坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

THE BLUE HEARTS 1987野音2 ラインを越えて

2013年07月11日 | 南無阿弥陀仏の結婚式
【満員電車の中 くたびれた顔をして
夕刊フジを読みながら 老いぼれてくのはゴメンだ】

【机の前に座り 計画を練るだけで
一歩も動かないで 老いぼれてくのはゴメンだ】

というのは不自由ではなかろうか。
こういう事をいう人には『満員電車の中で夕刊フジを読んでいる人』『机の前に座り計画を練るだけの人』の存在が見えていない。いや、見ようとしていない。
曲名は「ラインを越えて」であり、歌詞の最後にも

【僕はラインを越えて 確かめたい事があるよ】とあるが、なら、自我が作り出した『自由という幻想』のラインを越えて、現実に、真の自由、存在の大地に立ち還り、自分が「ああは成りたくない」という人の存在を確かめていただきたいものである。
それが

【生きられなかった時間や 生きられなかった場面や
生きられなかった場所とか 口に出せなかった言葉
あの時ああすればもっと 今より幸福だったのか?
あの時ああ言えばもっと 今より幸福だったのか?】

の迷いを解きほぐす糸口になる。
『生きられなかった時間』も、
『生きられなかった場面』も、
『生きられなかった場所』も、
『口に出せなかった言葉』も、
そんなもんはない。勝手に頭の中で思っているだけ。自分(の行動)に満足していないだけ。だから「老いぼれてくのはゴメンだ」になる。


つか、この時の真島って、バリバリ若いし(笑)まあ、この曲がずっと好きで、でも、最近疑問に感じた事を少し。



THE BLUE HEARTS 1987野音2 ラインを越えて

映画『害虫』画像

2013年07月11日 | 坊主の家計簿



映画『害虫』

こういう感じの映画は日本映画以外にも沢山あるのだろうけど、やっぱし、こういうのは同じような空間と時間、か。

この映画と、『リリィシュシュのすべて』は、弱い45歳を迎えたオッさんの永遠の青春映画として、これから何度も観るのだろうなぁ…。