明るいニュース!

2015-10-07 00:47:09 | 家族日記
ちょっとずつ、秋めいてまいりました。

日中は、空気がひやっとしている分・・・
太陽光線にあたると、とても熱く感じるのです。
きっと、もっともっと寒くなって・・・コートやマフラーが必要になると・・・
太陽光線がポカポカに感じるようになるのでしょうが・・・
四季の移り変わりを感じながら・・・日記を書き込んでいます。

秋分の日は・・・
今年も・・・
パパのおじいちゃんおばあちゃんのお墓参りをしてきました。

そうそう・・・
仲秋の名月は、見逃してしまいましたが・・・
翌日のスーパームーンは・・・パパと一緒に眺めていました。

その日は、おめでたいニュースをパパがネットから拾ってきて・・・
私に知らせてくれたのですが・・・
その後、友人からは、「ショック~!」のメールが届きました。
そんな私は・・・「少子高齢化対策にはいいじゃん!」な~んて・・・
「まとも」な硬い返信をしてしまいました。
友人だって・・・
ご主人と築いてきた幸せな家庭で暮らしているので・・・
おめでたいニュースは、やっぱりおめでたいのです!
今時・・・こんな書き込みしたら保守的~って思われちゃうのかな?

でも本当のところどうなんでしょう?
地球に優しくなるためには・・・
人口は減少した方がいいのでしょうか?
しかも皆が皆、結婚してしまうと・・・
家庭でなんでも納まってしまうから・・・
経済効果も減ってしまうのでしょうかね~?
でも、皆が皆、結婚が面倒でしてくれないとなると・・・
将来、日本の人口は減ってしまうだろうし・・・
そうとなると・・・
今までの「まとも」だと思っていた思考をぐるっと転換して・・・
今までの「常識」とはかけ離れた「新たな常識」を作って行く努力が必要になるのでしょうか?
すると・・・
福山雅治さんの家族になろうよ」のような歌詞の世界は・・・幻になってしまいそう。

そもそも・・・
古典文学を読んでいても・・・
やはり、いつの時代も・・・家族とは面倒なようです。
そんな事を繰り返し、繰り返し・・・
色々な媒体からすり込まれたら・・・
そんな世代は、結婚願望をなくすのは当たり前の現象なのかもしれませんね。
この頃は、家族制度なんて必要ない!という考え方も多いようですし・・・
だから自由婚(事実婚)が選択できる国もあるのかもしれませんね~。
「家族」の文字を分解してみたら、家「いえ」の族「ぞく」です。
家族との生活は・・・
一人暮らしの人の様に、自分の好きな物だけに囲まれた暮らしがそこにあるのではなく、
アニメやトレンディードラマの様に、埃やチリ一つない美しい部屋が用意されているのではなく、
地味で見えない極々プライベートな部分を請け負う者が必要になってくるのです。
まずは、家族が生活していく為には収入が必要です。
そのためには、家族の誰かが、賃金を得るための経済活動や労働が強いられる訳です。
それから、家族が生活する為に家事をこなす者が必要。
そのためには、家族の誰かが、炊事、洗濯、掃除に買い物、etc...
あげたら切りがない地味な作業の労働が強いられるのです。
それを、毎日、毎日・・・
日々続けなくてはならないのです。
その極々プライベートな部分の役目を家族の誰かが請け負わなくては成り立ってゆかないのが・・・
家庭なのです。
もし?
この役目を今まで負っていた者が、急に放棄したら、それはもう家庭崩壊です。
今までは、この役目を「結婚」という常識で家庭を縛る事が出来ていたかもしれませんが・・・
今の時代は、結婚するのは常識という時代ではなく・・・
ライフスタイルが多様で自由な時代なのです。
それでも・・・
ほとんどの人は自分の意志で「結婚」を選択しています。
だからこそ・・・
家庭内には、愛情が溢れていないと・・・
「結婚生活」は成り立っていかない時代なのかも~。
独身でいる人や離婚する人が増加するのは当たり前の現象なのですね~!
すると・・・今や日本も・・・
健全な時代に近づいているのかもしれません。
家庭に対して愛情が持ち続けられる人だけが可能な「結婚生活」。
有名な作家さん方がよくおっしゃっているように・・・
小説は、誰にでも1冊は書けるのかもしれませんが、(売れる売れないは別として)
小説を書き続ける事が誰にでも出来ることでは無いのと同じ様に・・・
結婚は、誰にでも簡単に出来るかもしれませんが・・・
結婚生活を続ける事は誰にでも出来ることではないのかもしれません。

そんな訳で・・・
新しくスタートした朝ドラの「あさが来た」を感慨深く拝見させていただいております。
ドラマの内容は、庄屋の子息同士を許嫁にして結婚させるところからスタートしています。
そんな中・・・
ちょうど読みはじめたチャップリン関連の著書にも・・・
庄屋の子息に、許嫁が存在していたことが記されております。
それを読んだ瞬間・・・
一昔前の日本では、許嫁との結婚は本当に「まとも」なことだったのだ~!と・・・
驚いてしまいました。
しかも、このタイミングでこちらの文献に遭遇したこと事自体にも・・・
思わず「へっ!」って声をあげてしまうほど、自分の本選びにビックリしてしまいました。
こちらの著書によりますと・・・
庄屋の息子の高野虎市さんという方には、5歳の時に3歳の許嫁がいたそうです。
もしも・・・
高野虎市が許嫁との結婚をそのまま進めていたら・・・?
日本や世界の歴史が微妙に変わってしまっていたのかな?
話が逸れてしまいましたが・・・
現代では・・・
「家」より「個」の時代・・・
伝統を引き継ぎたい「家」の人の結婚となると・・・
本当に難しい時代なのかもしれませんね。
だからこそ・・・
長年に渡って続いてきた伝統が重んじられるのは当然なのですね。
そうそう・・・
例えば、「ねじまき鳥クロニクル」のクミコの様な「家」の結婚となると・・・
現代では、本当に難しい事なのかもしれません。
小説の中では、最後までクミコはトオルの前に姿を現さなかったけれど・・・
今の時代では・・・
綿谷家の様に伝統を引き継ぎたい「家」の子息ほど・・・
皮肉ですが、結婚が遠のく時代なのかも~。
極端ではありますが、
もし仮に・・・
ノボルの役目を急にクミコが引き継ぐ状況になっていたら・・・?
それでも、トオルはクミコとの結婚生活を望んでいたのかな~?と・・・
想像してしまいました。
小説の設定は、1984年頃ですし・・・
もしクミコが出馬したら・・・
平穏で自由な時間はますますなくなってしまうでしょうし・・・
プライバシーだってなくなってしまうのですから・・・
そんな事を・・・ふと考えてしまいました。
ん~なるほど・・・
クミコのトオルへの愛を更に理解することが出来ました。
村上春樹さんが・・・
「ねじまき鳥クロニクル」の小説を2部で終わらせようとしていた意図が少し理解できました。
やはり・・・
村上春樹作品は・・・何重にも何重にも・・・トリックが隠されているような・・・
奥が深くてファンタジーの様で・・・
実は現実的な作品が多いのですね~。

そんな中・・・
我が家には我が家の生活が流れているのです。
私は、20数年ぶりくらいになりますが・・・
家族と一緒に、真剣にラグビー観戦をしてしまいました。
そう!
ラグビーワールドカップの日本代表戦です。
スコットランド戦もサモア戦も・・・
パパとピカくんと三人で、TVに釘づけになって応援しちゃいました。
ん~懐かしい!
私だって、スクールウォーズ」のドラマを観てから、
「ラグビーかっこいい!」って感じで・・・
ラグビーは大好きなスポーツの一つでした。
高校ラグビーや大学ラグビーを観戦したこともあります。
「男」と「男」のぶつかり合いのスポーツなんだけど、紳士のスポーツ・・・
ボールはまん丸じゃないし、パスは後ろにしか出せないから・・・
なかなか、トライが出来なくて・・・
そんな歯がゆいスポーツだから・・・
観ている方も、つい力んじゃって・・・
「がんばれ!がんばれ!」って・・・思わず声を出して応援しちゃったり・・・
そんな訳で・・・
サモア戦があった翌日に、
情報番組のスポーツコーナーでは、日本代表VSサモア戦の模様が流され、
その後に・・・
五郎丸選手のラグビー人生のエピソードが紹介されていました。
それをピカくんと一緒に観ていたのですが・・・
ピカくんには、ラグビー日本代表を見習ってほしくて~・・・
そんな中・・・
ピカくんは、部活の大会に臨んでいる渦中にあります。
ピカくんの学校のチーム自体は、とてもいい感じで順調に勝ち進んでいるのですが・・・
ピカくんだけが、チームの中でも情けないプレーをしているのです。
そこで、ピカくんには、もっともっと熱い姿勢で大会に臨んで欲しくて・・・
TVを観ながら・・・
「不器用かもしれないけど、情けないプレーはやめて、もっと積極的なプレーを見せてほしいな~」と呟いておりました。
すると・・・
「だって~」と言い訳をするピカくん。
そこで・・・
私のスポ根時代のスイッチがプチっと入ってしまったのでした~!
気持ちは、まさにスクールウォーズの滝沢先生です。
久しぶりにピカくんに「大喝!」を入れてしまいました~。
この頃、思春期の少年の小説を読む機会が多かったので・・・
男の子って、とっても繊細でプライドの高い生き物なのだな~な~んて・・・
感じながら読書を続けていたのですが・・・
息子を持つ母親の私としては・・・
「ピカくんには、優しく褒めながら育てなくては~!」な~んて・・・肝に銘じておりました。
でも~それは駄目でした。
やっぱり、男の子のピカくんには・・・
優しくて逞しい男の子に育ってほしいのです。
私だって~、本当は、いつでも優しい母親でいたいけど・・・
いざとなったら、喝を入れられる母親でもいたいのです。(笑)
ちなみにパパは・・・
不甲斐ないピカくんの自主練習に付き合っておりました。
そして・・・
運動会前のまるちゃんには走り込みの練習に付き合っておりました。
そんなパパですが・・・
子供たちから頼られると嬉しいようです。
その為には・・・
いつまでも自分を鍛えたいとは申しておりますが・・・
パパの最大のライバルは、子供たちなのかも。(笑)

そうそう・・・
結婚して、自分で築いた家庭に、子供が誕生すると、
今度は・・・
家族の為に、賃金を稼ぐ人や、家事をする人に加えて・・・
家族の誰かが、育児や子育てを請け負わなくてはなりません。
それは、本当に大変なことで・・・
まさに愛情がなくては出来ない事なのです。

こんな感じで
「家族は大変!」みたいな事ばかり書き込んでおりますが・・・
そんな日常にも息抜きは必要!
先日、
仕事復帰した二児の母親の友人とお出かけをして・・・
贅沢な晩ご飯をいただいちゃいました~。
前回は、平日のランチでしたが・・・
友人の会社勤めが再開したので・・・
今回は、休日のディナーになったのでした~。
理解あるパートナーとの結婚生活なら・・・
仕事も家事も育児も、そして息抜きタイムも作りだせるものなのですね~!
ちなみに・・・
この二日後に友人から「ショック~!」メールが送られてきました。(笑)

そして、更に更に・・・
連日、素敵なニュースばかりですね~!
昨日は、大村智さんのノーベル医学生理学賞受賞のニュースが飛び込んできて・・・
「すご~い」って興味深く・・・
受賞内容をTVニュースで拝聴していました。
どうやら・・・
寄生虫の病気から人類を守るために、長年研究を続けてこられて・・・
ゴルフ場の土から発見した微生物で、
アイルランドのウィリアム・キャンベルさんと治療薬の「イベルメクチン」を開発して、
年間に何億人もの人々を救済しているとのことでした。
「神は細部に宿る」
開発とは・・・
何度も何度も気が遠くなるような数をノックして・・・
やっと戸を開けていただき、それから更に探して、求めて・・・
やっと神様から授けていただけるものなのですね。
「開」ひらいて「発」はっする!
新しいものを発見して研究して開発できる方って・・・
諦めない強靭な心をお持ちの方なのかもしれませんね!

トントン!
「神様!どうか、まだまだ学ばせてください!」


気まぐれママの読書タイム!

あれから「どんぐりのリボン」を読み終えました。
田辺聖子さんの作品を初めて読ませていただきましたが・・・
私が思い描いていた通り・・・
田辺聖子さんのお人柄が滲み出ている素敵なお話でした。
そして・・・
ちょっと・・・ウルウルしちゃいました。
こちらの小説が書かれたのは・・・バブル時代だったと思いますが・・・
バブルの薫りはぜずに・・・昭和末期の懐かしい香りがする温かいお話でした。
その頃の時代は・・・
私の、ふる~い記憶の中のイメージでは・・・
女性が・・・
仕事か?結婚か?どちらを選択するのが幸せなのか?
女性のエネルギー大爆発の時代!
女性の自立が騒がれていた時代でもあったような気がします。
小説のストーリーは・・・
保守的な男性に敵意を持っていたサツキが・・・
楽天的で、逞しくて、郷土愛に満ち溢れていて
その伝統を何が何でも繋いでいくために・・・
決して諦めない姿勢を保持し続ける男性の栗本に惹かれていく・・・お話でした。
そして、そんな保守的な男性にサツキの心が揺れていく過程がかわいくて・・・
ホント素敵!でした。
ストーリーの中には・・・
女の本音が盛りだくさんに綴られているのですが・・・
関西弁に緩和されて・・・嫌味がなく心地よく読者を包んでくれました。
そう!女の子は、嫌い嫌いも好きのうち!
脳みそではわかっていても・・・ハートがいう事をきいてくれないのです。
メスの本能はやっぱり・・・
逞しくて諦めない本能を持つオスに恋してしまう生き物なのかもしれません!
そして・・・
何もないところから築いた「愛」はきっと最強なものになるのでしょうね~!

そうそう・・・それから・・・
「見ることと見られること」の著書も読み終えました。
昭和の映画史や近代の日本人気質も学べました。
やっぱり、あの時代の映画の力ってすごいのですね~!
今の時代は、多種多様な媒体がそろっているから・・・
日本人も多種多様な考え方が受け入れらるだろうけど・・・
映像の情報が、映画しかなかった時代は・・・
日常で映画を観られる本数も・・・
今の時代よりはもっと限られていただろうし・・・
しかも限られた人だけしか観ていなかっただろうから・・・
世界を俯瞰して見ることが出来る・・・
バランスの取れた思考の日本人はそんなに多くはなかったと思います。
それでも・・・
映画の力ってすごいのですね~!
戦時中には、何気な~く・・・
ドキュメンタリーの反戦争映画を制作した監督がいたり、
騎士道精神の西洋映画の力で・・・女性蔑視の時代から女性崇拝の時代を迎えたり・・・
そんな時代が来なかったら・・・
恋愛映画も、恋愛ドラマも観ることは出来なかったのかな~?
そして・・・
人間は、誰かに見られているという意識があった方がいい行いが出来るそうです。
それは偽善かもしれないけど・・・
それでも、
あっ!そうだ~
私がこのブログをはじめた頃・・・
パパに「偽善者ブログ!」って言われたっけ!(笑)
こちらの書には・・・
「他人の視線の中に至福があることを語っており、その至福に至る道の至難さを語っているのである。」と・・・
締めくくられおりました。

そんな訳で・・・
只今、読んでいる本は・・・
「チャップリン暗殺」 (著)大野裕之
こちらの本は、タイトルに「ハッ!」として・・・数年前に古書店で購入したのですが・・・
「見ることと見られること」の本を読みながら・・・
自分の知っているチャーリー・チャップリンの知識を色々と思い浮かべておりました。
それなのに・・・
断片的な映画作品の映像は浮かんでくるのですが・・・
世界的に有名な喜劇の映画スターってことと・・・
風刺の効いたコメディー作品を創りだした喜劇スターぐらいでした。
でも・・・
私は、幼い頃から、黒いハットに白いお顔にちょび髭の風貌・・・
そんなイラストや写真とかを見るだけで・・・
それがエンブレムの様に「チャップリンだ~!」と認識しておりました。
それくらい・・・
誰の脳裏にも刻み込まれている喜劇王チャップリンのことがもっと知りたくて・・・
この度、こちらの書を開いてみました。
こちらの書は、世界や日本の近代史も学べる面白い書物のようです。
そして、こちらの書からは・・・
チャーリー・チャップリンに信頼されていた日本人の存在を知りました。
チャップリンの秘書の高野虎一の事も・・・興味津々です。
これから更に読み進めて・・・
騎士道精神で映画製作をしていたであろうチャーリー・チャップリンの事を学びつつ・・・
世界や日本の近代史も学びながら・・・読書を楽しみたいと思います。


そして・・・
今週、来週と・・・
サッカーやラグビーの日本代表にもキュンキュンしながら・・・
スポーツ観戦も楽しみたいな~!
がんばれ~!ハリルJapan!
がんばれ~!ニッポン!


またまた・・・
朗報が!
ノーベル物理学賞に・・・日本人の梶田隆章さんが受賞されたようですね~。
明るいニュースはいいですね!
何だか・・・元気がいただけます!

がんばろう!私!
がんばろう!ニッポン!





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