エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

南天の実

2017年01月03日 | ポエム
もう大分陥っているのだけれど・・・。
まだ枝から離れきれずに、居残ってる赤い実がある。

それはうら寂しくもあり、何故か寂しさが漂っている。
もっとも、雪が降って雪兎を作る時に無ければ困る。
南天とはそうしたものなのかもしれない。

明日、アップしようと思っているけれど、昨日メジロとあった。
草餅色の身体が、可愛らしかった。
けれど、何故か面白そうに遊びに興じていて写真を撮らせてもらえなかった。

取り敢えずメジロと分かる写真が、数葉sるのでそれでと思っている。







「落ちきらぬ南天の実の憾みかな」







さて今日は南天の実、である。
南天の実が、とりわけ漢方で珍重されているのは誰でも知っている。
咽喉飴もあるくらいである。

その成分がきっと優しいのである。
田舎では、厠の裏手に植えてあった。
何故かそれが懐かしい。



南天の実が落ちきらぬうちに、雪よ・・・。
いざ降らしめよ!



     荒 野人