エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

蜜柑

2017年01月11日 | ポエム
柑橘系の実生は、様々あるけれど今が見頃食べ頃である。
今日は、蜜柑だけれどぼくのハードディスクの中には色々溜まっている。
例えば橘の実、例えば橙の実、例えばカボスの実、例えば金柑の実などである。

収穫しない畑も結構ある。
それはそれで、見た目に楽しい。



蜜柑は、やはり撓わである。
蜜柑でも、温州みかんの生っている数は比較的少ない。







「黄昏や蜜柑の玉の仄と白」







この見事な蜜柑色。
けれど、黄昏時の蜜柑は白っぽい。
白く浮き上がって、豊かさが感じられるのである。



今夜は、食後に温州みかんを頂いた。
炬燵を設えていないので、ホカホカ・カーペットの上のテーブルの網かごに載せてある。

それでも、冬らしい風情である。



     荒 野人