旧出島神学校

2010-01-15 07:10:04 | 福岡・長崎・佐賀


 空色に塗られた明治の洋館。 伸びやかなフォルムが涼しげですが、調べてみると当初の姿は現在のそれとはだいぶ違ったみたいです。 明治11(1878)年に英和学校として建てられたのがアーチ窓のある西側(向かって左側)の切妻屋根の部分という事でかなり小さめな建物からのスタート。 英和学校が閉鎖された後は神学校~宣教師宿舎と転用され、明治23~25(1890~92)年頃にベランダのある中央部と東側の切妻屋根部分が増築されてほぼ現在の姿になりました。 明治の末頃から民間の眼科や外科病院になっていたものを昭和47(1972)年に長崎市が買収し、その後の解体修理で大正末の震災で落ちたままになっていた塔屋上部などが復元されたそうです。  長崎県長崎市出島町  09年12月下旬他  







 

 以前は内部撮影不可(有料展示館だった為)でしたが2階には上がれたように思います。




 中央部分の1・2階全ての部屋にマントルピースがあるそう。


 









 4年半ぶりの長崎訪問でしたが出島周辺は整備が行き届いた様子でした。


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