モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

計算カードをしていると算数棒が頭にうかぶ

2010年11月10日 | 算数教育

小学校1年生の息子の今日の宿題。
計算カードと国語の教科書の音読。

計算カードは、単語帳のようにカードがリングでとめてあって、
表に計算式、裏が答になっています。
今は、繰り上がりのある足し算(6+7など)です。

今日、ふと息子が言ったのです。
「計算カードやってると、算数棒が頭に思い浮かぶんだ~」って。

算数棒というのは、モンテッソーリ教育の算数教育で使う教具で、
1~10本まであり、1は赤(10cm)、2は赤青(20cm)、
3は赤青赤(30cm)・・・・と、色が交互になっている木の棒です。
10cmずつ長くなり、10は、1mになります。
小さな子供には、自分と同じくらいの長さの棒を扱うことになるので、
大変ですが、数を体感できますね。
10と同じ長さにするには、9と何を組み合わせるか、
8と何を組み合わせるか、などとやっていたので、
足し算すると思い浮かぶんだそうです。

モンテッソーリ教育を受けた子どもは、教具が思い浮かぶという話を
聞いたことがありますが、ほんとにそうみたいです。

小学校に入ると、初めのころは、具体物(小さいブロックとか)を使うけれど、
夏休みには、計算カードのタイムを計るとか、暗記するとか、
急に抽象的になり、スピードを要求されます。
(我が家は公立ですが、他の学校でもそうなんでしょうか?)

足し算の概念を定着させるというよりも、
繰り上がりなしの計算(答が10まで)くらいは暗記しておいた方が、
2学期からの繰り上がりの計算が楽になるから
ということみたいです。

夏休みは、計算カードのタイムが上がらなくて、悔しがっていましたが、
今日は、
「今は、ゆっくりしかできないけど、絶対速くなるんだ~。」
と、ちょっと前向きでした^^

幼児期に数に興味を持つお子さんも多いと思います。
ご家庭で、具体物を使って数えたりすれば、数を体感できますよ。

 

 

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とけいのほん【3歳~】

2010年11月08日 | 絵本・児童書

とけいに興味を持ち始めたら、この絵本。

息子は、3歳くらいだったと思います。
たぶん「3時になったらおやつ」ってよく言っていたから(笑)

とけいのほん1 (幼児絵本シリーズ)
は、簡単な時計の読み方(○時、○時半)

とけいのほん2 (幼児絵本シリーズ)
は、細かい分の読み方(○時20分、35分、17分など)

読んであげるなら、理解度に合わせていくといいと思います。
2巻の方は、5ずつくっついたカードを丸く並べると60分
とわかるように描いてあります。
数を数えるようになった頃で、
1つずつ数えるので、読み終わるのに時間かかりました。

そして、わが家では、↓の時計を使いました。
100均の厚紙製です。でも、一応動きますから。。
細かい分を知りたがるようになってから、
1分ずつの点を書き、1~12には、0分、5分、
・・・55分、60分と書き込みました。


モンテッソーリ園では、時計のお仕事もありますが、
園に入る前に読めるようになってしまったので、
園では、やらなかったみたいです。

でも、実は、息子の場合、「時間が読める」というだけで、
なかなか、体感はできませんでした。
「○時までにやる」と言っても、
どれくらいの感覚で、その時間が来るのかわかっていないので、
いくら時間が読めても、のんびり屋の本人としては、
「いつの間に??」って感じだったみたいです。

「○時までにやる」と言っても、なかなかできない
と思っていましたが、
「時間を読む」と「時間を体感する」という違いを、
幼稚園の先生に言われて気づきました。

最近やっと、
「これをするのに、○分くらいでできるから、△時までに間に合う」とか、
「△時までにやらないといけないから、○分からやり始めよう」とか
考えられるようになってきたようです。
こればっかりは、自分でつかんでいくしかないですからね。

小さいお子さんは、
自分で時間を読んだり、体感できませんから、
出かける前などは、やはり余裕をもって、
「自分で」用意ができるようにしてあげられるといいですね。

こんなこと書いてますが、モンテッソーリ園に通う前は、
時間に間に合わせるために、息子の支度を手伝ってしまう親でした。
モンテッソーリ園の先生には、
「自分で用意ができるように20~30分は余裕をもって」と言われました。
親が手伝ってしまった方が、早いし楽ですが、
後々のことを考えたら、子どもにとってどちらがよいか
ってことですよね。
自分の今までのやり方を変えるのは、
自分にとっても子どもにとっても大変でしたが、
あのままじゃなくてよかったと、今は思います。

時計の理解度には個人差がありますので、お子さんに合わせて紹介してください。


2014.7追記
【参考記事】
時間を守らない子ども
時間の見通しを持てるようになるまで(小5息子)

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最近の息子の作品(小1)

2010年11月04日 | 子育て記録

これは、スペースシャトルのプラモデルです。
でも、もちろん、これはほとんど夫が作りましたが(^^)ゞ
息子(小1)も、少しは色塗りとか手伝ったみたいです。


最近、あまり乗り物には興味がなかった息子が、
どうしても、スペースシャトルの模型がほしいといったので、
プラモデルの方が安かったので、夫が作りました。

できあがって、「乗り物の中で、いちばんかっこいい」と、
ものすごく気に入っています。

そして、この間から一生懸命描いていたものが↓です。

このプラモデルを見ながら描いていたのですが、
翼の部分に、プラモデルにはない国旗が描いてあったので、
どうしたのか聞いたら、図鑑を見て描いたと言ってました。
そして、毎日手を入れながら、名称を書き込み、
さらに、下に自分の言葉で説明文を書いていました。

 スペースシャトルは、じんこうえいせいをはこぶため
のロケットです。まずこたいねんりょうブースターがはずれて
そのつぎガイブねんりょうたんくがはずれて
おしまいにはスペースシャトルオービターだけでのこって
じんこうえいせいをはこびます。
 うちゅうにいって、はこびます。(原文)

カタカナひらがなまちがってるところもありますが、
文章を書くことは好きなようで、
虫の絵の横に、こういう説明文は時々書いたりしています。

↓こちらも、夏休みから根気よく描き足して、完成したそうです。


「かがくのとも」や、ファーブル昆虫記の虫たち〈1〉 (KumadaChikabo’s World)
ファーブル昆虫記 たまころがし (科学絵本ライブラリー)
なども、よく読んでいたので、マネしている感じはありますが・・・

文章を書きだしたきっかけは、幼稚園で絵日記を書いたことからです。

年長の時に、先生に話しかけたら止まらないって感じだったみたいで、
「お話したいことがたくさんあるようなので、絵日記を書いてもらうことにしました」と先生に言われました。
それから、園でも、よく絵日記を書いていましたが、
ブームのときは、家でも書きたがったので、絵日記の用紙を用意していました。

最近は、虫のことを話し出したら止まらないので、
「お母さん、よくわからないから、絵と文で書いてくれる?」と頼んだら、
時々書くようになり、話すことが落ち着きました。

ただ、息子は本好きだけど、気持ちを書く感想文は苦手なようです。

誰でも得手不得手があると思うので、
お子さんの得意なことを伸ばしてあげられるといいですね。

 

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