エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

奥多摩の山

2017年01月22日 | ポエム
今日、奥多摩まで出かけた。
青梅にいる、大兄の見舞いに出かけたのである。
いつもの、従兄と共に・・・。

大兄に、お昼ご飯をご馳走して頂いた。
見舞いに「和菓子」一折を持参しただけなのに・・・。
しかも、高級な日本茶までお土産に頂いてしまった。



その後、小河内ダムまで出かけた。
奥多摩の山は、まだ雪をしっかりと残している。



陽当たりの良い丘陵地は、新芽らしき色合いが垣間見える。
春隣の奥多摩ダム湖、である。







「粛々と谷の筋まで山眠る」







山は『眠って」いる。
尾根筋、谷筋それぞれが雪を被っているのだ。



夕方、ダム湖は銀色に光りながら闇に沈もうとしていた。
詩情に充ち満ちている。

だがしかし、俳句は詠めなかった。



     荒 野人