若くして函館に渡り海産物問屋として成功した、当地(常陸太田)出身の梅津福次郎(1858~1942)の寄付により建設(昭和11年築 1936)。 自らの商才で蓄えた富を惜しげなく寄付し、彼の地・函館や故郷の為に御恩返しを忘れなかったという福次郎の誠実な人柄が浮かび上がるような立派な建物です。 太田町役場~常陸太田市役所として昭和53(1978)年まで使用され、現在は梅津会館と改称されて郷土資料館になっています。 茨城県常陸太田市西二町2186 07年04月中旬他
※写真が一部大きくなります。
※こちらが函館に残る梅津商店の建物。 06年04月下旬の撮影。
※おまけ 東一町で見つけた前島催事場。 てっきり梅津会館を真似た建物かと思いましたが、それよりもずっと早い明治期の建物と後日判明。 同行したM氏の指摘が無かったら完全に見過ごしていました。
中城町にあった北村洋品店は昭和4(1929)年の築。
こちらの看板建築は詳細不明です。