坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

『ハイビジョン』と『フルハイビジョン』

2009年12月26日 | 坊主の家計簿
 テレビの価格調べで街へ。
 似た様な事を考える人は居るもんであって、店員と価格交渉中の兄ちゃん、恐らく価格.COMで調べたらしい値段を店員に伝えている。んが、ミナミと激安家電の聖地・池袋とは違う。よって「大阪では無理ですねぇ。。。」と店員に云われる兄ちゃん。で、兄ちゃん「池袋で買って大阪に送ってもらう事とかって出来るんですかね?」と。素晴らしい、素晴らしいぞ兄ちゃん。私も同じ事を考えていたのだ。んが、私は東京まで行ってる時間がなく、っちゅうか、日帰りやったら出来るけど、「まあ、せっかく東京に来てんやし」と、諸々遊びに行きたいし。かつ、私が狙っているテレビの価格なら、東京まで行っても片道の新幹線代になったら上出来の値引き交渉であろう。っちゅうか、高速バス代ぐらいかな?まあ、東京に行くついでに「お、土産に安いしテレビでも買お」みたいな感じならエエやろうけど、買い出しに行くのわのぉ。。。まあ、その兄ちゃんが狙ってたテレビは結構ええヤツであって、大阪価格と池袋価格とでは3~4万違うらしい。これなら往復の新幹線&カプセルホテル代には充分なる。青春18きっぷを買って行けば、充分な旅行が出来る。

 で、私も店員相手に価格交渉。っちゅうか、『値切る』っちゅうよりも、価格に×してあったので「これってナンボなん?」と聞いたら、表示価格の3分の2ぐらいの値段を提示されて少々ビックリ。
 ついでに気になっていた質問をする。なんか、同じシリーズのテレビでも32インチと40インチで画面のキレイさが違うのだ。「なんでなんですか?」って、聞いたら「フルハイビジョンだからです」との答え。
 「フルハイビジョン???」である。そういや、テレビCMかなんかで聞いた事がある。しかし、『ハイビジョンの別名』ぐらいにしか思ってなかったので、「ハイビジョンとフルハイビジョンとでは画素数が倍違うんです」との説明に「画素数なら解る」である。まあ、細かい分だけ映像がキレイなんだろう。
 若干、心をゆらしながら次の店へ。狙っているのは東芝レグザR9000の32インチであるが、フルハイビジョンの40インチも捨てがたい。んでもって、次の店で価格を見て比べる。ただ店員がムチャ忙しそうで相談案内待ちが20分以上らしい。よって自分で見てただけなんだが、32インチと40インチの価格差は3万なんだが、32インチのポイントが15%で40インチは『19%以上』らしい。んでもって、『政府エコポイント』っちゅうのが32インチが12000点で、40インチが23000点らしい。
 え~と、

 32インチ 約100000ー15000(ショップ・ポイント)ー12000(エコ・ポイント)=約73000円
 40インチ 約130000ー26000(ショップ・ポイント)ー23000(エコ・ポイント)=約81000円

 で、8000円違いである。かつ、これは『19%以上』というポイントを20%で換算しているわけであって、これが25%なら32500円であり、

 約130000ー32500ー23000=74500円である。つまり、ポイント引きを考えると40インチの方が安くなる。まあ、最初に支払う現金は40インチの方が高いが。あと40インチの方には『5年間無料保証』がついている。う~ん。。。40インチが「買い」かも知れん。
 んが、今さっき明日(っちゅうか、今日)からのチラシをネットで見たら、40インチの方は広告から外れとるやんけ。。。チラッと店員に聞いた所「5年間無料保証は広告に掲載されている商品ですよ」との事やったし、広告から外れたら、価格ものぉ。。。どうせ俺の人生、こんなもんや。。。
 しかも、帰宅して「ママ、フルハイビジョンって知ってるか!」と、40インチ計画を話そうとしたら、23時過ぎにも関わらず寝とるやんけ。。。まあ、疲れてるんやろうけど。。。

 知らない言葉、って沢山あって、その事を「知らなくて当たり前」みたいな感じで対応してくれた『専門家』の店員。得意になるわけでもなく、ごくごく当たり前の事として。私には『画素数』で通じたが、画素数が通じなければ、もっと違う表現で伝えるのだろう。買って貰わないといけないから。

 『お経の宅配』なんぞという。でも、とある先輩から教えて頂いた言葉に「宅配って、ホンマに届けてるのか?」と。
 先日の学習会での雑談で色々な先輩達の法事や月参りを、「どういう風にしているか?」という話を聞けた。自分で本などを読んだり、アイデアを出してやっている部分もあるが、「あ、こんなやり方あるんや」と、ムッチャ勉強出来た。

 ママは育児で忙しい。パパは『フォロー』程度しかやってない。オシメだって交換するのは多くて3回。今日何ぞはゼロである。ママが『ハイビジョン』と『フルハイビジョン』との違いを知っているかどうかは解らないし、まあ、一緒に見に行くのだが、それでも『勉強出来た』が故に、ママに『ハイビジョン』と『フルハイビジョン』との違いを説明しなければならない。
 理由は「私がフルハイビジョンが欲しい」からである。

 「御一緒に念仏を申しましょう」
 「念仏の教えを一緒に学びましょう」
 等と云う時に、私は『私がフルハイビジョンが欲しいからである』等という感じで伝えようとしているのか?『否』としかいえない。他人事になっている。『個人』に埋没している。

【都から遠く離れたところに住む人々は、仏教の言葉の意味もわからず、教えについてもまったくの無知なのである。だから、そのような人々にもやさしく理解してもらおうと思い、同じことを何度も繰り返し繰り返し書きつけたのである。ものの道理をわきまえている人は、おかしく思うだろうし、あざけり笑うこともあるだろう。しかし、そのように世間の人からそしられることも気にかけず、ただひたすら教えについて無知な人々に理解しやすいようにと思って、書き記したのである。】(現代語は本願寺出版『唯信鈔文意』より)

 電気屋の店員から『ハイビジョン』と『フルハイビジョン』の違いを教えて頂いた。