坊主の家計簿

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甲状腺がん「地域差見られず」

2013年11月13日 | 坊主の家計簿
【甲状腺がん「地域差見られず」

福島第一原発事故を受けて福島県がすべての子どもを対象に進めている「甲状腺検査」で、これまでにがんがみつかったりがんの疑いがある子どもの割合が、原発周辺の避難区域などとそのほかの地域とで大きな差がみられないことがわかりました。
原発事故で放出された放射性物質は甲状腺に蓄積してがんを引き起こすおそれがあるとされ、福島県は、事故当時18歳以下だったおよそ36万人を対象に検査を進めています。
12日開かれた「県民健康管理調査」の検討委員会で、県立医科大学の担当者は、これまでの検査でがんがみつかったり、がんが疑われる子どもが59人にのぼることを明らかにしました。
これについて、政府が避難指示を出すなどした原発周辺の13の自治体と、福島市や郡山市などそのほかの13の自治体を比較すると、がんやがんの疑いのある子どもの割合はいずれも全体の0.03パーセントで、担当者は、これまでの検査結果からは、地域によって大きな差はみられないとしています。
一方、甲状腺がんは通常、自覚症状が出てから検査を受けるケースがほどんどで、今回のように症状の有無に関わらず実施した検査の統計は過去にありません。
このため、調査を行った県や県立医科大学では、これまでにがんのみつかった子どもの数について、「原発事故が影響したものかどうか判断ができない」としています。
11月13日 09時45分】
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055646311.html



ものすごい素朴な疑問なんだが、福島差別を増長するような怪しげな情報を垂れ流さない福島や東北の真宗大谷派寺院ってあるのか?

あ、上記ニュースの意味する所が解らないなら、中学校からやり直すとイイと思われる。なんせ、「待ってて見つかった数字」と「大規模に探しまくって見つけた数字」を同列に並べるような詐欺的手法に引っかかってしまう人も多いのだから。

まあ、「尊敬する○○先生が紹介している人が言っている事だから」的な人には全く無駄な、居心地の世界を壊す事なんだろうけど。

勝呂

2013年11月13日 | 坊主の家計簿
【牛乳配達の青年は、こわごわ、遠くから、その死体を眺めた。
まるでその死体の番をするように野良犬が動かない。死体と同じように雨にしとどに濡れたその犬は哀しそうな眼で青年をじっと見つめた。まるで野良犬は青年にこう訴えているようだった。
(あんたには・・・この人の・・・哀しみがわかるか・・・)】(遠藤周作『悲しみの歌』より)

遠藤周作の最高傑作のひとつだと思うこの小説。

勝呂は闇医者になっていたはず。

【勝呂は最後まで罪の意識を自覚することはなかったと思うのだが、人は罪意識があろうとなかろうと、罪の解決がないと魂の平安を得ることはできない。それゆえに無意識であっても罪から逃避せざるをえなかったのであろう。】http://yukochappy.seesaa.net/s/article/23202458.html より

と、この一連の論文(ブログ記事だが)の最後辺りで書かれているが、別に魂の平安なんかいらんやろ、と思う。

魂の平安なんかあったら、勝呂と連帯出来んぞ。