息子が年長の時から始めたブログですが、
その息子がこの春、小学校を卒業しました。
そして、中学校の入学式を無事迎えることができ、
新しいスタートを切りました。
小さな体に大きなランドセルを背負って、
「行ってきまーす!」と駆けて行った小学校1年生の頃を、
懐かしく思います。
帰り道、道草していたり、友達とケンカしたり、
なかなか帰って来なかったりして、心配したこともありました。
モンテッソーリ園を卒園した後、
モンテッソーリ小学校があればいいのに、と何度も思いました。
でも、モンテッソーリ園に行かなければよかったとは思いませんでした。
勉強の面から見れば、算数や理科や地理が好きだったり、
手先が器用だったり、集中力がある(好きなことだけですが)のは、
モンテッソーリのお仕事の影響があるように思います。
でも、それだけではなく、
人に影響されない、自分を持っているというのを感じます。
それは、幼児期に個人の主体性を尊重してもらったおかげなのかなと思います。
また、モンテッソーリ園での友達は、
家族ぐるみでずっとお付き合いがあります。
一人っ子の息子にとっても、私たち家族にとっても、
同じ価値観を持つ貴重な友達家族です。
小学校でいろいろあっても、認めてくれる友達がいるというのは、
息子にとって、とてもありがたいことでした。
私が悩んだ時は、相談に乗ってもらいました。
何を指針にするか明確になっていたから、
路頭に迷わずにいられたような気がします。
最近の息子は、無愛想になったり、
生意気なことを言ったり、
意外にも大人っぽい意見を持っていたり、
まだ甘えてみたり…
揺れ動く思春期というものに突入してきたようです。
こちらも、イラっとすることもありますが、
さらに自立するために必要な時期だと思って、
暖かく見守っていきたいと思います。
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モンテッソーリ園を卒園した後のことが、
少しでも参考になればと思って、書いてきました。
参考になったかどうかわかりませんが、
息子記事は、一旦ここで終了したいと思います。
少しでも、モンテッソーリ教育に、
興味を持っていただければ嬉しいです。
モンテッソーリ園が近くにない、
働いているからモンテッソーリ幼稚園には預けられないなど、
ご家庭によって、いろいろ事情があると思います。
でも、モンテッソーリ園に通わなくても、教具がなくても、
そして、モンテッソーリ園に通っていたとしても、
家庭でできることはたくさんあります。
幼児期は、人格の根っこを育てるとても大事な時期です。
ぜひ、モンテッソーリ教育の考え方を家庭に取り入れて、
楽しい子育てをしてほしいなと思います。
このブログは、続けていきますので、よろしくお願いします。
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モンテッソーリ教育を初めて知る方へ
マリア・モンテッソーリ
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