小学校1年生の息子の今日の宿題。
計算カードと国語の教科書の音読。
計算カードは、単語帳のようにカードがリングでとめてあって、
表に計算式、裏が答になっています。
今は、繰り上がりのある足し算(6+7など)です。
今日、ふと息子が言ったのです。
「計算カードやってると、算数棒が頭に思い浮かぶんだ~」って。
算数棒というのは、モンテッソーリ教育の算数教育で使う教具で、
1~10本まであり、1は赤(10cm)、2は赤青(20cm)、
3は赤青赤(30cm)・・・・と、色が交互になっている木の棒です。
10cmずつ長くなり、10は、1mになります。
小さな子供には、自分と同じくらいの長さの棒を扱うことになるので、
大変ですが、数を体感できますね。
10と同じ長さにするには、9と何を組み合わせるか、
8と何を組み合わせるか、などとやっていたので、
足し算すると思い浮かぶんだそうです。
モンテッソーリ教育を受けた子どもは、教具が思い浮かぶという話を
聞いたことがありますが、ほんとにそうみたいです。
小学校に入ると、初めのころは、具体物(小さいブロックとか)を使うけれど、
夏休みには、計算カードのタイムを計るとか、暗記するとか、
急に抽象的になり、スピードを要求されます。
(我が家は公立ですが、他の学校でもそうなんでしょうか?)
足し算の概念を定着させるというよりも、
繰り上がりなしの計算(答が10まで)くらいは暗記しておいた方が、
2学期からの繰り上がりの計算が楽になるから
ということみたいです。
夏休みは、計算カードのタイムが上がらなくて、悔しがっていましたが、
今日は、
「今は、ゆっくりしかできないけど、絶対速くなるんだ~。」
と、ちょっと前向きでした^^
幼児期に数に興味を持つお子さんも多いと思います。
ご家庭で、具体物を使って数えたりすれば、数を体感できますよ。