく聞きます。

一人で歩きたがったり、ぐずって抱っこをせがんだり、
おやつをねだられたり、大変ですよね。

たくさんの買い物がある時は、週末か宅配にしてましたが、
平日買い足しに行くときは、わが家の場合は、
買い物に行く前に、買うものを息子に伝えておきました。
(幼稚園に行く前なので、2歳くらいの頃)

「今日は、にんじん、たまねぎだけだからね。
 おやつは買わないからね」など。

そして、お店についたら、
息子に「どこにあるか探して」と頼みます。
さらに、新鮮かどうか見るように、教えます。
喜んで、探してくれました。

お買い得商品などをゆっくり見ていられないかもしれませんが、
買い物は、手で触れるし、においも感じられるし、
言葉も覚えられるし、やわらかいものの持ち方や、
買い物袋に入れる順番とか教えられるし、
お子さんには、よい機会だと思いますよ~。
(以前、若い男性アルバイトの方が、イチゴを重ねて入れて、
 かなりつぶれたことがありました

入れる敏感期には、お子さんにかごに入れてもらうとか、
重いものを運びたがる敏感期には、かごを持ってもらうとか、
いろいろ工夫してみてくださいね。

息子が走り回って困った時は、多少重くても荷物を持たせました。
そうすると、気をつけて歩きます。
やることがないから、困った行動になってしまうと思います。

ちなみに、カートは大人には便利ですが、子どもは押したがりませんか?
上手に押すならいいかもしれませんが、
押すことに夢中になってしまう場合は、かえって大変かなと思います。

ぜひ、こちらもお読みください。
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相良敦子先生の講演会に行って来ました!

2010年04月25日 | 環境を整える

今日は、名古屋のスパイラルタワーズで
相良敦子先生の講演会がありました。
名古屋瑞穂のこどもの家の20周年記念講演でした。

相良先生は、終始にこやかに、ご講演されていたのが、
とても印象的でした。
瑞穂子どもの家の森下先生も、とてもステキな方でした。

新書
「モンテッソーリ教育を受けた子どもたち 幼児の経験と脳」
を元にお話されていましたが、直接お話を聴くことによって、
いろいろなことを考えさせられました。

そこで、お話されていたことは、

やはり・・・

1.環境を整える
 片付けの場所がわかるようにすること
 物が定位置にあること
 子どものサイズのものを用意すること

2.環境とのかかわり方を教える
 だまって、ゆっくりと見せること(提供または提示)

ということでした。

また、幼児期をすぎた小学生の子どもでも、
親がかかわり方を変えるだけで、子どもが変わるという
お話もされていました。
まず、100日がんばってくださいとお話するそうです。
そうすると、子どもが変わるそうです。
それだけでなく、夫に「お前変わったな」と言われるそうですよ。

他にも、いろいろなお話が盛りだくさんで、
時間がすぐに経ってしまいました。

機会がある方は、ぜひ、相良先生のご講演、お聞きになってくださいね。

 

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絵本の選び方【1~2歳】

2010年04月24日 | 絵本・児童書

幼いお子さんに、こんな絵本はいかがですか?

モンテッソーリ教育では、「子どもに本物を与えましょう」と
言われています。
特に幼いお子さんには、「うさぎ」と言っても、
立って歩く洋服を着たうさぎが出てくるような絵本はおすすめではないそうです。
 年齢が上がれば、それもよいそうですよ。
 「ピーターラビット」は良書ですしね。

初めて、いろいろなものに出会うときは、
実物を見せるのが一番いいのですが、できる場合ばかりではないので、
本物に近い絵や写真の本がいいみたいです。

今回紹介するのは、息子も大好きだった本です。

やさい (福音館の幼児絵本)
平山和子さく 福音館
  ひとつずつの野菜の畑での様子が描かれていて、
  その次のページで
  「やおやさんにならびました。おいしい○○ですよ」と
  繰り返されます。
  トマトが木になると思っていた子もいるので、
  畑を見るのが一番なのですが。

くだもの (福音館の幼児絵本)
平山和子さく 福音館
  同じ作家さんですが、こちらはくだものが丸ごと描かれていて、
  次のページでは、「さあどうぞ」と
  切ったものがお皿に乗っていたり、手に乗せて差し伸べられていたりします。
  思わず、手がでてしまうほど、おいしそうに描かれていますよ。

おかあさんといっしょ (福音館の幼児絵本)

藪内正幸さく 福音館
  動物の親子が見開きごとに写実的に描かれています。
  お母さんや子どもの表情がやさしく描かれていて、和みます。

ねんね
さえぐさひろこ文 アリス館
  キリンって、どうやって寝るか知ってますか?
  動物の子どもが寝ている写真絵本なのですが、
  これも、とてもかわいいです。

 

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子どもがやる気になっているときに

2010年04月20日 | モンテッソーリのこと

入園、入学、進級されたお子さんたちの様子は、いかがですか?

やる気満々になっているお子さんには、ぜひ、
いろいろやってもらいましょう。

 毎日、幼稚園(学校)に持っていくものの準備
 週の始めに持っていくものの準備
 着る服を選ぶ
 おうちでのお手伝いをやってもらう
 大きいお子さんには、さらに責任を持ってやってもらう

など、お子さんの様子を見て、ぜひやってもらいましょう。



息子が幼稚園の時に、ひとつ上のお子さんが年長になったときに、
「幼稚園に持っていくものは自分で手提げかばんに入れることにしている」

と聞いて、うちもそうしようと思って、やってみました。

誕生日とか年度替わりには、「大きくなったら、○○するんだ!」と
息子が、やる気になっていますので、
「大きくなるから、これは毎日できるかな?」など、声をかけやすかったです。
息子が「○○日からする~」と、やり始める日を決めてました。
「自分で決める」ことも大事なんですよね。

息子が、年長になるときに、
洗濯干しと洗濯たたみを毎日のお仕事にしました。
幼稚園に行く準備も、次の日に着る服も自分で用意していました。

着る服は、たたんだ服をそのまま次の日に着るので、
1日おきで、代わり映えしなくて、「あの服、よほど好きなんだねー」と
よくママたちに言われました。単に面倒なだけ?(苦笑)

「やりたくない」というときもありましが、だいたい続けてこられました。

息子は、今1年生になって、やる気満々になって、
予定表を見ながら明日の準備を自分でしています。

始めの頃は、あまりにのんびりで、隣で見ていたら、眠くなりました。
というか、ホントに、私、昼寝してしまいました
そしたら、息子はひとりで何とかやって、納得したらしく、
「できた!」という息子の喜びの声で目が覚めました。
それからは早くできるようになりました。

自分のことは自分でできるように、
「やり方だけ教えて、あとは口も手も出さない」
まさに、その通りでした
(「果報は寝て待て」ってこと?)

お子さんの自信にもつながりますし、
大きくなってから、ラクになりますよ~。
ぜひお試しください。

 

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野の花を飾る

2010年04月13日 | 日常生活の練習

あたたかくなって、
お外に出ることも多くなってきたのではないでしょうか?

草木も、緑の若葉を出し、花も咲き、
目を楽しませてくれるようになりましたね。

花壇の花もきれいなのですが、
子どもは、意外と道端の小さな草に興味があったりしませんか?

自分の子どもの頃を思い出すと、
大人が平気で踏んで歩く、「オオイヌノフグリ」を、かわいいな
と思ってました。
摘んでも、花瓶にもさせないような青い花の小さな雑草です。

息子は、一時期、「カタバミ」に、はまりました。
ハートの葉っぱの黄色いかわいい花です。
カタバミを、枯れてしまうからと根っこから持ってくるので、
水をいれた瓶にさしておくと、意外と持ちます。
そして、種が熟すと、勝手に飛び散ります。

そして、最近、かわいいと摘んできたのが、
これ「ホトケノザ」です。
これも、雑草なので、花が終わったら、種が飛び散りました。

自分で水を替えたりしてました。
だんだん腐ってきますが、それも子どもが見てわかること。
これは、理科にもつながっていきますよね。

つい、大人の目線だと、「こんなもの」と思ってしまいますが、
子どもの「きれい」だと思う気持ちを大切にしてあげたいですね。

子どもがきれいだと思っているものを、
「捨てなさい」といったりすることが重なると、
自分の感じ方や考え方に自信がなくなるそうです。

恐いですね~~

感覚の敏感期に子どもは、いっぱい感動しながら、
生涯を豊かな感性で生きる土台を作っているそうです。
貴重なチャンスですね!

親子が輝くモンテッソーリのメッセージ 子育ち・子育てのカギ
(相良敦子著 河出書房新社)に、書いてありました。

幼いお子さんを持つお母さんが読みやすい本です。
よかったら、読んでみてください。

とは言っても、
あんまり大きな雑草は、正直な話、「やめて~」と思いますので、
子どもの気持ちに共感しつつ、
そのあたりは、ご家庭にあわせて、臨機応変で

ぜひ、こちらもお読みください。
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2014.4追記
かがくのとも ハートのはっぱ かたばみ
今は、在庫がないようですが、お気に入りの絵本でした。

【参考記事】
花をいける

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