長文を打ち直す気力も時間もすっかりなく、適当に。
健康ブーム。だから山本太郎が当選する。それは身体的。でも、精神的健康ブームでもあり、だから「美しい日本」だとか、「こころのノート」だとか。
「あなた、アダルトチルドレンですよ」
「いや、違います。私は単なる人間です」
どんどん、どんどん、『不健康』というレッテルが増えて、居場所を失わせる。故郷から、存在の故郷から、健康の為に、「あなた、そんな所に居てたらダメですよ」と。
だから、寂しい。肌恋しい。
肌は生。善悪関係なく、認められる世界。自他へのエロス。自虐という自分への肌への出会いを求める行為もあれば、他人の肌を求める、まあ、解りやすいエロスもある。
共に、自分という存在、人間社会だとか、時代の価値観だとか、全く関係なく、「生きている!」と実感出来る世界。
健康で居てもらいたい、というのは、単なるこっちのワガママ。離れたくないだけ、ずっと一緒にいたいだけ。その人の、相手の問題じゃない。あくまでもこっちのワガママ。
矢野絢子 てろてろ