愛知県庁本庁舎

2009-03-17 07:07:19 | 愛知・岐阜








 この建物は昭和13(1938)年に完成した愛知の県庁舎です。 頭に名古屋城の天守のような瓦屋根が載っているのは、軍靴の足音が聞こえる時代を反映した帝冠様式を採用しているからです。 さすがに本物の名古屋城のように金の鯱は載っていませんが、本家が第二次大戦の空襲により焼失したのに対し、火に強いコンクリ造のこの建物はお隣の名古屋市役所(昭和8年築)と共に生き残り、以前と違わぬ異容(偉容)を私たちの前に誇っています。  愛知県名古屋市中区三の丸3-1-2  09年03月上旬