坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

社会の『人』

2011年06月17日 | 坊主の家計簿
 雨。まあ、梅雨か。

 今日は涼しかったが、まあ、それでも暑くなって来つつあるので保育園から帰って来た娘は晩御飯の前にママと一緒にお風呂に入ってから晩御飯を食べる。「6時に晩御飯なんか食べれるか!」の私は7時から食べていたのだが、これで一緒の時間に御飯を食べるようになった。
 娘は喋れる言語は「パパ」「ママ」と、「おいしい」である。厳密には「おいしー」なのだが。え~。。。パパ&ママの次に「美味しい」とは、え~。。。しかも、ちゃんと美味しいと感じた時の「おいしー」であるので、「どんだけ食い意地はってまんねん」なんだが、生き物として正直である。
 で、今日は頂いた八つ橋(京都のあれ)を食べてたら、「寄越せ」的な行動。え~。。。まずは匂いを嗅がせる。ニッキの匂いってガキには合わんと思ったのだ。次に破片を渡す。八つ橋、固いし。パリポリ食べ始めるどころか、合計4枚ぐらい食べた。さすがに食事後だったので最後のは少し残して「パパ」と手渡して歯を磨きに行ったのだが、え~。。。まあ、甘さも控えめだし、まあ、エエか?と。
 八つ橋食べてハイテンションだった娘は22時過ぎまで起きていて、「早く寝な、明日保育園に遅れるで」と叱られて寝たのだが、寝室に行く時もハイテンション。まあ、すぐに寝たみたいだが。

 ママと娘が寝て、パパ時間。テレビニュースで菅直人まだ総理がテレビに出てた。何やら孫正義と一緒に写ってて、え~。。。ほれ、ネットのテレビみたいなやつ、『ニコ生』というのか?『ユーストなんとか』というのか?そんなのに出た時のやつなのかな?よく知らない。
 んが、菅直人まだ総理、むっちゃハイテンション。「お前、飲んでるのか?」というぐらいのハイテンション。ありゃー、なかなか辞めんのではないか?

 関西のAMラジオでは少しだけ有名な今井一が原発の是非を問う国民投票の動きをしている。まあ、今井一は別に原発だけでなく一貫して国民投票の人なので、まあ、時流に乗ったか。京大の小出先生も大阪ローカル反原発運動家(っちゅうか、関西空港にも関わってはったかな?)から、今や全国区である。この2人が関西ローカルから全国区に今回の原発事故で羽ばたいた。これは宇都宮まきちゃんの姿を全国ネットでも見れるようになったのと同じ嬉しさがあったりする。
 反面、「都落ちですか?」というのが、

 http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/06/16/松沢・前神奈川県知事の華麗なる転身、吉本で「/

 である。え~。。。「人生、キツいっすね」っちゅう話なのかも知れないが。。。

 あ、で、今井一の国民投票である。何やら議員連盟みたいなものも出来るらしいが、無難に菅直人が入ればエエのでは?と思ったりするのだが。
 いや、あれだけハイテンションなんだし、「解散して国民に原発の是非を問う事も考えましたが、被災地の状況を考えると解散総選挙をやっている場合ではありません。しかしながら、私が総理大臣の間に原発に対する是非に対する道標をつけて置きたいのです」なんぞと、どうせ数年後しか出来ないわけなんだし、改憲以外にも国民投票で是非を問える道標を


 



 とでんな(笑)

 菅直人という叩き上げの総理大臣は「権力の座に居たい」というよりも、「え?俺、総理大臣になって何もやってないやんけ。このままやったら後の世に『ああ、菅直人ね。あのカイワレ食べてた人』ぐらいしか憶えて貰えへんやんけ」っちゅうか、まあ、『菅直人=薬害エイズ』みたいな感じになってしまうのだろうし、だったら「何の為に総理大臣になってんや?」なんぞと。
 いや、別に、総理大臣になって派手な仕事をしなくても、地味な総理大臣だって必要なんだし、居なければ困るわけなんだし、別に名を残す必要もないのかも知れないが。大きな仕事をする必要もないと思うのだが。

 江戸幕府でも(すいません、若干歴史オタクです)そうなんだが、派手な将軍、っちゅうか、何かの改革をやった、例えば吉宗とか、そういう将軍にはスポットライトが当たるが、でも、地味な将軍だって、地味に、江戸幕府を守って来たわけなんだし。あ、幕府の是非は置いといて。

 なんか、派手な動きとか、改革をした人ばかりにスポットライトが辺り、地味な人を置き去りにする様な『改革』っちゅうのは好きになれん。っちゅうか、余り健康的な社会ではないやろ。
 将来の夢で「結婚して子どもと一緒に暮らしたい」が「夢がない」と言われる様な社会は、健康的ではないやろ。「毎日、御飯食べれて、生きてたらそれでいいです」が「夢がない」という様な社会は健康的ではないやろ。

 「少年よ大志を抱け!」で、追いつめられる人が出て来る社会は健康的ではないやろ。
 「貴様は帝国軍人としてそんなに怠けててもいいのか?陛下に対して恥ずかしいと思わないのか!」って、健康的ではないやろ。やりたい人がやればエエだけの話。

 あ、菅直人まだ総理。
 何か、あのハイテンションは「こいつ大丈夫か?」と思ったりする。なんか、ヤケクソっぽい、病的なものを感じた。「私が総理大臣のうちに」と、やりたかった、やり残した仕事に対する焦りもあるのかも知れないが、総理大臣を辞めてからの『菅直人総理大臣』でなく、『人間・菅直人』としての人生もまだまだあるわけなんだし。え~。。。まあ、適当に。